（回答者に交代）

塩谷崇之：
はい、こんにちはあ

相談者：
お願いいたしまあす。

塩谷崇之：
はい
えーと、弟さんのところにい、

相談者：
はい

塩谷崇之：
いー、内容証明が来てえ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、弟さんはそれは、当然読んでおられるわけですよね？

相談者：
はい、はい

塩谷崇之：
で、お父さんがそれを見たと。

相談者：
はい

塩谷崇之：
で、そのことについて弟さんは、

相談者：
知らない

塩谷崇之：
知らない

相談者：
はい

相談者：
ということですね？

相談者：
はい

相談者：
で、お父さんが心配をしていると。

相談者：
はい

塩谷崇之：
なるほど

相談者：
はい

塩谷崇之：
えーと、その内容証明というのは、

相談者：
はい

塩谷崇之：
その相手の、女性の、旦那さんから来てるんですか？

相談者：
だと、言ってました父は。

塩谷崇之：
ふうん

相談者：
はい

塩谷崇之：
弁護士とかではないんですね？

相談者：
あ、弁護士さんからも、なんか電話掛かってきたみたいです。

塩谷崇之：
電話？

相談者：
はい

塩谷崇之：
え、内容証明・・が来て、それとは別に、弁護士から・・

相談者：
それより前に、電話があったそうです。

塩谷崇之：
あー、弁護士から電話があったのにい、

相談者：
はい

塩谷崇之：
その後でえ、弁護士ではなくう、その旦那さんからあ、

相談者：
あ、いえいえ、払う相手がご主人ていうことです。

塩谷崇之：
あー、その女性のご主人・・に、慰謝料を払えと。

相談者：
はい

塩谷崇之：
その女性のご主人からの請求なわけですね？

相談者：
ちょっとそこは分かりませんけど、でも、ご主人に、払う慰謝料だと、言っ・・ってます。

塩谷崇之：
うん、で、

相談者：
はい

塩谷崇之：
その、払え、と言ってきてるのは弁護士なんですか？

相談者：
ああ、分かりません

塩谷崇之：
それは分からない？

相談者：
はい

塩谷崇之：
はあ・・
そおですか・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
分かりました。
そこはね、まず

相談者：
ええ

塩谷崇之：
確認をしていただく必要があると思うんですがあ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
まず弁護士がね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
代理人として入ってえ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
で、あのお慰謝料請求をしてきたと。

相談者：
はい

塩谷崇之：
で、それに対してえ、請求にそのまま応ずるか、あるいは金額の交渉するか？、というのはありますけれどもお、

相談者：
はい

塩谷崇之：
ま、それで示談が成立する場合にはですね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、相手側に、あの、弁護士が入ってる場合にはあ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
ま、示談が成立するというのは、

相談者：
はい

塩谷崇之：
もう、それ以上、

相談者：
はい

塩谷崇之：
の、請求はしませんよと。

相談者：
はい

塩谷崇之：
いう内容が必ず入るんですね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
ま、示談書の内容としてはね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、甲と乙との間にはあ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
この、示談書に定める他には、なんらの債権・債務も無いことを確認すると。

相談者：
ああ、そうですか。

塩谷崇之：
これ、ま、精算条項っていうふうに言うんですけれどもお、

相談者：
はい

塩谷崇之：
そういう条項が必ず入ると思います。

相談者：
えっと、入るというのは、自宅に送られてくるということですか？

塩谷崇之：
えっとお、いや、示談交渉をしてえ、

相談者：
ええ

塩谷崇之：
最終的に示談が成立する段階でね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
示談書というのを作ると思うんですね。

相談者：
あ、はあ、はあ、はあ

塩谷崇之：
そういうのを作らずにい、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あの、いきなりお金を払うっていうことは無いですからあ。

相談者：
あ、そうですか、はい

塩谷崇之：
逆に言うと、あなたの弟さんの方もね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
向こうから言われたから、振り込んでください、って言われたんで、そこにポンっとお金を払うっていうことは、しない方がいいですよね。

相談者：
あ、そうですか、えっと

塩谷崇之：
必ず、

相談者：
はい

塩谷崇之：
その示談書、こういう内容で、示談をしますよ、ということを、お互いに、確認する、

相談者：
はい

塩谷崇之：
うー、書面を作って、

相談者：
はい

塩谷崇之：
で、それに基づいて支払うっていう形にしなければいけない、です。

相談者：
はー、じゃ、内容証明だけで支払いってことはしちゃだめってことですね？

塩谷崇之：
そうですね、それはしない方がいいですね。

相談者：
あ、はい、分かりました。

塩谷崇之：
ま、相手が弁護士であればですね、

相談者：
ええ、ええ

塩谷崇之：
あのお、そこら辺はきちんと、

相談者：
ええ

塩谷崇之：
そういう手順を踏んでやってくると思いますんでえ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
心配はない、

