シュレッダーの藻屑と消えた男の住所。娘は母と断絶した
テレフォン人生相談 2015年11月6日 金曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女58歳 夫60歳 娘30歳 3人暮らし
今日の一言: 悩みは昨日の出来事ではない。~ ベランウルフ
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、お願いします。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい、最初に年齢おしえてください。
相談者:
はい、わたし、58歳です。
加藤諦三:
58歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
60歳です。
加藤諦三:
60歳、お子さんは?
相談者:
あ、一人、娘がおります。
加藤諦三:
お嬢さん何歳?
相談者:
30、歳です。
加藤諦三:
はい、今、もう、家、出てるんですか?
相談者:
いえ、一緒に暮らしています。
加藤諦三:
一緒に暮らしてる、はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、どんな相談ですか?
相談者:
はい、あのお、娘との、関係、についてご相談です。
加藤諦三:
はい
でえ、お嬢さんと上手くいってないとか、そういうこと?
相談者:
はい、2年前からあ、一切娘と、会話がないんですう。
加藤諦三:
かい・・
相談者:
ちょっと、或ること、
加藤諦三:
はい
相談者:
を、わたしがいたしまして。
加藤諦三:
あ、例えば、朝、顔合わしますね?
相談者:
はい
加藤諦三:
同じ家に住んでるわけですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
朝、顔合わしても、おはようございます、も言わないってこと?
相談者:
ん、何にも言いません、わたしはあ、おはよう、って声掛けますが、
加藤諦三:
はい
相談者:
無視です。
加藤諦三:
お嬢さんは無視?
相談者:
はい
加藤諦三:
黙っている?
相談者:
はい
加藤諦三:
でえ、食事はあ、一緒にするの?、一緒じゃないの?
相談者:
いえ、食事も、あのお、あの子は自分で、してます。
加藤諦三:
食事は一緒にしていないんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
じゃあ、食事は主として、あなたはご主人と二人?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
で、お嬢さんは一人?
相談者:
はい
加藤諦三:
お料理、自分のご飯をお嬢さんは、自分で作ってんの?
相談者:
そうです、作ってたり、買ってきたり・・
加藤諦三:
ああ、なるほどね。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたに作ってもらって、一人で食べてるってわけではないんですね?
相談者:
違います。
加藤諦三:
ふうん・・
当然、働いていないのね?
相談者:
いや、働いております。
加藤諦三:
あ、働いているんですか?
相談者:
二年前に或ることを、わたしがしまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのときい、に、それに対して怒って、それから一切、食事は自分でするし、
加藤諦三:
うん
相談者:
洗濯とかも自分でするって、宣言して、
加藤諦三:
うん
相談者:
それからは、一切、会話はないです。
加藤諦三:
うん・・
その2年前に、
相談者:
はい
加藤諦三:
あることをしてって、その、或ることって何ですか?
相談者:
或ることというのは、うちで、ま、一部屋、家族みんなが、ちょっと共通にしてる部屋がありまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
そこに娘が色んなものを置きまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、ちょっと、散乱しておりましたんでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしがそれから、だいぶ前から、あのお、片付けるように色々言ったんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
なかなか片付けないもので、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、わたしが片付けました。
そのときに、その、ダンボールの箱が一つありまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
その箱の、の、あの、送り状を?
あたしは、あのお、送り状を、シュレッダーをかけて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、ダンボールを、あの、ま、ダンボールの、リサイクルの所にい、整理したんです。
加藤諦三:
ん?
