姑舅が嫌いな農家の嫁。それでも出て行けない本当のワケ

(再び加藤氏)

加藤諦三:
あの、今、マドモアゼル愛先生の言われた解決が、何故できないんですか?

相談者:
勇気がないです。

加藤諦三:
ん、そういうことですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
「勇気がない」というあなたの言葉の裏にあるのは、裏に隠されてるのは何か?っていうと・・攻撃性なの。

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた今、物凄い攻撃性なの。
敵意があるの。

相談者:
ああ、はい。

加藤諦三:
そうす・・

相談者:
たぶん、そうだと思います。

加藤諦三:
そこに気が付いて来ればもう全部解決だよ。

相談者:
うん・・

加藤諦三:
したら、こん・・むしろ70歳のおばあちゃんの問題じゃないんだよね?

相談者:
うーん・・

加藤諦三:
全部すり替えてんだ。

相談者:
はい

加藤諦三:
本当は、あなたの、ここにくる前に持っていた敵意、

相談者:
はい

加藤諦三:
これを処理することが先決なんです。

相談者:
ん・・

加藤諦三:
これが処理できれば、完全、この問題は、消えます。

相談者:
はい

加藤諦三:
前に、だ、どういう人に敵意があったの?

相談者:
実の姉だと思います。

加藤諦三:
ああ、実の姉ね?

相談者:
はい

加藤諦三:
実の姉に対する敵意。
その、姉に、負けることが悔しい?

相談者:
悔しいです。

加藤諦三:
だから、帰れない?

相談者:
んっとお、馬鹿にされるのがあ、嫌ですね。

加藤諦三:
ね?

相談者:
はい

加藤諦三:
お姉さんに、私はこんなに幸せだ、って見せつけたい?

相談者:
「姉のようになりたくない、なりたくない」って、子供の頃から育ってきたんで・・

加藤諦三:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
で、要するに、姉に負けるのが悔しいんでしょ?

相談者:
そうです。
「ざまあみろ」って言われるのが悔しいです。

加藤諦三:
悔しいんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
だけど、この悔しさで、あなたは自分の人生を滅ぼそうとしてんだよね?

相談者:
うーん・・

加藤諦三:
だから問題は、あなたとお姉さんとの関係です。

相談者:
はい

加藤諦三:
だ、ここを解決しない限り、

相談者:
はい

加藤諦三:
この問題は解決しません。

相談者:
はい

加藤諦三:
分かります?

相談者:
はい

加藤諦三:
そしたら、どうすればいいか、自然とあなたの中に分かってくるでしょう?

相談者:
うーん・・

加藤諦三:
お姉さんとの張り合ってる、その気持ちだけで自分の人生を全部終わらすのか?

相談者:
はい

加藤諦三:
本当に私は、お、あの70歳のおじいちゃん、おばあちゃんが悔しいのか?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、私の今までのお、言動が全部見えなきゃ駄目。

相談者:
ええ・・

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい

加藤諦三:
いいですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
怒りに対する反応です、全ては。

相談者:
はい

加藤諦三:
怒りに対する、隠された怒りね?

相談者:
はい

加藤諦三:
それが変装してるだけ。

相談者:
はい。
分かりました。

加藤諦三:
それが分かったら、修羅場を作りなさい。

相談者:
はい。
分かりました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
核心的な事実から逃げては、物事は解決しません。

(内容ここまで)

姉妹の確執だったとはね。

 

市から村に移り住んだって言ってるんだけど、
田舎暮らしを嘆いているんだけど、

その話し方なんか、おもいっきし似合ってるんだけど。
”ライフスタイル”っていう日本語さえ、あんたが言うと違和感あるっつうの。

加藤さんとの最初のやり取り聞いてると、人の話聞かないっていうのかね。

 

だけど、なんで、豹変しちゃったんだろうねえ、姑。
優しさでおびき寄せたとか?(笑)

仕事を広げてるってことはさ、もっと稼げるようにしてあげないとっていう親心かもよ。

 

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