形見分けで自分を差別する母親との関係に悩む37歳の女
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いします。
大原敬子:
その、お母さん、あなたがね、もうこんな親じゃ嫌だって思ってね、
相談者:
はい
大原敬子:
連絡を絶ってしまった。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、お母さん連絡来てるでしょう?
相談者:
・・はい
大原敬子:
お父さまが、ご不幸のとき、亡くなったときにね、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたのところに来てるじゃないですか?
相談者:
はい・・来てます。
大原敬子:
で、あなたは、絶ったわ、と思ってるんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんは絶ってない。
相談者:
あ、そうだと思います
大原敬子:
わたしの大事な長女なんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?
で、
相談者:
はい
大原敬子:
次にですね、全部を、家も、負の財産も、全部ですね、
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
あなたに見せるっていうことは、
相談者:
はい
大原敬子:
分かりますか?
見せるってことは、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたに、最後に託せることがあるからですよ。
相談者:
あー、そおなんですかねえ・・
大原敬子:
そしてね、
相談者:
うん・・
大原敬子:
今、あなたが全部、その、えー、資産を贈与したって言うから、何かしら?って思ったんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そうしましたらね、
相談者:
はい
大原敬子:
車とか、
相談者:
はい
大原敬子:
釣り道具とか、
相談者:
はい
大原敬子:
金一封で済ませるってことは、
相談者:
はい
大原敬子:
見方を変えればですよ?
相談者:
ええ
大原敬子:
大した価値ないですよねえ?
相談者:
・・
大原敬子:
一番価値があるのは、
相談者:
ええ
大原敬子:
家とかそういうものでしょ?
相談者:
そうですね
大原敬子:
それはお母さん自身が自分で持ってるわけでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
しっかりしてますよね。
相談者:
そおですね・・
大原敬子:
となると、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたに恨まれるとか、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが他人であるならば、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたにも金一封を差し上げました、叔父さんのように。
相談者:
ええ
大原敬子:
でも、何も差し上げないってことは、
相談者:
ええ
大原敬子:
ぜえーぶを知ってて差し上げないってことはあり得ないですから、
相談者:
はい
大原敬子:
つまり、お母さまの性格は、あなたはそれ分かってるわよね?ってことですよ。
相談者:
・・
大原敬子:
と、わたしは思うんですね、この親子関係みると、
相談者:
それはあ、
大原敬子:
はい
相談者:
ええ、ごめんなさい、
大原敬子:
はい
相談者:
あの、母親があ、すごくわたしに甘えて来てるっていう感じではないんですかね?
大原敬子:
甘えるならば、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんは、
相談者:
はい
大原敬子:
家と◆#を、自分のものにしてないですよ。
相談者:
あ、そうですか
大原敬子:
しっかりしてますよ。
相談者:
うーん・・
大原敬子:
そして、
相談者:
はい
大原敬子:
これ、もし、自分が万が一の場合には、
相談者:
はい
大原敬子:
妹にも、もう、あのとき差し上げました。
叔父さんにも差し上げました。
の形にはなってるんですねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
わたしはすごいなあと思って聞いてたんです。
相談者:
あ、そうですか。
大原敬子:
だって、一応あなた自身が、
相談者:
はい
大原敬子:
これでふくれてたわけですから。
相談者:
はい
大原敬子:
資産をね、贈与したんですよ、って。
相談者:
はい
大原敬子:
ということは、あなたが思うならば、
相談者:
はい
大原敬子:
妹たちも思いますよねえ?
相談者:
・・
大原敬子:
叔父さんも思いますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
で、今度、何かあったときの、財産は、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたに来るんじゃないですか?
相談者:
あー、まあ、あの、母の意志を聞いてないのでえ、
大原敬子:
うん、聞かない方がいいと思いますけどね。
相談者:
はい
大原敬子:
わたしはね、
相談者:
ええ
大原敬子:
お母さんは、
相談者:
はい
大原敬子:
非常にしっかりしています。
相談者:
はい
大原敬子:
そして節度を守っています。
相談者:
あ、そうですか
大原敬子:
なぜ・・かと言うと、
相談者:
うん
大原敬子:
もう一度言いますよ、
相談者:
はい
大原敬子:
全財産の、
相談者:
はい
大原敬子:
あり様を、あなたに見せてるんです。
相談者:
あー
大原敬子:
そこにあたしはね、あたしはですよ、
相談者:
はい
大原敬子:
だから、あなたは違うかもしれませんけど、こういう見方で思っていただけますか?
相談者:
はい
大原敬子:
例えば男女間の愛(間?)としましょうか。
相談者:
はい
大原敬子:
いい?
