労働力として当てにするフィリピン人の嫁が許せない男77歳の抑圧してきた不満
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
もしもし?
あのお、ちょっと話題変わりますけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた、今、このお嫁さんがねえ、もうちょっと許せないっていうような、気持ちはよく分かるんですが、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
お嫁さん、以外にい、
相談者:
はい
加藤諦三:
今までの人生でね、
相談者:
はい
加藤諦三:
どうしてもこの人許せないっていう人いましたあ?
相談者:
おりません。
加藤諦三:
ふうん・・
相談者:
ま、わたしも、ちっちゃいながらね、
加藤諦三:
ええ
相談者:
約20年間、会社の社長やりましたからね、
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
それなりに、わたしの人生って満足した人生を送ったんです。
加藤諦三:
ああ・・
相談者:
だから、
加藤諦三:
で、色々満足していてね・・奥さんにも、もちろん満足してるわけね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
そうすると、ま、プライベートな生活、家庭で満足してえ、仕事でも満足してえ、
相談者:
はい、ただ嫁だけ。
加藤諦三:
ただ嫁だけですよねえ?
不満が、ほんっとに無かったかしら?、今までの人生。
相談者:
・・
だから、
加藤諦三:
我慢してることあったんじゃないのかなあ・・
相談者:
あったかもしれませんねえ・・
加藤諦三:
ねえ?
だけど、我慢することが、立派なことだと思ってたからあ、
相談者:
うん
加藤諦三:
必死になって我慢してきたってことあったんじゃない?
相談者:
ですけど、現在は、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、毎日この嫁のことで頭が一杯です。
加藤諦三:
そうなんです。
も、嫁のことを考えまいとしても、
相談者:
そうです。
加藤諦三:
もう、嫁のことを考えないではいられないんだよね?
相談者:
そうです、夜もね。
加藤諦三:
うん
相談者:
夜中に何回か目、覚めます。
加藤諦三:
うん、目覚めたら嫁のことですから。
相談者:
そうです。
加藤諦三:
そいで、夜中、もう、許せない、
相談者:
のた打ち回ってる。
加藤諦三:
のた打ち回ってる。
相談者:
ええ
加藤諦三:
もお、とにっかく、すごい憎しみですよねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
こんなことってないかしら?
今まで結構、色々我慢してきた。
相談者:
ええ
加藤諦三:
許せない人も許してきた。
あなた結構、規範意識強いからね。
相談者:
ん、そうですねえ、それ言えますねえ。
加藤諦三:
人間は欲求は我慢できるんです。
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
だけど、消えることはないんです。
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
あなた色んな欲求我慢してきた。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
色んな不満、全部我慢してきた。
相談者:
・・
加藤諦三:
だけどお、それは消えてないんですよ。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
で、それが、全部、この40歳のフィリピンの、妻に、全部、出たから、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
夜中起きたらのた打ち回るよね。
相談者:
ええ
・・
今先生言われたことを少しづつ、理解してみますよ。
加藤諦三:
そうですよね。
相談者:
ええ
加藤諦三:
おそらくね、あのお、のた打ち回って、それが本当の自分なんだということを受け入れられたら、
相談者:
うん
加藤諦三:
あなた自分自身を受け入れたら、フィリピンの、この女性は、受け入れることが出来ます。
相談者:
うーん・・
そうですか・・
加藤諦三:
ううん。
相談者:
わたし自身の心の内にあったんだ。
加藤諦三:
そういうことです。
相談者:
ええ
加藤諦三:
さすが20年間社長・・
相談者:
いやいや
加藤諦三:
勤めてえ・・さっきも冷静に話しましたから。
相談者:
ええ
加藤諦三:
僕はね、よくここまで冷静に話してるな、と思いながら聞いてたんです。
相談者:
ありがとうございます。
加藤諦三:
よく77歳までねえ、
相談者:
あと残り少ないですからね。
加藤諦三:
そう、残り少ないから、今度は楽しくいきましょう。
せっかく生まれてきたんだから。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
ありがとうございました。
心、から、感謝いたします。
加藤諦三:
はい、失礼します。
相談者:
ありがとうございました。
加藤諦三:
過去の不満を今の事柄に持ち込まないこと。
(内容ここまで)
相談者 「夜中に起きてのた打ち回る」
病院行けよ。
ウルサイ舅。
同じ日本人だってヤダよ。
別居のクセして何でそこまで介入してくるんだ?、いや、できるんだ?
妻の里帰りなんて夫婦の専権事項だったつうの。
これ、つまり、息子が両親に愚痴ってるわけだ。
ヨメ批判の前に、その情けない息子を嘆きなさいよ。
ヨメが盆暮れに帰りたがってるのにだよ、
舅 「3年に一回だ」
(笑)
だめだ、こりゃ。
まだ社長気分だ。
そこはせめて、1年に一回というオファーを提示してこそ妥協点になり得るんであって。
こういうのって、まさに北風と太陽なの。
暖かい家庭があればそこまで帰りたいなんて思わないよ。
てか我慢出来る。
急に里心がつくようになったのは、そこでの生活が辛くなったから。
労働力として期待してんだったら、そういうふうに扱わないと。
あんたが経験してきたハズの育成とマネジメントなんだけどねえ。
最初はあった妻のやる気を削いでしまった事実を認めなよ。
会社だったら息子は降格だ。
努力を褒め、出来たことを褒め。
1回叱るために3回褒め、だ。
たぶん、これが逆になってんだろうよ。
そりゃ、仕事はいやんなる。
なのに、逃げ道がなくて、味方が一人もいないとなれば、里帰りしたくなるのは当たり前。
スカイプとか知らないのかね?
繋げてあげれば、喜ぶと思うんだけど。