労働力として当てにするフィリピン人の嫁が許せない男77歳の抑圧してきた不満
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちはあ
相談者:
よろしくお願いしまあす。
塩谷崇之:
はい
えと、息子さん・・は、離婚したいというふうには仰ってるんですか?
相談者:
そうです。
塩谷崇之:
離婚したいと仰ってる?
相談者:
ええ
塩谷崇之:
ふうん・・
それでその、離婚したい、の理由は何なんですか?
相談者:
まず、あの、息子の言う日本語、簡単な日本語は分るんでしょうけど、言われたことをやらない。
塩谷崇之:
ふうん。
相談者:
例えばお店に連れて、たまあに、行きますけども、
塩谷崇之:
うん
相談者:
「そういう料理を出しちゃいけない」
とか、
「そういうことだめ」
っつっても、それを言うこと聞かない。
塩谷崇之:
うん、言うこと聞かないというのは、理解していないということなんですか?
相談者:
理解してる・・か、してないかその辺がね・・
塩谷崇之:
それも分らない?
相談者:
ええ
塩谷崇之:
ふうん、なるほどね。
あのね、ま、今、お話伺っててえ、わたしい、が感じたのはねえ、ま、コミュニケーションとれない、ま、あの、外国人ですから、なかなかあ、コミュニケーションに難があるのは、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
止むを得ないと思うんですよね。
相談者:
ええ
塩谷崇之:
で、それをね、なんか、全部、お嫁さんのせいにしてるような感じがしてるんですよね。
相談者:
それは、どうしてかって言うと、来日8年目ですけども、
塩谷崇之:
うん
相談者:
ここ、2、3年ひどくなって、
塩谷崇之:
うん
相談者:
それ以前は非常に良かったんです、
塩谷崇之:
うん
相談者:
会話もあったし。
塩谷崇之:
うーん・・
あなたとかね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなたの息子さんがあ、えーと、日本語以外のね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
言葉で、えー、そのお嫁さんとコミュニケーションをとろうという努力はしてますか?
相談者:
してません。
塩谷崇之:
うーん
コミュニケーションが取れないというのはね、片方に原因があるのではなくてえ、あのお、やはり、お互いにい、何らかの形でコミュニケーションをとる努力をしないといけないと思うんですよね。
相談者:
うん
塩谷崇之:
ま、もちろん、日本に居るんだから日本語を、メインのコミュニケーション、の手段として使うというのは、それは分らんでもないんですけどもお、
相談者:
はい
塩谷崇之:
日本語でコミュニケーションがとりにくいのであれば、例えば少しでもね、えー、フィリピンの言葉、あるいは、英語、で、なんとかコミュニケーションをとる努力っていうのを、その、家族の人たちも、やっぱり、きちんとしないといけないと思うんですよね。
相談者:
うん、なるほど・・
塩谷崇之:
うん、あのお、ですからね、そういう努力をお互いにしていくことが大事であってえ、
相談者:
ああ
塩谷崇之:
人間的にね、問題があるとか、もちろん、その、えー、息子さんの仕事の手伝いをしないとか色々と不満はあるのかもしれないですけどもお、奥さんとして、まったく、家事をやらないとかね、そういうことではないわけですよね?
ましてや、その子どもの母親としてはきちんと役割を果たしてるわけですよねえ。
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
うーん、そうすると、
相談者:
それが、
塩谷崇之:
うん
相談者:
私が不安がってるのは、
塩谷崇之:
うん
相談者:
今のところいいですけど、
塩谷崇之:
うん
相談者:
これがそのうち、ぎゃくな(?)気持ちになって、子どもの虐待とか始まるんじゃないか?という、不安を持ってるんです。
塩谷崇之:
うん・・うん、それはだから、奥さんを追い詰めると、たぶん、そういう、可能性はありますよねえ。
相談者:
ええ
塩谷崇之:
だけど、そのお、それはそのときでね、色々対応考えなきゃいけないですけれども、今のところ、そういう虐待とか、そういうのはないでしょ?
相談者:
ええ、今のところね。
塩谷崇之:
うん・・
だから、今、あの、それを、あのお、怖れてね、だから今のうちに別れさせるっていう、考え方は、しない方がいいんじゃないかなと思うんですけどね。
相談者:
ああ、なるほどね。
塩谷崇之:
うーん。
で、お子さんと、おー、そのお嫁さんとの関係は、良好なんですよね?
相談者:
良好です。
塩谷崇之:
うん・・
だとすればね、むりやり、そのお、別れさせて、えー、フィリピンに帰してしまうと。
いううようなことをした場合に、却ってそれは、お子さんにとってはね、非常に酷なことになる・・可能性もありますよね。
相談者:
ああ、それは分ります。
塩谷崇之:
うーん、やっぱり、あなたや、あなたの、息子さんとの、コミュニケーションが上手くいかないからといって、それを、その責任を全て、奥さんに負い被せて、追い返すようなことをしてしまうと、それは、お子さんに、却って悪い影響を与えることになると思いますよ。
相談者::
だから、孫お、とはね、
塩谷崇之:
うん
相談者:
嫁は今も言っている、「絶対に別れない」と。
塩谷崇之:
うーん
相談者:
もし、フィリピン帰るようだったら、その孫をどうしても連れて帰るっていうようなことなもんですからね。
塩谷崇之:
うーん
塩谷崇之:
それが、わたしが一番、もう、虐待っていうか、人質を取られてるような感じでね。
相談者:
ま、でも、今までね、
塩谷崇之:
可能性があるんですよ。
塩谷崇之:
うん、可能性があると、あなた思ってるかもしれないけれどもお、
相談者:
はい
塩谷崇之:
今まで何回かフィリピンに連れて帰ってえ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
でも、またちゃんと日本に戻って来てるでしょう?
相談者:
それは息子がちゃんとついて行ってるからね。
塩谷崇之:
うん
だったらそういう形でね、ま、お金かかって大変なのは、分りますけれども、お嫁さんと一緒にフィリピンに帰るということをね、何回かしてあげれば、お嫁さんの方も随分気持ちも楽になるんじゃないでしょうかね?
相談者:
ですけど、先生、
塩谷崇之:
うん
相談者:
半年に一回ですよお。
塩谷崇之:
うん・・
相談者:
去年の暮れに行って、
塩谷崇之:
うん
相談者:
今年の夏、また帰りたいと。
塩谷崇之:
うん
相談者:
夏になったら、また、冬休み、暮れに帰りたいと。
塩谷崇之:
うん
相談者:
やっぱ、経済的なものを考えると、
塩谷崇之:
うーん
相談者:
やっぱ、3年に一回ですよ。
塩谷崇之:
うーん・・だから、そこはね、
相談者:
半年に一回はムリ。
塩谷崇之:
うーん
相談者:
どうしても、夜もよく寝れないし、こら、困ったもんだなあ、と思ってる。
それで、お電話したんです。
(再びパーソナリティ)