自閉症の子を持つバツ2と付き合う26歳の息子に気を揉む女
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
初めまして、高橋です。
相談者:
あ、初めまして、お世話になります。
高橋龍太郎:
付き合ってる相手のご家族は、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
生活は、自立してるの?
相談者:
えーとですね、
高橋龍太郎:
ええ
相談者:
彼女お、が、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
えー、バイトを、やりつつ、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
生活をしてるということですね。
高橋龍太郎:
バイトをやりつつ2人の子供を養うとなると、
相談者:
そうです、そうですね。
高橋龍太郎:
まあ、ま・・
相談者:
別れたあ、旦那さんの養育費はもらってはいるようですが、2人では、少ないわけで・・
高橋龍太郎:
母子で、行政からお金が出る分と、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
元、のご主人からのお金と、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
彼女のバイトでとりあえずは、
相談者:
はい、生活はしてる、
高橋龍太郎:
できている?
相談者:
というようですが。
高橋龍太郎:
いう、ことなんですね?
うん・・
相談者:
彼女も、仕事は結構掛け持ちをいくつか、してるよう、2つぐらい掛け持ちで、仕事をしてるようです。
高橋龍太郎:
頑張り屋さんなんだ?
相談者:
あ、そうですね。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
ま、それは、それを聞いた時は、まあそうだなと思いました。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
はい
高橋龍太郎:
なるほどね。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
自閉症っていっても、ほんと自閉症スペクトラムって言って、完全に例えば、誰かが傍に、い、いてえ、も、いつも、四六時中、面倒看て、なければいけないような、そんなタイプから、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まあちょっと、対人関係で少し問題あるね、ぐらいで、でも、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
これも成長の過程で、克服していって、
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
社会生活は送れるよねっていうぐらいまで、
相談者:
ああ、ああ、広範囲にね。
高橋龍太郎:
本当に幅広いので。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
とりあえずは、通常のクラスじゃないところ、では、なくて、
相談者:
いー
高橋龍太郎:
普通のクラスに所属できるぐらいの、レベルってことかな?
相談者:
あ、そうですね。
あのお、通ってるのは、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
普通の小学校のようなんですが、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
そのクラスう、まではちょっと聞いてないですね。
高橋龍太郎:
うーん。
で、ま、ええ、でもそれを理由にっていうのも、随分、大人気ない話なので、基本的に言うと、
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
恋愛の問題と結婚の問題を、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
同じセットで考える考え方、と、
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
それから、恋愛と結婚というのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
別のシステムなので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
恋愛は恋愛で、えー、やってくれて構わないけれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
結婚になったらば、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
違う家族同士が、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
付き合って、例えば、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、子孫を残していくシステムだからっていう風に考える考え方と、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
これは2つ、大きく分けて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
やっぱり、なかなか交流は、できない、2つの大きな対立ですよね?
相談者:
はい、そうですね、はい。
高橋龍太郎:
で、厄介なのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
人間は、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
最初は恋愛至上主義で、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
結婚も、そん中に、包(くる)むけれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ある程度年を取ってくると、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
結婚というのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そういう制度なので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それに上手く、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
当てはまるような相手を選ぶことこそが、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
幸せの近道だっていう考えに(笑)、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
少しずつ近づいてくっていう、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
その、人間の精神史の変遷みたいなことも絡むので。
相談者:
はい(笑)
高橋龍太郎:
それでしかも、男性の、26ぐらいは(笑)、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まだ恋愛、真っ只中の最中なので。
相談者:
はい(笑)
高橋龍太郎:
これ30過ぎてくると、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
所謂、世間知っていうか、分別みたいのが出来てくるから。
相談者:
あ、周りも見えてくるってことですね?
高橋龍太郎:
そういうことですよね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
今、お子さんに、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
正面切って反対しても、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
多分、なかなか、受け入れてくれないと思いますよ(笑)
相談者:
ああ、そうですね。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だから、そうだなあ、こういう時は、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
大人の知恵というのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
本当にしばらく、やりたいように、やらせてみて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
但し、どこまで、2人でやっていけるのか?あなたも、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ちゃんと、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
一人前の男として、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
生活費を稼いで仕事を就い、仕事をやって、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
で、ご主人の、元のご主人の仕送りなしで、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
で、彼女も働きながら、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
生活が維持できた上に、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
例えば、いし、一緒に転がり込んできた時に、自閉症の、
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
お子さんが、ちゃんと素直に、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
彼のことを、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
自分の新しいお父さんとして、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
自閉症ってなかなか、そういう関係を結ぶのが難しいからね?
相談者:
あ、そうですか、はい。
高橋龍太郎:
うん。
そ、それで、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ちゃんと受け入れてくれて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
新しい家族として成り立つかどうか?っていうトライアルを、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それこそ1年か2年、やった上で、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
決めてくっていうような、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ところが、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まあ、ある意味では、両方の落とし処かなあ?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
「何らかの形でそういうことをやってみて、あなたが、」
相談者:
はい
高橋龍太郎:
「信じるに足り得る相手だったらば、」
相談者:
はい
高橋龍太郎:
「えー、親としては、認めないわけではないよ?」っていうような、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そんなスタンスで、いいんじゃないでしょうか?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ここはあんまり、火に、えー、油を注ぐようなことは、僕は、得策ではないような、気が致します。
相談者:
ああー、そうですかね。
高橋龍太郎:
はい
相談者:
まあしょっちゅう、彼女が、あの、まあ、今、仕事をして、あの子が仕事をしていないのもあれなんですが、しょっちゅう呼ばれるんですね、電話で。
高橋龍太郎:
うん、うん
相談者:
「今から来てー、今から来てー」っていう感じで(笑)、昼夜(ひるよる)問わずですね。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
うん・・
高橋龍太郎:
まあそれだけ出てくわけだから、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
多分彼女も、心もとないんだろうし、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まあまあ、あの、一度ざっくばらんに、みなさんで会われたらどうです?
相談者:
ああ
高橋龍太郎:
その、彼女の人となりも全部含めて。
勿論だから、同棲生活踏み切る以前に、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
一度会って、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
彼女、が、本当に、えー、一緒に住んでも、いい、ような人であるかどうか?ぐらいは親は、当然チェックしていいわけだし?
相談者:
ああ、まあ、ご両親亡くなってみえるので。
高橋龍太郎:
うん。
ざっくばらんに、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
食事をして、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まあまあ、親としてはいろんなことが、心配してるのよ、みたいなことをそれとなく告げて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
向こうの気持ちはどう、また、別のことが、お考えあるかもしれないじゃないですか。
相談者:
ああ
高橋龍太郎:
あー
相談者:
まあ、なんか言ってた話では、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
「『まあ、離婚をしたばかりなので、』」
高橋龍太郎:
うん
相談者:
「『先のことは考えていない』っていうことは言ってる」ということは言ってましたね。
高橋龍太郎:
そうですよね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だから、普通は、お子さんを育てるのに精一杯で、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
よっぽどのことがない限りすぐ、また再婚に踏み切ろうとは、おも、思わないと思うので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
その辺も含めて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まあまあ一度、ゆっくりお食事なさったら良いと思いますよ。
相談者:
ああ
高橋龍太郎:
うーん。
まあ、第一に仕事をまず見つけてもらうってことと、
相談者:
そうですね、はい。
高橋龍太郎:
それから、少し柔らかく、包んで、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
行く末を見守るっていうことでいいんじゃないでしょうか?
相談者:
分かりました。
高橋龍太郎:
ウッフフフフフ(笑)
相談者:
(笑)
(再びパーソナリティ)