ズサン行政!留守中に土地が減った船乗りの男と証拠を隠す役所
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい、どうもすいません
加藤諦三:
あなたの、
相談者:
はい
加藤諦三:
権利を守ってくれる弁護士さんの所に行ってください。
相談者:
分りました、ありがとうございます。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
はい、どうも
(内容ここまで)
男 船に乗ってたもんで、結婚する暇が無かった
漁船?、客船?、タンカー?
船乗りは全員未婚か?
んなことはないと思うぞ。
67で未婚には理由が必要ってか。
加藤 「ずうっと一人?」
この質問に「はい」で済むところを。
加藤氏は理由なんか聞いてないのに。
人って、こうやって冗舌に自らの劣等感をさらけ出す。
さて、
用語についていけん。
不動産の世界って、今でも昔ながらの言い回しが幅を利かせてんのね。
・地籍(ちせき):土地の戸籍、いわゆる登記
・筆界(ふでかい、ひっかい): 土地の境界
・地方(じかた): 土地の形
・縄延び(なわのび)、縄縮み(なわちぢみ): 実際測った寸法と、公図との差
・減歩(げんぶ): 土地区画整理等で、土地を持ち主から少しずつ提供してもらうこと。
さすがに、公図を字限図(あざきりず)なんてのは言わんと思うけど、それって誰得情報なんですか?、中川先生。
でも、大字(おおあざ)とか、字(あざ)とかって今でも住所表記に残っているけど、ここから来てんだね。
ちなみに、土地を一筆、二筆と数えるのは、江戸時代、課税のために田畑を登記する際、場所から広さまで、すべてを一筆で記していたからなんだとか。
言うまでもなく、改ざんを防ぐための知恵。
そんなことより、
相談そのものは、とても興味深い。
相談者 「判を押したんなら見せてくれ」
役人 「いや、見せられない」
な、な、なんで?
相談者 「全く幼稚な返答しか返って来ないんですよ」
ほんと、その通り。
姉が代理で捺印したとかいう書類を隠す理由なんてまったくない。
第一、役所の正当性を示す証拠なんだから見せれば済む話じゃないか。
もう、理由は一つしかない。
出せないんだな。
例えば、合意書類そのものがないとか?
いや、これだと、法務局が受け付けない。
じゃ、偽造!?
中川 「ズサンに行われている可能性は有り得る」
いや、でもさ、そうだとしても、一人の調査担当者がごまかしたぐらいなら分るけど、窓口の対応なんか見ると組織ぐるみでしょ?
あり得るのかねえ・・
いずれにしても、こんなんで自費で弁護士雇わされたんじゃ堪ったもんじゃないな。
その前にやれることは、あるような気がする。
市長にお手紙を書くとか。
それこそ、姉本人を役所に連れていけば?
ま、事実が分った段階で損害賠償請求だ。
あと、マスコミにリーク(笑)