子の心理。世話する姪5歳が聞き分けのない本当のワケとくすぶり続ける別の火種
(再びパーソナリティ)
柴田理恵:
いや、あたし、
相談者:
はい
柴田理恵:
思うんですけども、
相談者:
はい
柴田理恵:
あのお、あなたほんとに心優しい人だなあ、と思うんです。
相談者:
え・・(泣)、はい
柴田理恵:
ずうっと、話聞いてて、そう思ってたの。
大原敬子:
優しいです・・
柴田理恵:
でもね、今日、良かったですね、その、その優しさをね、
相談者:
はい
柴田理恵:
どのように向けていったらいいかあ、分かったと思うんですよ、今の先生の話で。
相談者:
はい
柴田理恵:
ね。
相談者:
はい
柴田理恵:
あのね、大きくなったらその姪御さんはね、絶対に思い出して感謝しますよ。
相談者:
はい
柴田理恵:
だから、心こめて、育ててやっ、あげてください。
相談者:
はい、分かりました。
柴田理恵:
うん、頑張ってねえ。
相談者:
はい、ありがとうございます。
柴田理恵:
はあい
相談者:
ありがとうございました。
(内容ここまで)
大原 「じゃあ、あなた子育て上手くいきます」
柴田 「心こめて、育ててあげてください」
(笑)
親は誰よ?
同い年の出戻り娘と嫁。二人が交わって何も起きないわけがない
この先、姪の中で、心理的にどう処理されていくのかね。
実母と叔母。
送り迎えは相変わらず叔母で、しかも今日のアドバイスで、姪に対する接し方に迷いは消えたわけだ。
姪にとって母親的なものが叔母で代替されて、でも現実の母親は違う人。
こういうの、矛盾って言うんじゃないの?
これで解決したなんて思ったら大間違い。
話題にならなかったけど、相談者と義姉、この同い年の女の間に流れる微妙な空気をこの家族の誰か感じてる?
相談者 「(義姉とは)考え方が違うので・・」
義姉 「そんなこと言わなくてもいいのにね?」(娘に向って)
静かなバトルは深く潜行して始まっている。
嵐の前の静けさだ。(笑)
5歳の姪が抱える矛盾は決して心理的なものだけではない。
現実の板ばさみだ。
おばちゃんの話をすると、ママはなぜか不機嫌になる。
おばちゃんが作ったオムライスがおいしかったなんて、ママには絶対に言っちゃだめ。
おばちゃん家は、ママと暮らすアパートより、居心地が悪いってことになってるの。
5歳の女の子をナメたらいかんよ。
こんくらい感じ取れるんだからね。
でも、うっかり、母親の前で、おばちゃんの言いつけを守ったりすると、
義姉 「はい、出来たから、早く食べて」
姪っ子 「いただきま、あッ!、手洗わなきゃ」
義姉 「・・・」
姪っ子 「あ、いや、ママ・・」
義姉が離婚したとき、実家にはもう弟夫婦が同居していて、戻る場所はなかった。
しかも、その弟の嫁ってのが、これがまた出来た嫁。
両親にも気に入られて仲良くやっている。
自分の娘の世話も文句一つ言わずにやってくれる。
いつの間にか出来上がってしまった、出戻り子連れ女と、それを助ける出来た嫁の図。
感謝するしかない存在のハズなのに、素直になれない。
誰にも理解されないイライラ。
しかも、同い年。
ご丁寧に娘の年頃まで同じ。
これから、10年、20年と、あらゆる局面で比較する材料に事欠かない。
従姉妹どうしまで、飛び火しなきゃいいけど、まあ、それはムリだ。