4ℓ焼酎を10日で消費する45歳主婦に柴田理恵が渾身の忠告
(再びパーソナリティ)
柴田理恵:
あの・・変じゃないと思いますよ?
相談者:
そうですか?(笑)
柴田理恵:
あのですね、
相談者:
はい
柴田理恵:
私ちょっと知り合いに、
相談者:
はあい
柴田理恵:
あのお~、アルコール依存のお、方があ、
相談者:
はあい
柴田理恵:
やはり最近、いらっしゃいまして、
相談者:
ええ、ええ
柴田理恵:
ほんっとに怖いですよ?
相談者:
あ、ほんとです・・
柴田理恵:
このことだけは言っときます。
相談者:
はあい
柴田理恵:
まず、
相談者:
ええ
柴田理恵:
そのおー・・アルコール、依存なのかどうなのか?っていうのは、
相談者:
はい
柴田理恵:
家族じゃ分からないんです。
相談者:
うーん
柴田理恵:
あまりにも近すぎて。
相談者:
うーん
柴田理恵:
「よく飲むなあー」とか、
相談者:
はい
柴田理恵:
そういう風に思ってるだけで、
相談者:
うん
柴田理恵:
「お酒好きなのよねー」とか思ってるだけで、
相談者:
うんうん
柴田理恵:
あのおー・・気が付かないんです。
相談者:
うん・・
柴田理恵:
気が付いてても、気ご、気が、付こうとしないんです。
相談者:
うーん
柴田理恵:
何故かというと、凄く恐ろしいことだし、やっぱり、イメージ良くないじゃないですか?
相談者:
はあい
柴田理恵:
そのお・・その昔はアルコール中毒なんて言われた、そういう~、
相談者:
うん・・
柴田理恵:
人が、み、身内に出てくるっていうのは、
相談者:
はあい
柴田理恵:
世間体にも恥ずかしいし、
相談者:
うん
柴田理恵:
とても、もう一生駄目にするようなことんなるので。
相談者:
はい
柴田理恵:
だから家族はね、気が付かない、振りをするんです。
相談者:
ああー
柴田理恵:
そうやって放置してる間に、
相談者:
はあい
柴田理恵:
お酒って怖いのはねえ、
相談者:
うん・・
柴田理恵:
止まらなくなるんですよ。
「よ!ここで今日はもうここで止めよ!」
相談者:
ねえ?
柴田理恵:
と思っても、
相談者:
はい
柴田理恵:
止められなくなるの。
相談者:
うんうん、はあい
柴田理恵:
そのことは、もお、
相談者:
うん
柴田理恵:
脳みそが、
相談者:
うん
柴田理恵:
アルコールに侵されてることとおんなじなんですって。
相談者:
うーん、はい
柴田理恵:
うん。
だからほんとに、止まらなくなっちゃうの。
それはもう、その・・病気、だから、
相談者:
はあい
柴田理恵:
ま、そうなればですよ?
相談者:
うん
柴田理恵:
病気だから、
相談者:
うん
柴田理恵:
そのお・・その人の意思、とか、
相談者:
はあい
柴田理恵:
そういう、問題じゃないんです。
相談者:
あー・・
柴田理恵:
意思とかそういうことじゃないんです。
怖いんです。
相談者:
ですよねえ。
柴田理恵:
はい
相談者:
やっぱり、やっぱり・・
柴田理恵:
だから、
相談者:
はい
柴田理恵:
もし、
相談者:
うん
柴田理恵:
あなた、は、そのお家、今、家族構成考えたら、旦那さんと、
相談者:
はい
柴田理恵:
息子2人いるじゃないですか?
相談者:
はい
柴田理恵:
一家、4人の中の、たった1人の女の人ですよね?
相談者:
はあい
柴田理恵:
女性があ、
相談者:
うん
柴田理恵:
体壊したり、
相談者:
はい
柴田理恵:
そういう中毒になると、
相談者:
うん
柴田理恵:
そこの一家は崩壊しますよ?
相談者:
(息を呑む)
柴田理恵:
それでもいい?