相談者：
はい

塩谷崇之：
と思うんですけれどもお、

相談者：
はい

塩谷崇之：
相手が弁護士ではなくてね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
その旦那さんが直接、請求してきてる場合には、

相談者：
はい

塩谷崇之：
逆にあなたの弟さんの方でね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
そこら辺は注意をしないといけないわけですよ。

相談者：
はい

塩谷崇之：
旦那さんが、すごくね、こう、口調が、厳しかったとか、

相談者：
ええ、ええ

塩谷崇之：
怖かったということでえ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
言われるままにお金を払ってしまうと、

相談者：
はい

塩谷崇之：
後になってね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、その２００万を払ってはもらったけど、

相談者：
はい

塩谷崇之：
それは損害の一部だと。

相談者：
はい

塩谷崇之：
こちらあ、は、その２００万ぐらいじゃ納得

相談者：
はい

塩谷崇之：
できないんだと。

相談者：
はい

塩谷崇之：
後で言ってきたり、することがありますんでえ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、そうじゃなくて、今回のこの件に関してはね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
弟さんの方で、支払い義務のあるのは２００万であって、

相談者：
はい

塩谷崇之：
その２００万を、払ったときには、他には、債権・債務はありませんよ、ということを、

相談者：
はい

塩谷崇之：
きちんと、書面で確認をして、その上で払うと。

相談者：
はい

塩谷崇之：
そういう手順を、おー、踏んでおく必要があると思います。

相談者：
はい

塩谷崇之：
それをしないとね、

相談者：
ええ

塩谷崇之：
やっぱり、後が怖いですからあ、

相談者：
ええ、ええ、ええ

塩谷崇之：
必ず、それをするように、

相談者：
はい

塩谷崇之：
していただきたいと思います。

相談者：
はい

塩谷崇之：
で、もっと言えばね、それをやる、うー、ときにね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
心配であればあ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
弟さんの方も、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、弁護士を頼んで、

相談者：
はい

塩谷崇之：
その弁護士にい、先の心配の無い

相談者：
はい

塩谷崇之：
ような、

相談者：
はい、はい

塩谷崇之：
示談書をきちんと作ってもらって、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あるいは向こうから出てきた示談書の案を

相談者：
はい

塩谷崇之：
きちんと見てもらって、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、こういう形での示談であれば、あー、

相談者：
応じる・・

塩谷崇之：
後に引きずることはないよ、

相談者：
あ

塩谷崇之：
ということを確認した上でね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
示談書を取り交わすと。

相談者：
あ、分かりました。

塩谷崇之：
そういうふうにした方がいいと思いますので、

相談者：
え、ええ、ええ、ええ

塩谷崇之：
この、必ずね、合意をしたね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
内容を、

相談者：
はい

塩谷崇之：
書面で残しておくというのが、これ、示談をする上で一番大事なことですので、

相談者：
はい

塩谷崇之：
言われるがままに

相談者：
ええ、ええ

塩谷崇之：
支払うということだけは、しないようにしてください。

相談者：
はい
すみません、じゃ、えっと、内容証明が来たっていうことイコール、弁護士さんがついてるっていうことにはならないんですね？

塩谷崇之：
そうですね、

相談者：
あ

塩谷崇之：
一般の人でも

相談者：
ええ

塩谷崇之：
内容証明は出すこと、

相談者：
あ

塩谷崇之：
誰でも出すことが出来ますんでえ、

相談者：
なるほど、

塩谷崇之：
はい

相談者：
そおですか

塩谷崇之：
はい

相談者：
はい
分かりました。

塩谷崇之：
はい、それが一点ですね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
それから、もう一つね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、じゃあ、そうやって示談が成立したとしてもね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
後で怖い人が出てきて、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、話を蒸し返されたらどうしようか？と

相談者：
はい

塩谷崇之：
そういう、先ほど申し上げたような

相談者：
はい

塩谷崇之：
示談書をきちんと作っていればあ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
もお、お金を払った時点で、

相談者：
はい

塩谷崇之：
お互いの間に債権・債務は無いということが確認してるわけですからあ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
それにも関わらず相手が、

相談者：
はい

塩谷崇之：
さらに、いー、請求してきたとしてもね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなたの弟さんの方には、

相談者：
はい

塩谷崇之：
法律上の支払い義務は無いわけですよね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
で、支払い義務が無いにも関わらずう、

相談者：
はい

塩谷崇之：
例えば何かね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、これは払わないと、

相談者：
ええ

塩谷崇之：
大変なことになるぞ、と

相談者：
ええ、ええ、ええ

塩谷崇之：
いうようなことで、

相談者：
はい

塩谷崇之：
脅すようにしてね、

相談者：
はい、はい

塩谷崇之：
お金を請求う、を、もし相手がしてきた場合にはね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
これは恐喝とか脅迫とかね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
そういう犯罪い、行為になりますんで、

相談者：
はい

塩谷崇之：
もしそういうことがあればね、今度は

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなたの弟さんの方がね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、警察に、

