言葉DVに離婚を考える結婚20年の女。上と下の娘で違う父親への感情
テレフォン人生相談 2016年3月10日 木曜日
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女47歳 夫46歳 学生の長女二十歳 高校生の次女15歳
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談ですう
相談者:
あ、もしもし、こんにちは
ドリアン助川:
こんにちは、よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いします、はい
ドリアン助川:
今日はどんなご相談でしょうか?
相談者:
えーと、主人のですね、ちょっと言葉によるDVによってえ、あのお、子どもお、の、身体の異変、わたしの、ちょっと、病気、うつ病的なことですかね。
で、ちょっと離婚を考えているので、そのご相談なんですけれども。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、ご主人が乱暴な言葉でイジメてくる?
相談者:
そうですね、はい
ドリアン助川:
はい
あなた様、おいくつですか?
相談者:
47です
ドリアン助川:
47歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
ご主人は?
相談者:
あの、一つ下です。
ドリアン助川:
46歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
結婚されて何年ぐらいなるんですか?
相談者:
20年です
ドリアン助川:
20年
相談者:
はい
ドリアン助川:
お子さんは・・お一人でしょうか?、お2人ですか?
相談者:
いえ、2人です。
ドリアン助川:
2人?
相談者:
はい
ドリアン助川:
おいくつですか?
相談者:
えーと、上があ二十歳になります。
で、下が15です。
ドリアン助川:
えー、男の子、女の子?
相談者:
あの、2人とも女の子です
ドリアン助川:
2人とも女の子
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、学生さんですか?
相談者:
えーと上の子は、はい、あの、学生で、下の子は高校1年生です。
ドリアン助川:
高校生で、はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
旦那さん、まあ、具体的なことを聞いていきますけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、どんなときに、どういう言葉を、吐かれるんですかね?
相談者:
えーと、ちょっとしたことなんですけれどもお、ちょっとでも乱暴な、ま、言葉だとかあ、子どもたちが、ま、思春期っていうのもある、っと思うんですけども、ちょっとでも、ま、無視じゃないんですけど、聞かないフリをしたりだとか・・
まあ、ちょっと細かあいことでえ、一々、こうキレるんです。
それでえ、もうなんか、乱暴な言葉を、吐く、なり、あの、長時間のながあい説教・・あの、理屈をいっぱい並べ立ててですねえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
子どもにも・・
で、叱り方も、子どもを隅に追いやるような感じで、もう殴りかかるような感じで、脅え、させるんですね。
ドリアン助川:
うん・・
相談者:
それで、上の子は、もう二十歳になるんですがあ、最近またちょっとチック症が出てきましてえ・・
小っちゃい頃からちょっと身体に、のクセがあったんですけども、最近治ってたんですけど、また主人の、言葉・・あのイライラとかが、伝わってきてえ、あのお、チック症が始まってきてしまってえ・・
で、わたしもちょっと病気になってるんです、あのお、6年前に、あの、こっちで転勤でえ、来ましてえ、色んな、ん、傷つく言葉を言われてですね。
で、それでえ、ちょっと、病気になりまして、あの、心の病気に。
それでずうっと病院通いです。
ドリアン助川:
はい
これは急にこうなったわけですか?、それとも昔からそういう人だったんですか?
相談者:
えーっとお、あたしがあ、あの、一人目を妊娠中に、ちょっとした喧嘩になりますとお、あたしにモノを投げたりだとか、お腹に当たる、ものを投げたりだとか、足を蹴りつけたりだとかあ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、そういうことしてましてえ、
ドリアン助川:
そこから始まったというか・・
相談者:
まあ、そうですねえ
ドリアン助川:
ああ・・
でも妊娠中にそんなことなさるっていうのはちょっとショックですねえ
相談者:
すごくショックでしたね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
ええ、で、母があ、ちょっと、足を引きずってたので、ちょっと、聞かれたので、理由を言ったら母がちょっと、注意して、くれて、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
うちの主人に。
ドリアン助川:
はい
相談者:
そうすると、なくなりましたけどお・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
えー、今度は言葉、の、まあ、なんていうか、もう、決定的な言葉を言う、「顔も見たくない」だとか、「触るな」だとか・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
んん、ま、「あんたが死んでも」、あの、「迷惑を掛けるだけ」だとか。
ドリアン助川:
うん・・
相談者:
ま、あたしい、ちょっとここに来て病気になったものでえ・・
病気になって、こう、死にたくなるときもあるんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
あったんです、最初の頃は。
酷い病気になりまして、心の。
ドリアン助川:
うん
相談者:
で、薬を飲み始めてから、薬のおかげで良くなって来てえ・・
で、主人の、思い描くような女性・・になろうと思、思いい、常に気を使って生活をしてました、ずうっと6年間。
ドリアン助川:
えー、色々あるかと思うんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
実質、ご夫婦と言えるのか?