相談者:
はい
大原敬子:
そのときに、彼がね、
相談者:
はい
大原敬子:
全部の資産を見せたの。
相談者:
ええ
大原敬子:
で、自分も手続きしました。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、彼に何人かの恋人がいました。
相談者:
はい
大原敬子:
そのときに、
「はい、えー、今度、もう、お手伝いどうもありがとう」
って。
「はい、君には宝石」
相談者:
はい
大原敬子:
「はい、君には時計、はい、君には車」
相談者:
はい
大原敬子:
渡しました。
相談者:
はい
大原敬子:
わたしには何も貰っていません。
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
でもわたしは、あっ、これで彼は、清算したんだな、と思うんですね。
相談者:
・・
大原敬子:
なぜならば、
相談者:
ええ
大原敬子:
全財産の一番、恥部のものを全部知ってるわけですね、わたしが。
相談者:
はい
大原敬子:
どちらならば信じるか?っていうと、分割に渡した愛よりも、形にはなってないけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
わたしに信用という愛をくれたわけですよね。
相談者:
あー、
大原敬子:
わたしは、
相談者:
ちょっとお・・はい
大原敬子:
どうぞ
相談者:
あ、ちょっと見方を変えてみた方がいいかもしれな、いですね、はい
大原敬子:
そうですか。
わたしはね、
相談者:
うん
大原敬子:
モノのね、
相談者:
うん
大原敬子:
その車だってすべて、
相談者:
はい
大原敬子:
形あるものは、無くなるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そういうものに執着するよりも、
相談者:
はい
大原敬子:
わたしに全権委ねてね、
相談者:
はい
大原敬子:
この、相続の、ことを全部、負の財産も全部、
相談者:
ええ
大原敬子:
お母さんと一緒にやったって。
男女間のだったら分かると思います。
相談者:
はい
大原敬子:
わたしはそこにい、
相談者:
はい
大原敬子:
ああ、信用されてるんだな、と思ったときには、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたを好きです、とかね、
相談者:
はい
大原敬子:
そんなことよりも、言葉なくして、
相談者:
はい
大原敬子:
その行為に、わたしは嬉しいと思いますねえ。
相談者:
あ、
大原敬子:
どうですか?
男女間だったら分かるでしょう?
相談者:
分かります。
大原敬子:
「はい、君には指輪」
相談者:
はい
大原敬子:
「はい、君には時計」
っていうのとね、
相談者:
はい
大原敬子:
どうですか?
相談者:
そうですね、◆#$
大原敬子:
男女間だったら分かるでしょう?
相談者:
分かります、はい
大原敬子:
わたしは、愛、と同じだと思うんですよ。
相談者:
あー
大原敬子:
そうすると、
相談者:
はい
大原敬子:
今ね、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さん、こうしなさい、ああしなさい、わたしは言えませんよね、
相談者:
はい
大原敬子:
でも、こういう考えで生きている人もいるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
わたしは、このあなたのお母さんを、
相談者:
はい
大原敬子:
出来るだけ長生きしてもらって、長生きね。
相談者:
はい
大原敬子:
で、自分の、4、3歳時の、淋しさを、あなたの心がですね、
相談者:
はい
大原敬子:
軽くなるまで、
相談者:
はい
大原敬子:
話しても、このお母さんは聞いてくれます。
責めることではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
「あのときにね、お母さんいなくてね、お母さん追いかけてね、夕方ね、」
相談者:
はい
大原敬子:
「もう、どんどん、どんどん、おかあさーん、って言ってたの、お母さん、分かってた?」
とかね、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの、記憶があるでしょう?
相談者:
はい
大原敬子:
夕飯で、知らないおじさんの所で食べたときに、
「お母さんは、なぜ、わたしと一緒に、食べてくれないんだろうか?」
って。
相談者:
はい
大原敬子:
ぜひ、
「お母さん、ここに、なぜ、居てくれないんだろうか?」
「すごくお母さんを責めたの、淋しくってね」
ってことはね、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんは責められる気持ちではなくって
相談者:
ええ
大原敬子:
「ああ、そうか、そんなに淋しい思いをしたのかなあ」
ってことで、もっとあなたと心が触れると思います。
相談者:
はい
素直に言ってみたいと思います。
大原敬子:
どうですか?
相談者:
はい
大原敬子:
是非ですね、
相談者:
はい
大原敬子:
あ、こうしなさい、とは言えないんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
わたしは、あなたは幸せですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
このお母さんが、負の財産まで見さしたってことですね。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、一つも、あなたにくれなかったという、潔さにね、ものすごい信頼と愛を感じるんですけども、先生いかがでしょうか?
(再びパーソナリティ)