家族と疎遠の女が統合失調症の弟と相続を気にするワケ
(回答者に交替)
坂井眞:
よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いします。
坂井眞:
ま、これまで、色んな長い歴史の中で色んなことあったと思うんだけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
今のところ、弟さんグループホームに入っていてえ、
相談者:
はい
坂井眞:
あまり接触がなくて、当面なにか、あのお、すごく困っていること、があるというわけではないですよね?
相談者:
ええ、ないです、はい
坂井眞:
それでえ、今、特別、何があるわけではないんだけれども、
相談者:
ええ
坂井眞:
ま、一つ、分るのは、一年後には、グループホームに居られなくなって出てきちゃうと。
相談者:
ええ
坂井眞:
それがあ、あの、ご心配なのかな?とは思うんですが、
相談者:
ええ
坂井眞:
何かそれ以外にその、今日、電話してみようと、思われた理由ってのはありますかね?
相談者:
妹や母が、あの、被害にあってますのでえ、
坂井眞:
はい
相談者:
どう食い止めたら、いいものかと思いまして、
坂井眞:
ああ、なるほど。
で、妹さんとしては、来られちゃうと、断りきれずに、色々、たかられる感じで、無理して渡しちゃったりするんですか?お金。
相談者:
いえ、あのお、まったく、受け付けないで、
坂井眞:
うん
相談者:
窓ガラス割られ、たりとか。
坂井眞:
あー
相談者:
あのお、そいで、警察沙汰に、
坂井眞:
はい、はい
相談者:
ってことです・・
坂井眞:
なるほお
相談者:
はい
坂井眞:
で、ま、受け付けないで渡さないってことは、それは僕は正解だと思うんですが、
相談者:
はい
坂井眞:
あの、いくら、自分の兄弟が、大変だって言ったって、払えるのは限度があるので、
相談者:
はい
坂井眞:
それは断らなきゃいけないときは断ると。
相談者:
はい
坂井眞:
で、何かそういう、ガラスが割られたとかっていうことがあれば、やっぱり警察に言うしかないことだと思いますから、
相談者:
はい
坂井眞:
あのお、それで、いいんだとわたしは思いますが、
相談者:
はい
坂井眞:
お母さんもやっぱりそういう被害受けてらっしゃるの?
相談者:
ええ、ええ、そお、思いますね。
坂井眞:
具体的には今、最近そういうことがあったということではないのかな?
そうすると。
相談者:
ええ、今のところは、あの、まあ、離れてますので・・
坂井眞:
分りました。
じゃ、今のグループホームに入られたのは何年前ぐらいなんですか?
相談者:
1年ぐらいですか・・
坂井眞:
じゃ、あと1年で出ちゃうと。
相談者:
はい
坂井眞:
いう感じなんですね、それは元々、そういう期限があってと。
相談者:
はあ、はい。
坂井眞:
入る前はどんな生活だったんですか?
相談者:
えとお、母と、暮らしてたんですが・・
坂井眞:
ああ・・
それは、お母さんの家に、一緒に居たという感じですか?
相談者:
はい
坂井眞:
それは長かったですか?
相談者:
ええ、そおですね。
坂井眞:
うん・・
で、生活はどうされてたの?
お母さんが支えてたの?
相談者:
そお・・だと思います。障害者ということもありますが・・年金とか、でやってるんだと思います。
坂井眞:
障碍者ってのは、弟さんの?
相談者:
ええ、それも、ありますし、はい
坂井眞:
お母さんも年金もらっているのかな。
相談者:
あまり分らないんですがあ・・
坂井眞:
ふうん・・だから、あのお、二つのご相談のうちの、一つの、どう接したら良いか?っていうのは、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、接すると言うと抽象的だけども、
相談者:
はい
坂井眞:
もっと、現実的な、リアルな話なのかな?
相談者:
・・
坂井眞:
どうやって生活立てるんだろう?とか、そういうご心配なんですか?
相談者:
ま、それも、そうですねえ・・あとお、お金の管理が出来ない・・のでえ、
坂井眞:
うん
相談者:
どうするんだろう?とか・・
特にい、あの、相続が、発生してしまったらあ、あの、
坂井眞:
うん
相談者:
その、なんかいいアイデアはないんだろうか?と思いまして。
坂井眞:
じゃ、順を追ってお話しますけれども、どう接したらいいか?っていうことについては、
相談者:
はい
坂井眞:
法律上は、その、民法に、扶養義務っていうのは一応、定めてあってえ、
相談者:
はい
坂井眞:
で、夫婦の扶養義務っていうのは、同じレベルで生活しなさいっていう、またもうちょっと強い、扶養義務があるんですが、親子とか夫婦。
そうじゃない、親族間の扶養義務って民法の877条ってところにあるんですけど、直系血族と、ま、兄弟(けいてい)姉妹、兄弟(きょうだい)姉妹ですね、互いに扶養する義務があるって、こう書いてあるんですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
だから、一つはあなたの場合、弟さんだから、ま、一応助けなさいとは書いてあるわけですね。
相談者:
はい
坂井眞:
民法上は。
だけれども、それは、夫婦でお互いに、同居して協力しなさいっていうほど、強いものじゃなくて、
相談者:
ええ
坂井眞:
ある程度自分の生活も立てながらあ、援助できる範囲でやりましょう、というような、イメージとしてはそんなふうに考えてもらうといいんですね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、親子の場合、未成年の子の場合はさっき言ったように強いものだけれども、もう弟さんも42歳で成人で、逆にお母さんはもう72歳でだんだん、年取って衰えてきますよね?