それとも、
相談者:
はい
ドリアン助川:
もうすでに破綻しちゃってんのか?どうでしょうね。
相談者:
最近まで仲良かったんです。
でもお、ちょっとしたことがありまして、娘に対する、ちょっと、言葉が、酷かったのでえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ちょっとこれ言った方がいいかなと思ってえ、もう、勇気を出して、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
「ゴメンね」って、「パパ」って、「20%づつ」あの、「ちょっと不満があってえ、一つは、仕事」、あたし仕事持ってるんですけど、「仕事のこととお、家の、こと、家事、と、あとパパのね、あのときの、あの言葉、とかは、ちょっと、な、DV的なところもあるかなと思うんだよねえ・・」って言ったら、もう、そこから、も、すごい状態になりまして。
ドリアン助川:
それはいつ頃ですか?どれぐらい前ですか?
相談者:
えっとお・・4日ぐらい前です。
ドリアン助川:
4日ぐらい前。
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、もお、堪えられなくなっちゃってえ・・
ドリアン助川:
ええ
で、どうしたんですか?
相談者:
で、あの、もお・・離婚しようかな?って考えてるんですう。
ドリアン助川:
はい
相談者:
子どものためにも、わたしの精神・・的な、ためにもお・・はあい
ドリアン助川:
えー、お子さん2人はお母さんの味方って感じですね?
相談者:
ええ、昨日の夜、それこそ、3人で話をしてえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
んん、あのお、下の子もお、あのお、「もういいよ、お母さんの、好きにしなよ」って言ってえ、くれてえ、
ドリアン助川:
うん
相談者:
「もお、あんなお父さん嫌だ、人として信じられない」って下の子は言ってえ・・
でも上の子はあ、「お父さんが死んじゃったらどうしよう」って泣くんですよ、なんか・・
ドリアン助川:
離婚となったときに?
相談者:
はい、「電車に飛び込んだりしないかな?」とか言って泣いてるんですよ。
「お父さん、嫌いではないんだよなあ」って、下の、上の子は言うんですよお。
ドリアン助川:
うん・・
えー、じゃ、具体的にその3人で話したときは、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、「好きにしなよ」って、つまり離婚っていうテーマで話をしたということですね?
相談者:
そうですね、はい
ドリアン助川:
ええ、で、もしも
相談者:
別居なり、
ドリアン助川:
うん
相談者:
離婚なり、はい
ドリアン助川:
ええ、別居なり離婚なり
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、「お母さんもう堪えられないんだけど、どうしたらいい?」って言ったら、2人は、ま、基本的には、「もう好きにしなよ」と。
相談者:
はい、あの、見てますし、
ドリアン助川:
はい
相談者:
子どもたちも。
ドリアン助川:
うん・・
相談者:
あたしが、受けてるところを。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はあい
ドリアン助川:
で、これは、えー、今衝動的にそう思ってるのではなくてえ、
相談者:
はあい
ドリアン助川:
もうこれまでの日々も総合すると、
相談者:
はい
ドリアン助川:
離婚がいいかな?という結論に達しているということですか?
相談者:
そうですね、金銭的な、経済的な心配はあるんですけどもお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
子どもたちに十分な、生活をさせてあげられるかな?っていう不安もあるんですけどもお・・
ドリアン助川:
はい
もお限界だと。
相談者:
・・ちょっと、ま、崖っぷち的な感じですねえ。
ドリアン助川:
ええ
で、えー、あなたとしては離婚を、選びたいと。
相談者:
・・
んん、離婚か、別居です、はあい
ドリアン助川:
うん、分りました。
えー、それでは今日の回答者の先生紹介いたします。
相談者:
はい
ドリアン助川:
弁護士の中川潤先生です、
相談者:
はい
ドリアン助川:
よろしくお願いします
(回答者に交代)