相談者:
いや、よくないですね。
それは、ほんと、はい。
柴田理恵:
それが嫌だったら、もう飲まない方が良いと思う、あたしは。
うん。
相談者:
そうかあ・・
(再び回答者)
マドモアゼル愛:
これはあの、柴田さんの、あの、わりの、渾身の注意だよね?
やっぱりね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
ま、人生の経験でいろいろ、見て、知ってるんだと思うのねえ?
それでね?
だから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
なんとか、お、今、お母さんに、あなたのお母さんに、叱られてるようなもんだよね?
今のはね?
相談者:
うーん、はあい
マドモアゼル愛:
今、柴田さんがおっしゃったように、渾身の、注意ですから、
相談者:
はあい
マドモアゼル愛:
やっぱり僕もちょっと、もうちょっと深刻な・・の、可能性あるな、と思うからね?
柴田理恵:
うん・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
やっぱり昼間、の、仕事の無理が、あのおー、きてる面が、あるから、
相談者:
はあい
マドモアゼル愛:
いー、昼間、し、しっかりしたあ、形で、もうちょっと自分っていうのを、
相談者:
はあい
マドモアゼル愛:
甘やかしてあげて、その中でね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
うん。
もうちょっと楽な生き方、を、選択できるようにしていくことで、とかいろいろ工夫される必要がな、なんかあるようなね?
柴田理恵:
うーん
マドモアゼル愛:
気がするんですよね。
柴田理恵:
はい
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
う~ん・・はあい
(またまたパーソナリティ)
柴田理恵:
あのお、私は、
相談者:
ええ
柴田理恵:
お酒が好きなんです。
相談者:
あ、そうなんですか。
柴田理恵:
はい
相談者:
ウフフ(笑)
柴田理恵:
で、とっても美味しいと思います。
相談者:
ああー
柴田理恵:
美味しいから、
相談者:
はい
柴田理恵:
2合までとか、1合までとか、
相談者:
はい
柴田理恵:
今日はビール1本で終わり、何でかってったら、明日があるからとか、
相談者:
はい
柴田理恵:
そうやって、決めて、
相談者:
うん
柴田理恵:
「ああ!美味しい!」で、終わるようにしないと。
相談者:
はあい
柴田理恵:
あとは、酒は楽しい。
相談者:
はい
柴田理恵:
だから旦那さんと乾杯すんのは良いと思うんです。
相談者:
はあい
柴田理恵:
「あ、かんぱーい、楽しいね。
じゃ、明日があるから、一緒に寝よ?」ってちゃんと、布団に一緒に行く。
相談者:
ウッフフ(笑)
はい
柴田理恵:
うん
相談者:
う~ん、うん
柴田理恵:
それちょ、もし、それができないな、と思ったら、
相談者:
うん・・
柴田理恵:
正直、1滴も飲んだらあかん。
相談者:
ああ、やっぱそれ言われるかと思ったんですよね(笑)
柴田理恵:
うん。
あの、何でかって言ったら、
相談者:
うん・・
柴田理恵:
ん、もしね?
相談者:
うん
柴田理恵:
これがこのまんま進んでって、
相談者:
はい
柴田理恵:
入院しなければ、ならなくなる事態があるんです。
相談者:
はい
柴田理恵:
もうそういう時期になると、
相談者:
うん
柴田理恵:
例えばもう、仕事帰りに、
相談者:
はい
柴田理恵:
自販機で買ってしまってる、ますから。
相談者:
ああ・・
柴田理恵:
で次の朝も、何となく抜けない状態で、仕事しちゃいますから。
相談者:
ああ、はい
柴田理恵:
うん
相談者:
あー、怖い。
あ、そういうの、たまに、あるから、はい。
柴田理恵:
ありますでしょ?
相談者:
はい
柴田理恵:
それ怖いですよ?
相談者:
怖いです・・
柴田理恵:
で、そうなると入院します。
相談者:
へえ~
柴田理恵:
そうなったら、
相談者:
はい
柴田理恵:
家族もバラバラ。
相談者:
はいー
柴田理恵:
ほんっとに怖いことになるんで、
相談者:
はい
柴田理恵:
ちょっと気を付けてください。
相談者:
(息をのむ)
はい!
