夏に冬布団、こだわり強く意図を汲みとれない二十歳の息子。母親自身の心の葛藤の解決が先

(回答者に交代)

マドモアゼル愛:
はい、どうもこんにちは。

相談者:
あ、こんにちはお願い致します。

マドモアゼル愛:
僕思うんだけどお、その主人の仕事が上手くいかなくなって大変になったのは、

相談者:
はい、

マドモアゼル愛:
けっして子供じゃなかったんじゃないかなと思うんですよ。
貴方だけが大変だったんじゃないかな。

相談者:
はあー、そうかあ。
はあーそうかも知れないですねえ。

マドモアゼル愛:
貴方はこの、安定が壊されて、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
その将来に対する、不安、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
に、対抗できる力がなかったんだ、貴方の中に、

相談者:
はい、そうです、その通りですはい。
その通りですもお。

マドモアゼル愛:
そしてそれは夫の対する責任追及と、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
一番力になって欲しい時の妻に対する…から得られる、そういうもので、この夫よく我慢したと思うよね、僕。

相談者:
ああー、

マドモアゼル愛:
本当に。

相談者:
うんー。

マドモアゼル愛:
ようするにこのお話の問題には、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
お母様自体の…これ、責めてんじゃなくてね、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
ただ構造としてですよ。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
お母様自体の中に子供の頃から何か…安心できる、その、育ち方をしていないような、不安感がどっかにあるとしたらね、

相談者:
はあーそうですう、はい。

マドモアゼル愛:
そういうものに敏感に反応するじゃないですか。

相談者:
はあーそうですう、その通りですう。

マドモアゼル愛:
そいで、愛情ってものは、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
相手に依存するという形で安心感を得るという、

相談者:
はあ、

マドモアゼル愛:
スタイルに、あっという間に置き換わっちゃうじゃないですか。

相談者:
ああーもう、本当、仰る通りです。

マドモアゼル愛:
どうもお話を聞いていて、どうもすっきりしないんですよ、気持ちよくなかったんですよ聞いていて。

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
それは、けして彼の、その性格の問題、その時正直に言わなかったからとか言うんじゃなくって、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
それ以前に母の病理をこの子たちは見てる、っていうところが

相談者:
ああー

マドモアゼル愛:
あって、この家庭の何が真実かを、ま、直面できない、弱さ、

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
を、持ってると思うよね、やっぱりね。

相談者:
あー、そうですねえ。

マドモアゼル愛:
だから、僕は、基本的に、それだけひどい、態度を出したら、子は普通は離れていくよ。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
しかしそうじゃないと思うよ今でも。

相談者:
うんー、そうですね、はい。

マドモアゼル愛:
心理的には、意外とお父さんの方を信頼している部分、お母さんを必要としている部分が、ただ長男にはあるんだよ。

相談者:
はあー、そうです、はい。

マドモアゼル愛:
そこの、二重性。
お母さんの病理は知っている、受け入れるけど、でもお母さん無しでは生きられないてところも、

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
ある。
どうもこの話にはお母さんの、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
旦那さんに対する一つの依存からくる、

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
一つの病理って言っちゃ悪いけどもね、

相談者:
はいい。

マドモアゼル愛:
を、抜きに、どうしても考えられないのよ僕には。

相談者:
ああー、

マドモアゼル愛:
うん。
だから、彼の問題って言うよりも、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
ま、彼も、もち、もちろん問題、

相談者:
はい、はいはい、

マドモアゼル愛:
そ、それは、お父さんお母さんの関係をを消化しきれないでいる苦しさだよね。

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
かと言って、自分は何を裏切ることも出来ないのよ。

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
それから、こんなにいつも我慢…この子はいつも我慢しているのよ、母親が、我儘だから。

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
知ってるから、自分の優先順位よりも、お母さんを優先順位になんでも考えてんのよこの子は。

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
だから、これをやって欲しい、と言った事は、すべてを諦めたわけで、これはお願いしたのに、これは約束したのに、という無念な気持ちがあるんだよ。

相談者:
ああー、そうですねえ。

マドモアゼル愛:
それから、留学の事も、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
夫が良いよ、と、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
口先で言った問題かどうか僕は分からないと思う。
家が切り詰めれば、確かにそれは出来たんじゃないかという観点から夫は、良いよ、と言ったかも知れないと思う。

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
母はしかし、そんな事はヤダと、

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
いう構図だってあるかも知れないじゃないですか。

相談者:
うーん、ま、そうです、その件に関してだけはちょっと難しかったんですけどお、

マドモアゼル愛:
うんうん。

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
だから、この家では、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
一番の欲求の優先順位が、実は母親だったんじゃないの?

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
だからこういう問題が、複雑に起きてきたんじゃないかなって気が、

相談者:
うーん。

マドモアゼル愛:
僕はしちゃうのね。

相談者:
どうしたらいいですか?

マドモアゼル愛:
いや、そこらへん僕も分からないんで、まず、僕自身の分析自体がね、

相談者:
ええ。

マドモアゼル愛:
間違ってるかも知れないし、

相談者:
ええ。

マドモアゼル愛:
そこらへんちょっと、あのおー、でもどうもすっきりしなかったんですよ、話を聞いていて。

相談者:
ええ、

マドモアゼル愛:
それ加藤さんにちょっとそこら辺からまた伺ってみたいな、と。

(再びパーソナリティ)

「夏に冬布団、こだわり強く意図を汲みとれない二十歳の息子。母親自身の心の葛藤の解決が先」への3件のフィードバック

  1. はじめまして。
    いつも読ませていただいてます!
    ラジオの「テレホン人生相談」も長年のファンで、ここの記事とダブルで楽しんでおります。
    ところで、ここ最近、楽しみにしている主様のコメントが読めないので困ってます…
    (内容ここまで)は読めるのですが、その後は「プラグインが読み込めませんでした」となってしまいます。
    主様のコメントも楽しみのひとつなのでとても残念です。
    何か対策があればお教えください!
    よろしくお願いします。

    1. ありがとう。
      プラグイン・・?
      そうなんですか。
      対策はたぶん、あたしがコメントを書けばいいだけだと思う^^;

      たまに来て尻叩いてくれるとありがたい。

  2. ん?これ旦那さんも問題じゃないの?
    留学したいって言ってあっさり いいよー って何も考えてないし、良いよーってパパ言ったーって言う息子もさ。

    母親は現実的だし、そりゃ不安にもなるでしょうよ。
    しまいには旦那帰ってこない日もあってさ旦那の無責任さよ
    全てを母親の責任にしすぎじゃないでしょうか?

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