相談者：
あ、そうですか。

塩谷崇之：
はい、こういうことを言われています、と。

相談者：
あ、はあ

塩谷崇之：
きちんと示談をし、

相談者：
ええ

塩谷崇之：
もうこれ以上債権・債務が

相談者：
ええ、ええ

塩谷崇之：
ないことを確認したにも関わらずう、

相談者：
関わら、あ、はい

塩谷崇之：
追加請求をしてきてます、と。

相談者：
はい、はい

塩谷崇之：
で、単に請求するだけじゃなくてね、

相談者：
ええ

塩谷崇之：
えー、それに応じなければ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
こういう危害を加えるぞ、とか、

相談者：
はい

塩谷崇之：
そういうふうに脅されて、

相談者：
ええ、ええ

塩谷崇之：
要求されてます、という場合には、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あー、警察に、相談を

相談者：
あ、そうですか、はあ、はあ

塩谷崇之：
するということもできると思います。

相談者：
あ、分かりましたあ

塩谷崇之：
で、ましてや相手がね、

相談者：
え、え

塩谷崇之：
例えばそのお、所謂その、反社会的な、

相談者：
はい

塩谷崇之：
人、であればね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
警察に相談に行ったらあ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
警察は、比較的速やかに事件としてえ、

相談者：
あ、はあ、はあ

塩谷崇之：
立件して動いてくれると思います。

相談者：
なるほど

塩谷崇之：
はい

相談者：
はい、分かりましたあ。

塩谷崇之：
ですからね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あの、先ほど申し上げたように、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あのお、示談をする際に、

相談者：
はい

塩谷崇之：
も、これ以上、この示談書に書いてあること以上の、義務は無いんだということを、

相談者：
はい

塩谷崇之：
きちんと確認をすると。

相談者：
はい

塩谷崇之：
このことだけ気をつけていただければ

相談者：
あ、はい

塩谷崇之：
はい

相談者：
はい、分かりましたあ。

塩谷崇之：
それ以上のことは大丈夫

相談者：
ええ

塩谷崇之：
だと思いますんで、

相談者：
ええ、ええ、ええ

塩谷崇之：
で、あともう一つはね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あのお、弟さんの方は２００万円ていう金額に納得しているのかもしれませんけれどもお、

相談者：
はい

塩谷崇之：
その女性とね、関係を持った結果、

相談者：
はい

塩谷崇之：
その女性の方の家庭がどうなったのか？っていうことは、分からない・・んですかね？

相談者：
なんか、離婚するって言ってる・・

塩谷崇之：
離婚することのなった？

相談者：
はい、はい

塩谷崇之：
うん、そういう不倫を理由に、

相談者：
ええ

塩谷崇之：
相手が離婚することになったのか？ならなかったのか？によってもね、金額っていうのは

相談者：
ええ

塩谷崇之：
少し違ってきますのでえ、

相談者：
ああ、そうですか。

塩谷崇之：
はい、

相談者：
じゃ、

塩谷崇之：
その辺りも、

相談者：
ええ

塩谷崇之：
もしかすると、

相談者：
はい

塩谷崇之：
確認した方がいいのかもしれないですね。

相談者：
確認をするというのは？、どういう・・

塩谷崇之：
あの、ですから、

相談者：
はい

塩谷崇之：
２００万円・・

相談者：
ええ

塩谷崇之：
の、請求に対してね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
ほんとに２００万円を支払うべきなのかどうか？ということについてえ、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、もし、弟さんの方でね、２００万円っていうのは多すぎるんじゃないか？

相談者：
あ

塩谷崇之：
ということであれば

相談者：
ああ、なるほど、はい

塩谷崇之：
その辺りは、

相談者：
はい

相談者：
あー交渉をする、余地はあるのかも

相談者：
あ

塩谷崇之：
しれない、

相談者：
はい

塩谷崇之：
です

相談者：
はい、はい

塩谷崇之：
ただ、弟さんの方でね、

相談者：
ええ

塩谷崇之：
も、そんな、面倒臭いことはせずに、

相談者：
はい

塩谷崇之：
とにかく、

相談者：
はい

塩谷崇之：
早く２００万払って、

相談者：
はい、はい

塩谷崇之：
この場を治めてしまいたいということであればね、２００万を払ってもやむを得ないとは思いますけども、

相談者：
ええ、そうですね

塩谷崇之：
その場合には、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、この２００万以上の

相談者：
ええ

塩谷崇之：
請求は、無いということを

相談者：
はい

塩谷崇之：
きちんと確認しておくと。

相談者：
はい

塩谷崇之：
はい

相談者：
はい、分かりました。

塩谷崇之：
そこだけえ、あの、よく気をつけるように

相談者：
ええ

塩谷崇之：
してください

相談者：
はい、分かりましたあ

塩谷崇之：
はい

（再びパーソナリティ）