努力して夫を嫌いになれたら娘も離れた自己愛の女
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
はい、初めまして、高橋です。
相談者:
初めまして、はあい
高橋龍太郎:
そもそもご主人とは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
どんな、そのお、ボタンの掛け違いがあったの?
相談者:
とっても仕事があのお、顧客を持って、お客様からも、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
あのお、お褒めの言葉が続出で、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
んでえ、そのうち、あのお、趣味の方でもね、あのお、お友達が沢山できて、
高橋龍太郎:
ご主人の趣味?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ご主人の趣味は何だったの?
相談者:
ゴルフです。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
で、そのゴルフう・・そのものよりも、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
その、お友達い、の存在がとっても大きくなっていってえ、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
とにかく忙しい中で、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
わた、くしとの時間・・ま、全然、できなくなってしまったんですね。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
その不満をわたしが、あのお、溜めに溜め込んでバーンと、あの、ぶつけたもんですからあ、あのお、そこで主人は、あのお、もう、
「何も俺は悪いことしてない」
「仕事は」
あのお、
「楽しくてしょうがない」
「趣味の方も楽しくてしょうがない」
んん、
「そんなこと」
あのお、
「文句言われる筋合いはない」
っていうことで、
「勝手にしろ」
って言って、怒って、
「別れたっていいんだぞ」
みたいな、ことでえ、
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
そのまま、
高橋龍太郎:
その時、あなたは働いてた?
相談者:
働いてました。
高橋龍太郎:
ふうん・・
相談者:
で、その頃は、あのお、わたしの母も同居してまして、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
元気でいてえ、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
はい
でえ、それでえ、ほぼ10年間その状態が続いてしまってえ、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
で、あたしもどっかで、あのお、気がついて、えー、話し合い持ってくれるかと思ったんですけどもお、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
んん、もお、待ちくたびれましたね、も、2年も、3年も、
高橋龍太郎:
んん
相談者:
その状態続いてしまってえ、
相談者:
うん
相談者:
で、も、3年目ぐらいからわたしは、あのお、も、待つの止めよう、もう、良いとこ見ないで、嫌いになってやる、そうすれば自分の気持ちが楽になると思ってえ・・
たら、ほんとに、嫌いになってしまったんですよ。
高橋龍太郎:
ふうん・・
相談者:
価値観が全然違くってえ、気持ちが通じなくなってえ、もお、ほんっとに、あのお、嫌で嫌でしょうがない・・気持ちも、もう、前面に出ちゃってたみたいですね、あたしも。
高橋龍太郎:
うん・・、そこがね、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そこがあ、だからあ、たぶん娘さんがあ、普通に聞いてて受け入れ難いとこだと思うよ。
相談者:
そういうことだと思います。
で、主人もそのとき、
高橋龍太郎:
だってえ、普通、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そんなご主人は世の中に、沢山いるよ。
で、その人たちの奥さんは確かに自分にい、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
振り向いてくれない、ことは、確かに沢山あって、寂しいかもしれないけど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それで嫌いになる人はいないよ。
相談者:
嫌いになって、しまったんですね。
高橋龍太郎:
いや、いや、だからあ、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
何で、嫌いになるわけ?
相談者:
あのお、
高橋龍太郎:
結局あなたの中にい、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ものすごく自己中心的な、
相談者:
あー
高橋龍太郎:
自分本位の気持ちが強くあるもんだからあ、
相談者:
あーあー
高橋龍太郎:
いつまで経っても、子どもと同じでえ、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
自分を振り向いてくれない存在を嫌いになっちゃうのよ。
相談者:
はい、はい、はい
高橋龍太郎:
それペットと同じだよ。
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
もっと分かり易い言い方をすると。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だからあ、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
グジグジ、グジグジ10年間娘にずうっとご主人の悪口言ってるわけ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それは自分を振り向いてくんないから。
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
でも、そんなこと、娘に聞かされたら・・だって娘さん、お父さんとあなたの子どもなんだよ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
お父さんの悪口ずうっと10年間聞かされたら娘にとっちゃ、あなたは、憎しみの対象以外何者でもなくなっちゃうよ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それが何で分かんないの?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
人間っていうのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だいたいみんな、好きか嫌いじゃなくて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
グレーゾーンで生きてんの。
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
好きな部分もあれば、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
嫌いな部分もあるよって言いながらも、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
同じ家族を形成しているからには、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そういうグレーゾーンで、あるときは妙にくっついてみたり、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あるときは少し離れてみたりしながら、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
でも、家族っていう中に生きてる限りは、嫌いにならないで、お互い枠組みを守ってくわけだよ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それが全然出来てない、今のあなたの話を聞いてると。
相談者:
あー
高橋龍太郎:
だからそれが出来てないからあ、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
娘さんが、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
たまさか、嫁いだ先で上手くいってないって言ったらば、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そしたら、あなたが、も、優しく抱えてあげるポジションなのにい、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
自分が糖尿病の治療上手くいったからっていって、たぶん、すごく、指図してああしろ、こうしろって言ったんだと思う。
相談者:
はあ、はい、はい
高橋龍太郎:
それは、娘さん、そら、うま・・ただでさえ上手くいってないのに腹が立つでしょう?