相談者:
はい
坂井眞:
どうしたって、えー、そこは、もう成人どうしなので、そういう意味では、あなたと同じような、直系血族、兄弟姉妹ってところに入りますからね、
相談者:
はい
坂井眞:
お母さんが自分の生活犠牲にしてまで、何かをしなきゃいけないっていう話でもないんですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
義務はあるんだけどね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、それで自分の生活が壊されてもしょうがないとか、そういう話ではないので、
相談者:
は、はい
坂井眞:
そんなに心配しなくては、いいと思います。
相談者:
はい
坂井眞:
で、えー、弟さんは弟さんでえ、ま、基本的に、この国、自分で、えー、自分の生活を立てていかなきゃいけないっていう、
相談者:
ええ
坂井眞:
国だけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
だけれども、ほんとにそれが出来ない人に対しては、福祉があってえ、生活保護っていう手段もありますからね。
相談者:
はい
坂井眞:
えー、それは弟さんの場合、そういう思い病気があるんであれば、それはあのお、堂々とそういう制度を利用すべきだと思うんです。
相談者:
はい
分りました。
坂井眞:
それが一つですね。
相談者:
はい
坂井眞:
それと、あと、あのお、ま、相続、それから相続しないにしても、お金の管理が出来ない話っていう、
相談者:
はい
坂井眞:
お話がありましたけれども、これについては、今お父さんが、成年後見人で弁護士が付いてるっていうお話でしたよね?
相談者:
はい
坂井眞:
それと同じなんですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
成年後見っていうのは別に、年をとらなきゃいけないっていうわけではないので、
相談者:
はい
坂井眞:
自分でそういう、自らの生活の管理をする能力が、無くなる、ってしまった場合は、それはあのお、こういう精神的な病気の場合でも同じですよね?
相談者:
はい
坂井眞:
年とらなきゃダメだってことではないので、
相談者:
はい
坂井眞:
ほんとにお金の管理が出来ないとかいうことであれば、
相談者:
はい
坂井眞:
成年後見人、をつける、申し立てをすべきだってことになると思いますね。
相談者:
あ、分りました。
坂井眞:
あとね、もう一つ、あの、相続、のことを心配されてますけど、相続って、あのお、そういう財産関係、自分で処理する能力がないといけないからあ、
相談者:
ええ
坂井眞:
もし、そういう能力がないんだったら、
相談者:
ええ
坂井眞:
相続のときにも成年後見人を選ばなきゃいけなくなります。
相談者:
はい
坂井眞:
で、弟さんにも当然に、あのお、法定相続分というものがあるから、それは相続されるべきだし、
相談者:
はい
坂井眞:
で、そのお、ちゃんと分ける話が出来ない、遺産分割の話が出来ないんだったら、成年後見人を選ばなきゃいけない。
相談者:
はい
坂井眞:
で、無事、えー、相続、をした場合に、弟さんが取得したものを、使い方、どうしちゃうんだろう?っていうのは、も、成人どうしだから、
相談者:
はい
坂井眞:
あなたがあまり心配してもしょうがない。
相談者:
分りました。
坂井眞:
と、思った方がいいですね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、それでもやっぱり兄弟のことで気に掛かるって言うんだったら、それはちゃんと成年後見人を選任をして、
相談者:
はい
坂井眞:
今、お父さんやってらっしゃるから、分ると思うんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
財産管理、ちゃんとしますでしょ?、成年後見人の
相談者:
はい
坂井眞:
家庭裁判所の監督を受けて。
相談者:
はい
坂井眞:
そういうふうにすれば、弟さんが、親、から相続を受けて、手に入れた財産を、無駄遣いしないで済む、ということになると思います。
相談者:
はい
坂井眞:
よろしいですかね?
相談者:
はい、分りました。
ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)
自己中心的かつ恥知らずな相談。
弟の面倒は一切みたくない。
弟に遺産は一切あげたくない。
ってことですよね。
統合失調症だけだと保護すべき病人というイメージになるから、ナルシストと言うことで弟の人格を下げて加害者イメージを作り。(稚拙すぎて効果ないけど)
それで家族は被害者だから弟とを排除したいと、そういう感じですね。
こんな家族だから弟は益々どうしようもなく悪化したのでは。
子供を殺してください という親たち
というマンガを思い出しました。