相談者:
たら、娘・・そのダンボールの中には、あの、お菓子、スナックのお菓子い、小袋のお菓子が2、3袋入ってました。
加藤諦三:
ああ、そうですか、はい
相談者:
はい
で、その、お菓子は、あの、賞味期限が、二日か、三日過ぎてたんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
それは、あのお、お菓子なんで、捨てないで、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ま、整理してそこに置いて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
そのダンボールの箱を、わたしが、処分したんです。
加藤諦三:
はい、はい、はい
相談者:
で、そして、その、送り状お・・を、あの、シュレッダーをかけてしまったんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、娘が帰ってきて、それを、わたしに、激怒しまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
それからは、一切、口を利かない、
加藤諦三:
んん・・
相談者:
食事も自分でするっていう、ことに・・なってます・・
加藤諦三:
んん・・んん・・あのお、お嬢さんにとってね、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたから見て、ま、客観的には、なんの重要なことでもないんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
お嬢さんにとって、その、送り状、あの、何が重要だったんだと思います?、そこまで、突然怒るっていうことは。
で、しかも、それが、2、3日で怒りが治まるんじゃなくて、2年間続いてるっていうのは。
相談者:
そうなんです、それが分からないんでえ・・
あのお、もし、ほんとに、その、あのお、まったく他人の人が突然、娘に、そんなお菓子を贈ってくるはずないですからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
何かこちらからアクションかけたから送ってきたんだと思うんです。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
それで、何かをしたから送って来たんだから、その何かは、どこかに、メモか何か在るはずやろ、と。
加藤諦三:
はい
相談者:
言ったんですけれども、それは、無いって言うんですね。
で、わたし◆#$%
加藤諦三:
つまり、送った人のお、
相談者:
はい
加藤諦三:
住所があ、お嬢さんは知りたかったって、ことではないんですか?
そうでは・・
相談者:
そう、思いますねえ、住所とか連絡先かな、と思います。
加藤諦三:
で、その連絡先があ、自分が、どっかにメモしてるとか、なんか、そういうことじゃなくてえ、シュレッダーにかけられちゃったのでえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
分かんなくなってえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
そいで、怒ってるっていう、こと?
相談者:
そうだと思います。
加藤諦三:
んん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そいで、お嬢さんと、父親との関係はどうなんですか?
相談者:
あ、もう、仲いいです。
あの、小さいときから父親との方が仲いいのは確かなんです。
加藤諦三:
ああ、小さい頃から仲いい?
相談者:
小さい頃から、あのお、父親とお、は、気が合うようなんですよ(泣)。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、仲いいんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
はい、で、わたしはずっと、ま、フルタイムで働いていて、
加藤諦三:
うん
相談者:
んで、子どもは、あのお、ま、保育所、学校行く前の年までは、わたしの母に看てもらってたんです。
加藤諦三:
うん・・
相談者:
ええ、で、学校行く前の年に、あたし、そのお、ま、フルタイムの仕事辞めてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんで、小さい頃は、すべて、あのお、母に看てもらって、ました・・
加藤諦三:
うーん・・はい
分かりました。
今日はですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
スタジオに、あの、洞察については、大変深い、洞察力のある、心についてのエッセイストとしておなじみのマドモアゼル愛先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、お願いいたします。
(回答者に交代)
今回も、お見事な見解でした!
マドモアゼル愛先生や加藤先生のご対応には納得しきりですが、こちらの解説コメントの方に軍配!!
自分の娘時代を思い出します。私は家を出ちゃいましたが、実家に戻るとハラスメントしてましたなあ、なんだかわからない母への怒りで。でも、世のお母さんも不完全な人間なんだから仕方ないですよね、今から思うと母に罪はない。かわいそうでした
でも、子どもはお母さんに人徳者を期待しちゃうんです
この娘だって他人にこんな態度できるわけないもんね。
そこには母親は何しても許してくれる安心感がある、ていうか、それを確認しようとしてるというか。
はい、あれは何なんでしょうね、、、真面目が通用する学生時代と違って、仕事等でうまくいかなかったりするのを誰かのせいにしたいんでしょうか。また、反抗期を経験させなかった母親への怒りでしょうか?(母は幼くして母親を亡くしたので、心の触れ合い経験が乏しいかも。今回の相談者の理由はわかりませんが)
いずれにしても、私の幼稚で未熟な精神状態であることには間違いありません…>_<…若気の至り…