相談者:
はあい
高橋龍太郎:
だから、その、なんだろう?、さっき、娘の思いやりがどこにあるんですかね?ってあなたが
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
いみじくも言ったけど、あなたの家族への思いやりはどこにあんの?
今の話聞いてて、微塵も感じられないよ。
相談者:
あー
ただ、わたくしの中では、いつも自分のことは、二の次でえ、家族最優先で生きて来たつもりなんですけど。
高橋龍太郎:
家族最優先で生きてきたつもりなんだけれどお、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それがあ、自分の、自分への愛から出発してるからよ。
相談者:
あー
高橋龍太郎:
自分を捨てて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
相手を愛してるんじゃないの。
相談者:
あ、はい
高橋龍太郎:
自分が好きだから、この自分が好きになった相手であるご主人、自分が好きだから、その娘である娘を愛するっていう、ことが見え見えなのよ。
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
相手にとっては、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
素直な、無償の愛って感じられないの。
自己愛の延長でしか感じられないんだよお・・
相談者:
ああ・・
高橋龍太郎:
だから、逆にもっと単純な言い方をすればあ、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
嫌いだと思ってたら嫌いになったって言うんだったら、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ご主人や、娘さんのことを好きになって、どんどん、どんどん好きになるようにい、自分で心がけてごらん。
それだけの心変わりが出来るんだったら、きっと出来るはずじゃない。
相談者:
そお思うんですよね、
高橋龍太郎:
うん・・
相談者:
だから、嫌い・・ほんとに嫌いになれたのにい、今度、じゃ、それを好きに戻そうってのが、とっても困難なんですよね、なんか、
柴田理恵:(笑)
高橋龍太郎:(笑)困難たって、だって、逆に相手の立場を考えてごらんよ、ご主人や娘さんのお。
相談者:
・・
高橋龍太郎:
好きになろうとしても、あんたたちのこと、もう好きになれないよね、って言ってるんだよ、それ。
相談者:
はい、そうなんです。
高橋龍太郎:
そんなひどい話ある?
相談者:
ああ・・
高橋龍太郎:
そんなこと言えないってば。
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
どおんなことだって、一つ、二つ、三つって数えていったら相手が好きになる美点は必ず、ご主人にも娘さんにもあるじゃない。
相談者:
んん、見えなくなって・・
高橋龍太郎:
それ丁寧に見つめてあげなさい?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そして昔の、仲のいい時代を思い出しなさい。
相談者:
も、ほんと、忘れ・・
高橋龍太郎:
そうじゃないと、ほんとに一人取り残されるよ。
相談者:
取り残されちゃってるんです。
高橋龍太郎:
いや、いや、だったらあなた、変えていくしかないじゃないの。
あなたが変わってくしかないじゃない。
愛情復活させてごらん?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
うん
今さら別れて、あなた、ぽつんと一人で生きてたって、こんな寂しい人生ないよ。
相談者:
でもお・・も、も、ダメかなあ、と思って・・
高橋龍太郎:
頭下げりゃあいいじゃないの、ご主人にだって、娘さんにだって、
「ちょっと今まで、生意気だったわね」
って。
「ちょっと言葉がきつかったしい、正直思いやりも欠けてたと思うからあ、」
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
「もう一度やり直してくれない?」
って一言言えばいいじゃない。
わざわざ、ご主人だって、頭下げたんだよ、定年のときに、
「今まで、ちょっと辛い思いをさせたね」
って。
相談者:
うん・・
高橋龍太郎:
そしたら、あなた、ものすごく邪険に、
相談者:
そう◆#
高橋龍太郎:
「もう、今更、無理だわよ」
ってポツーンと言ったんでしょう?
相談者:
言っちゃったんですよ。
高橋龍太郎:
だからあ、そのことを今思うと、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
「ほんとに、ひどい、妻だったけど、もう一度やり直せるかしら?」
って頭下げてごらん。
そういう気風(きっぷ)のいいご主人だったら、もうすぐ、打ち解けてくれると思うよ。
相談者:
んん・・やってみます。
高橋龍太郎:
うん、やってみてください
相談者:
はい、はい
(再びパーソナリティ)
無理無理
このBBAが頭を下げるなんて到底できない
万が一頭を下げたとして、夫は許してくれるかもしれないな(相手が今でも和解を望んでいるなら)
だが娘は無理だろうね^^;
母親は父親の悪口ばかり言ってくる。
そのくせそのいざ娘が辛いときには見放される。
娘の恨みは根が深そうだから修復したいならこのBBAが根本から気持ちを入れ替えないと無理だろうけど、絶対無理だろうから修復もできないだろうな
この相談者の気持ちちょっと解るんだな~。でもこの人は実行しちゃったんだね。その結果がこれ。私はこれを反面教師として高橋センセの言うグレーゾーンで生きてこーっと。