韓国人と結婚して韓国に渡った娘。孫への体罰が酷い
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
(いえいえ)
というようなことで、
相談者:
分かりました。
はい、あのお・・先生の言われたとおりに、ちょっと絵を描いてみます。
それで、絵を描きながら、ちょっと自分の気持ちを見つめてみます。
加藤諦三:
そうですね。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
はい、すいません、ありがとうございました。
加藤諦三:
はい、どうも失礼しますう。
相談者:
はい、ありがとうございました。
加藤諦三:
自分の心の空洞を埋めるための行動を愛と合理化しないこと。
(内容ここまで)
10年前に韓国人と渡韓。
冬ソナが日本で放映されたのが、12年前の2004年。
そこから、いわゆる韓流ブーム。
そこまでハマったか。(笑)
ま、だけどこうなるわな。
何がって、回答が。
相談者の内面の問題にされちゃうわけよ。
同居してる孫の相談でさえ、番組的には、ほっとけって言われるのがオチなのに、異国の地の娘夫婦のことなんて。
「変えられないものは受け入れましょう」 加藤諦三
そもそも、相談者の話って全部、娘からの伝聞なんだもん。
娘が事実と思いをごちゃ混ぜにして、母親がそれに偏見を加える。
この2重のフィルターによって、話半分ってなる、聞く方はね。
大きな声を出して、
友達のモノを盗んだ息子のお尻をぺんぺん、バシバシ。
「もう、こんな子要らない」
んん・・どうでしょう、徳光さん。
全部事実なんでしょうけど、虐待かどうかは、これだけじゃね。
教室がカオスになってる可能性はある。
自分が盗られるから、自分も盗る。
取り返すんじゃなくて、盗れる人から盗る。
あとは無限ループ。
日本だと、持ち物すべてに名前を書くことを親は指導されるんだけど、ここら辺、どうなってんでしょうね、アチラは。
そんなことより、要は、あんた自身がこの結婚は乗り気じゃなかったんでしょ?
一人娘を遠くに持ってちゃうんだもんね。
ムコのことだって気に入らないし。
で、その気持ちは今も続いていると。
娘は母親に愚痴をこぼしてるだけなのに、母親にとっては、「ほら、見たことか」だ。
ほんとに虐待だったら、娘は帰ってくるさ。
あんたは、いつでも帰っておいで感を醸し出していればいいのよ。
孫を引き取りたいって、なんじゃそれ?
言ったら、娘夫婦が「どうぞ」って渡す?
いやいや、そんなのあり得ないし、ムリだし、あんたが迷うような話じゃない。
「引き取りたいけど、経済的・体力的にムリ」
あのね、こう言ってんだけど、本当の心の内は逆なの。
「引き取りたくないんだけど、わたしが引き取るべき」
こうなの。
辻褄が合わないのは自分にウソをついているからである。
心の底の底では何でだか分かっている。ただ意識のうえで分からないだけである。
<加藤諦三 自分に気づく心理学>
番組では、悩みを相談者本人の問題にされて、納得する人もいれば、しない人もいる。
今日は後者。
そない、早口で終わらせんでも。(笑)
で、その納得しない理由にも2つあって、一つは、「ダメだこの人たちに言っても」、っていうのと、もう一つは、図星、痛いところ突かれたから。
今日の相談者はどっちだったんでしょう?
絵を描くときが幸せって、とってもいいことだけど、四十六時中描いてるわけじゃないでしょ?
それを聞いてるの。
【わが子の失敗を望む親】
アメリカの精神分析医 ジョージ・ウェインバーグはこう言う。
ある母親は息子にサンドイッチを持って行けと主張する。
彼の仲間はみんな昼食を買っている。彼の母は、息子はお金の使い方が分からないと主張する。
こうして、息子にとってお金を扱えるチャンスを奪う。
息子が母親の力を必要としていると思うことは、母親の無力感を解放する。<加藤諦三 「自分にやさしく生きる心理学: やっとつかんだ私の人生」>
うーん。この回答はどうかなぁ…
父親が子供に対して「お前はいらない」なんていう家庭に対しては介入したほうがええと思うけど。親からの否定で生きづらくなる人間が多いことを知らんのかねぇ…