パチンコ依存症と借金とウツで離婚した43の息子への接し方

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
よろしくお願いしますう。

坂井眞:
なんて言うのかな、お金のことだけじゃなくて、

相談者:
はい

坂井眞:
えー、親としてどう、こういう状況で接したらいいのか?っていうようなご相談だと思うんですけども、

相談者:
そおですね。

坂井眞:
一つはね、負債がいっぱいあってっていう話に関しては、

相談者:
はい

坂井眞:
いっぱいあるということは間違いなさそうなんだけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
いくらなのかが、ちょっと今分らないですよね?

相談者:
それ申し訳ないですね、◆#$%

坂井眞:
いやいや、別に、全然、申し訳なくないんだけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
その、どのくらいの負債があるのかが分らないと、

相談者:
はい

坂井眞:
それが返せるもんか?、そのお、親が助けてあげてね。

相談者:
はい

坂井眞:
返せるもんか?って判断のしようがないからあ、

相談者:
はい

坂井眞:
ていうのは、あの、ちょっと限界がありますよね?

相談者:
はい

坂井眞:
お聞きしてる情報だけだと。

相談者:
はい

坂井眞:
で、ただ、そうは言ってもお、おそらく、そのお、ギャンブル症?、パチンコ依存症で、ずいぶん借金作っちゃったんだっていう話からすると、

相談者:
ええ

坂井眞:
そおなんに小さい金額ではないんだろうなあ、ていうふうに、想像は出来ますよね?

相談者:
そおですね。

坂井眞:
で、ちなみにい、これまでね、

相談者:
はい

坂井眞:
お金のことで、あなたや、ご主人、は、ずいぶん、この次男の方に?

相談者:
はい

坂井眞:
えー、なんていうのかな、助けてあげた、経緯はあるんですか?
これまでは。

相談者:
これまではないですね。

坂井眞:
これまで散々やってきて、またってことではないんですね?

相談者:
ではないんですね。

坂井眞:
うんうん

相談者:
はい

坂井眞:
だけど、

相談者:
それでえ、

坂井眞:
うん

相談者:
あのお、2、3年前にちょっと、うつ病でどうのこうの、病院通ってるって言ったときにですね、

坂井眞:
はい

相談者:
もし、そういうので、お仕事が出来ない日があったりしても困るだろう、って言って、

坂井眞:
はい

相談者:
あの、何かあったらね、

坂井眞:
うん

相談者:
いつでも言ってきなさい、って、あなた一人じゃないんだからあ、みんなで協力しようか、って言って、も、お嫁さんにも、皆、言ってたんですう。

坂井眞:
はい

相談者:
でも、その過程でも、何にも音沙汰なくて、

坂井眞:
うん

相談者:
んな、別れる一ヶ月ぐらい前までは、誕生日もなんも一緒にここでもう、普通どおりに、済ませたんですね。

坂井眞:
ふんふん

相談者:
そして、その後にい、急に、別れ話を言って、もう、10日も経たないうちに、パタパタっと片付けて行ってしまいましたんでね。
で、きてたんで・・

坂井眞:
そうすると、あのお、次男の、一家3人と、あなたたち、お父さん、お母さんとは、

相談者:
はい

坂井眞:
家族の誕生日みんな祝うような、

相談者:
そうです

坂井眞:
ま、すごく、仲いい、一族(笑)

相談者:
はい

坂井眞:
あの、生活をしていて、

相談者:
はい

坂井眞:
で、お話聞いてると、それが、なんか、急に離婚の話になって、あっという間に10日で離婚までしちゃって、

相談者:
はい

坂井眞:
それで、うつ病だとか、依存症だとか言われて、

相談者:
はい

坂井眞:
ちょっと、どうしたもんか、呆然としちゃってるっていう感じなんですかね?

相談者:
そお、いや、わたしの方はもう、諦め、はついてるんですね、もう、一年近くなります。

坂井眞:
その諦めってのは、

相談者:
ただ、

坂井眞:
何の諦め?

相談者:
いや、それは、結局、(泣)先がもう短いからですね。
(泣)そんな、も、今まで楽しませてもらったし、いいかなあ・・

坂井眞:
いやいや、まだね、

相談者:
ただ、

坂井眞:
70歳でしょ?

相談者:
そおです。

坂井眞:
先短くないんですよ。
まだ、だいぶありますよ。

坂井眞:
だからあ、病気のことはちょっと心配だしい、離婚のことはそれは一回離婚しちゃったんだから、元のようには戻らないかもしれないけどお、大事な息子さんで、仲良くやってきた息子さんだから、なんとかしてあげたいと思ってらっしゃるんでしょ?

相談者:
はい

坂井眞:
うん

相談者:
ただね、甘やかしていいものか?

坂井眞:
うん

相談者:
(泣)手助けすることが、本人のためになるのかどうか?

坂井眞:
うん
分りました、それをお話したいと思ってるんですが、

相談者:
はい

坂井眞:
じゃあね、分り易い方から話しましょう。
最初は、金額が分らないからっていうお話をしましたけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
もう、あの、ご子息は、弁護士に相談されてるようですね?

相談者:
はい

坂井眞:
それでね、借金のことに関しては、

相談者:
はい

坂井眞:
もう、プロに相談されてるんだから、

相談者:
はい

坂井眞:
で、これが、その後ね、自己破産になるのか?
任意整理になるのか?分りません。
でも、息子さんの状況見ると、自己破産になる可能性が強いとは思うんだけどね。

相談者:
はい

坂井眞:
うつ病、で、なかなか、上手く働けないっていうんだったら、返す、お金がないから。

相談者:
はい

坂井眞:
だけど、それはもう、あの、お母さんが心配することではなくて、

相談者:
はい

坂井眞:
借金の話は。

相談者:
はい

坂井眞:
で、それはプロに任せてください。

相談者:
はい

坂井眞:
それで、だから、甘やかすでも何でもなくてね、

相談者:
はい

坂井眞:
それはそれとして、だけど、あのお、お話聞くと、すごく、上手くね、次男一家と、あなたご夫妻とやってきたわけだから、

相談者:
はい

坂井眞:
借金の問題と心の問題は別にい、違う話だからね。

相談者:
はい

坂井眞:
今は病気で、えー、依存症もあって、えー、破産手続きになるかもしれないときにい、側でえ、「いや大丈夫だよ」と。
例えばイザとなったら、住むとこだって何とかなるんだし。

相談者:
うん

坂井眞:
ね。
「食べていくのだって、なんとか出来るよ、当分は」、と。

相談者:
うん

坂井眞:
「あたしはまだ70なんだから、当分元気だ」
と。
そういうふうにして、支えてあげてくださいよ。

相談者:
はい、わかりました。

坂井眞:
それはだって、やってあげたいと思ってらっしゃるわけでしょ?
あなたも

相談者:
(泣)もお、当然です。
でも、

坂井眞:
だからそれを、言ってくれる人が居るっていうのがすごく大きいんですう。

相談者:
そおですかね。

坂井眞:
大変なときにそういうことを言ってあげるお母さんってのは、甘えさせてるんでも何でもないですよ。

相談者:
(泣)そうなんですかね

坂井眞:
だからあ、お金の話と、そういう、あの、家族として支えてあげる?

相談者:
はい

坂井眞:
心なり生活なりをね。

相談者:
はい

坂井眞:
それは別だから、出来ることをやってあげようと思ってください。
で、それは、甘やかしでも何でもないとわたしは思うんですけどね。

相談者:
あ、そうですか、はい

坂井眞:
どうでしょうかね?

相談者:
分りました。
そおで・・

(再びパーソナリティ)

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