そうですね、はい。
柴田理恵:
うん
相談者:
もう、おっしゃる通りだと思います、はい。
柴田理恵:
うん。
酒は楽しんで飲むのは良いけども、
相談者:
はい
柴田理恵:
絶対にそうやって、だらだら飲んでは、駄目です。
相談者:
は、はい。
分かりました。
柴田理恵:
お願いします。
もう、ほんっとに。
相談者:
はあい
柴田理恵:
まだまだこれから、ねえ?
23の、息子さん、
相談者:
はい
柴田理恵:
21の息子さん、これからまだまだいっぱいこう、嫁はんもらったり、お孫さん出来たりし、ちゃんと見なきゃいけないんですよ?
相談者:
そうですね、はい。
柴田理恵:
でしょ~?
相談者:
ほんとに、それ、見れない、かったら、悲しいです。
柴田理恵:
うーん・・
何より、お母さんは、お家の太陽です。
相談者:
はい
柴田理恵:
太陽なくなったら、お家真っ暗になりますよ?
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
ねえ?
相談者:
はい
柴田理恵:
頼むねえ?
相談者:
はい、もう・・気を付けます、ほんと。
柴田理恵:
はい
相談者:
はい
柴田理恵:
じゃもう、今日それでもう、止めときましょうね?
相談者:
はい。
ありがとうございました。
柴田理恵:
はい
相談者:
なんか良いこと聞かせていた、はい。
柴田理恵:
はい。
じゃ、頑張ってねー。
相談者:
はい。
ありがとうございましたあー。
柴田理恵:
さよならー。
相談者:
失礼しまーす。
柴田理恵:
はいー
(内容ここまで)
柴田女史大活躍の巻。
そもそも何で下戸のマド愛が回答者なんだ?
柴田 今飲んでます?
相談者 ちょっとだけ
(笑)
ひっかけて電話してきよったか。
4リットルを10日ということは、1日400ml。
なんだ、500ミリ缶1本にも届かんじゃんか。
ん?
おー、ノーノー。
あたしが飲んでる、4%のチュウハイじゃないっつうの。
20度~25度のストレート焼酎だ。
wikipediaにあるアルコール依存症を読むと、相談者の話とピタリと一致していて恐ろしい。
柴田女史の警告は決して大げさなものでははない。
機会飲酒: 何かの機会に時々飲む。
↓
習慣飲酒: 習慣的に飲む。
これがアルコール依存症への入り口。
ストレスなどを理由に機会飲酒の頻度が増え、いつしか習慣飲酒へと移行する。
まだこの時点では、自覚さえすれば自分の意思でやめることも可能。
しかし、止めないと、
習慣飲酒の量が増えていく。
まさに今日の相談者だ。
で、
男性よりも女性の進行が早く、習慣飲酒から6年ほどでアルコール依存症となる。
<wikipedia>
相談者 「5年ほど前から仕事が終わって飲むようになった」
もうすでに、自分の意思ではやめられなくなっているのかも。
で、さらに、イネーブラーの存在だ。
アルコール依存症になる人の周囲には、酒代になりうる小遣いを提供したり、飲酒している本人の尻ぬぐいをする家族など、イネーブラー(enabler)が存在することが多い。
イネーブラーは飲酒している当人の反省を必要とさせず、飲酒することを可能にしてしまう。
<wikipedia>
言うまでもなく、イネーブラーは夫だ。
今だけは、優しい夫に鬼になってもらう必要がある。
夫&相談者 「カーンパーイ!」
ぅおい!
柴田女史の渾身のアドバイスは夫にこそ届けないといけないのだが・・
解説再開ありがとうございます!!
21歳の息子がだらしなくてパチンコ三昧で気になるっていうのは、なんも触れられなかったけど、相談者にとっての飲酒の言い訳でしかないってことなのかなあ。
そんな息子を負担に感じてアルコールに逃げちゃうのかもと思うけど…。ギャンブル依存症とアルコール依存症の親子になる前に、息子もどうにかせんといけない気がする…。