性生活を暴露する別れたDV夫のブログを見つけ蘇る恐怖

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
予想通りの、ほんとに、独創的な視点だったと思います。

相談者:
はい

加藤諦三:
そいで、最後にね、

相談者:
はい

加藤諦三:
これは幼児期の、って先生が仰った・・んですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
つまり、あなたさっき憎しみが消えてないって言いましたよね?

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
それは確かに一つ、元夫に対する憎しみ・・なんですけども、

相談者:
はい

加藤諦三:
それだけではないですよね?

相談者:
はい、違いますね。

加藤諦三:
そうですね?

相談者:
母親・・

加藤諦三:
うん

相談者:
に対して・・

加藤諦三:
ですよね?

相談者:
はい、あります。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、憎しみが消えてないということの中にい、

相談者:
はい

加藤諦三:
そういう、元夫だけじゃないんですよ。

相談者:
うーん、はい

加藤諦三:
で、結構厳しい、あの、しつけの、家だったの?

相談者:
あの・・いえ・・わたしは一度、あのお、母の不倫で、

加藤諦三:
うん

相談者:
母に10歳のときに、一回捨てられてます。
そして、ま、母が大きな病気をして、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、ま、父とは籍を抜かないまま出て行ってしまったので、

加藤諦三:
はい

相談者:
行く所がなくなって、

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお、わたしが、21歳のときに、母がまた、父の所に戻って来ました。

加藤諦三:
はい

相談者:
それから、あの、父は早くに他界しまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
母親あ・・とは、思いきれない、もう、一度捨てられて、どう対応していいか分からない母、を、

加藤諦三:
うん

相談者:
看ながらあ、生きてきたという感じでした。

加藤諦三:
うん
要するに、あなたはお母さんとの関係でね、

相談者:
はい

加藤諦三:
満たされない欲求があるんですよねえ。

相談者:
はい

加藤諦三:
実はあなたが、あなたを過去に固執させてる原因は何か?というと、

相談者:
はい

加藤諦三:
その、満たされない欲求なんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
だから離婚してえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
今ご主人が、いいご主人なんでしょう?

相談者:
はい

加藤諦三:
でも、更にその、あなた、どんどん退行、欲求なんですよ。

相談者:
たいこう・・

加藤諦三:
退行、あの、退いて行く、後ろに。

相談者:
あー、はい

加藤諦三:
退行欲求なんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、人はなぜそこまで人を退行させるか?過去に固執するか?と。
要するに過去の、あの、結婚に固執してるわけです、あなた。

相談者:
はい

加藤諦三:
それは、さらにその先に、満たされない欲求があるからなんですよ。

相談者:
あー、はあ、はい

加藤諦三:
満たされない欲求は、人を過去に固執させます。

相談者:
はい

加藤諦三:
その満たされない欲求ってのは、おそらく、その、母親との関係なんですよ。

相談者:
あー、その通りだと思います・・はい

加藤諦三:
ですからあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
ここにきちんと気がつけばあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
なぜ自分は、これまで、過去の夫に固執するのか?っていうのが、自分の中で見えてくるんですよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
だって、もう、固執する必要ないんですけれども。

相談者:
そうですね、はい・・

加藤諦三:
これはどんなに辛くても、ここは正面から向き合って、

相談者:
はい

加藤諦三:
で、乗り越えた人ってのは、みんな自分の力で最後乗り越えてるんです。

大原敬子:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
でも、あなた、とにかく、これだけのことをね、

相談者:
はい

加藤諦三:
正直に全部、話してくれましたから、

相談者:
はい

加藤諦三:
先は開けます。

相談者:
はい

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
はい、はい失礼します。

加藤諦三:
自己憐憫は、行き止まりです。

(内容ここまで)

てっきり弁護士案件かと思った。

実名とかじゃなければ、見なきゃいいだけの話。
本人もそんなふう。
プレイを息子に知られるのはいいのね。

だから内面にフォーカスするのはいいんだけど、消化不良。

 

加藤 「正直に全部、話してくれましたから、」

そっか?

最初の相談者の話からすると、離婚したのは26の息子が15のときだから11年前、相談者が38のとき。

で、離婚前には別居期間があって、収入が途絶えてしまった母子3人は実家を頼ったと。

ところがだ、最後の打ち明け話によると、その実家というのは、父親は早死にしてて、大病を患って不倫から出戻った母親がいるだけ。
相談者が初婚前に看ざるを得なかった受け入れ難い母親。

この母親を頼ったって言うの?
経済的に?

そして、その後、彗星のように現れたのが今の旦那。

うつ病の40過ぎの子持ち女とどっかで知りあって、好きになって、付き合って、プロポーズして、息子2人と養子縁組までして。

フム。

 

さらに分らないのが大原さん。

・相談者は離婚を後悔
・ブログを読むという行為が物語る元夫への感情
・別れた原因はセックスに深く関係

まさに加藤氏が言う ”独創的な視点”。

でも、こういう思わせぶりな指摘だけっての、やめて欲しいわあ。
ちゃんと最後まで言ってよ。

相談者も否定するわけでも、肯定するわけでもでもなく、ただ感心してる様子。

で、「性の問題は幼児期にある」、とか言っちゃって、加藤先生にバトンタッチするんだけど、加藤先生は、母親との満たされない欲求が退行欲求となって、何ちゃらかんちゃら。

バトン渡ってない。

で、励まして終了。
性の問題はどこにいったんだよ、性はあ!

もう加藤先生に巨大化した大原さんは受け止められない。

 

退行欲求

Regression desire

現在の自分より幼い時期に戻ろうとする欲求。
耐え難い状況を避けようとしてする無意識の防衛と捉える場合もあるし、直面する困難を避けようとする意識下の行動として捉える向きもある。

加藤氏によると、人は常にこの退行欲求と、困難に向き合おうとする成長欲求が葛藤しているらしい。

退行欲求に従って生きている人は、現実が厳しい時でも心理的には居心地がいいから変わりたくない
<加藤諦三 悩まずにはいられない人>

悩みを解決するには、自分を変えていかなければいけないのだが、それを拒否して嘆いてばかりの人。
今日の格言にある「自己憐憫」は退行欲求と同じ線上にある。

 

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