中学にも行かず日がな一日猫と暮らす娘35歳。対人恐怖症の母の心配の今さら
テレフォン人生相談 2016年3月25日 金曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(作家・翻訳家・三石メソッド主催)
相談者: 農家の女61歳 10年前に離婚 別棟で猫と暮らす娘35歳 息子(娘の兄)は10年前に他界 父は2ヶ月前に他界
今井通子:
もしもしい?
テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
今井通子:
はい。
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
35歳の娘のことで、ご相談したいんですけども。
今井通子:
はい。
あなたはおいくつ?
相談者:
私は61歳です。
今井通子:
ご主人いらっしゃいますか?
相談者:
離婚しました、10年ぐらい前に。
今井通子:
あ、10年前?
相談者:
はい
今井通子:
はい。
お嬢さんはお1人?
相談者:
はい。
あの、兄がおりましたけど、20年ぐらい前に亡くなりました。
今井通子:
あらまあ
相談者:
はい、はい・・
今井通子:
それで、どういったご相談でしょう?
相談者:
あのねえ、小学校3年ぐらいの時から、こ、登校拒否をやって、まあ、あの、高学年なっても行ったんですけどね、
今井通子:
はい
相談者:
中学が、行って、おりません。
今井通子:
はい
相談者:
なので、あの、祖父が勉強しっかり教えてくれましてね。
今井通子:
はい
相談者:
あの、新聞読んだり、何度も、ほとんど、あの、できるんですけどね、かい、読み書きもできるし、
今井通子:
はい
相談者:
計算もできるし。
今井通子:
はい
相談者:
なんですけど、その、人間関係がね、なかなか、こう、作れないっていいますかね、そういうところがありましてね。
今井通子:
はい
相談者:
それもこう、私(わたくし)の、性格、が物凄く影響してると思うんですよね。
今井通子:
はあ
相談者:
よろしいですか?
私(わたくし)の性格を、あの、は、お話しても。
今井通子:
はい、どうぞ。
相談者:
あの、神経症ってびょう、病気でね、
今井通子:
はい
相談者:
あの、対人恐怖って言われてるんですけどね。
今井通子:
なるほど。
相談者:
あの、人なたが苦手で、子供の頃からずうっと、こう、人なたを避けるような、こう、生き方を、ねえ?娘にはさせてしまったのです。
今井通子:
はい
相談者:
このことが物凄く、あのお、彼女の人生には、影響してると思います。
今井通子:
はい
相談者:
それでもね、もう、済んでしまったことですので、
今井通子:
はい
相談者:
こう、これからの、どうやって、娘に接してったらいいか?
今井通子:
うーん
相談者:
そしてまた、自分もどんな心構えで、こう、生きてくのがいい、よろしいか?なんて思いましてね。
今井通子:
はい。
まず、あなたは、
相談者:
はい
今井通子:
えー、普通に学校は卒業されたの?
相談者:
私(わたくし)もね、中学の時、ちょっと躓きましたけど、卒業はしました。
今井通子:
はい
相談者:
あはい
今井通子:
中学は卒業した?
相談者:
はい
今井通子:
高校は?
相談者:
高校は行きませんでした。
今井通子:
はい。
で、あの、お祖父さんていうのは、お嬢さんにとってのお祖父さんですよね?
相談者:
はい、はい
今井通子:
あなたのお父様?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
お父様は、まだご存命ですか?
相談者:
いえ、2か月ほど前に亡くなりました。
今井通子:
ああー
相談者:
そのこともあってね、
今井通子:
うん
相談者:
ちょっと、あのお、娘、落ち込んでるものですからね。
今井通子:
そうすると、お嬢さんは、
相談者:
はい
今井通子:
ま、お祖父さん子だった?
相談者:
そうですね、ええ。
今井通子:
で、お祖父さんがいろいろ教えられたということで、
相談者:
そうなんです、はい。
今井通子:
今、そうするとお、あなたの、お家に、一緒にいらっしゃるの?
相談者:
あのね、別棟に、おります。
今井通子:
ああ
相談者:
まあ、私(わたくし)の、方に来たりもします。
猫飼っておりましてね。
今井通子:
ええ
相談者:
両方の、あの、家(うち)で猫飼ってるもんですからね。
今井通子:
はい
相談者:
私(わたくし)の、住んでる方にも来ますけども、
今井通子:
うん
相談者:
別棟で、ほとんど暮らしております。
今井通子:
お1人で?
相談者:
そうです。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
で、何かお仕事はされてる?
相談者:
いえ、あの、実は農業でありましてね。
今井通子:
ああー、なるほど。
相談者:
あの、たまたま手伝ってくれたり、あの、助かった、時期もありましたしね、
今井通子:
ええ
相談者:
そんなに、苦にしなんで。
今井通子:
ああ
相談者:
あの、性格もねえ、
今井通子:
うん
相談者:
あの、私には不満はあるものの、言うことは聞いてくれますしね、
今井通子:
ええ
相談者:
それほど苦にはしなんできたんですけどね。
今井通子:
うん
相談者:
あの、35歳っていう歳になって、「私(わたくし)が死んだらね、」
今井通子:
うーん
相談者:
「あの、どうすれば、いいか?」っていうようなことを思いましてね。
今井通子:
あのお、農業は、そうすると、あなたもやってらっしゃるの?
相談者:
私(わたくし)がやってますけど、あの、そんなに沢山は、できないんですけどね。
今井通子:
元々は、お祖父さん、お祖母さんがやってらっしゃ・・
相談者:
そうです、農業、そうなんです。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
で、そこを、継いでらっしゃるわけ?
相談者:
そうですね。
今井通子:
生活にはあんまり困らない?
相談者:
そうですね。
今井通子:
ああ
相談者:
ま、生活には困るという状態ではありません。
今井通子:
うーん。
じゃあお嬢さまは、
相談者:
ええ
今井通子:
今、別棟に、暮らされてるけど、
相談者:
ええ
今井通子:
まあ、一日どんな感じで?
相談者:
あのねえ、猫が好きでねえ、
今井通子:
ええ
相談者:
あの、猫の世話を、したり、
今井通子:
はい
相談者:
そして、まあ、ね、やることないもんだから、ぼんやりとして、
今井通子:
ええ
相談者:
おりますけどね。
今井通子:
あの、朝昼晩のご飯食べたりするのも、全く別なんですか?
相談者:
あのね、祖父がおりました頃は祖父と一緒に食べておりましたけどね、
今井通子:
うん
相談者:
今はあの、あんまり食欲もない子なもんですからね。
今井通子:
はい
相談者:
あの、カップラーメンやラーメンぐらいなら、自分で作るけど、他の物は作らないもんでね。
今井通子:
ええ
相談者:
私(わたくし)が、体のためにも、悪いかと思って、あの、持っていきます。
今井通子:
あー
相談者:
はい
今井通子:
あ、じゃあ、持って行って別に食べてるわけ?(笑)
相談者:
そうです(笑)
今井通子:
お、お嬢さんご本人としては、お母さんが、
相談者:
ええ
今井通子:
「もしも、あの、ことがあった時は、どうしようと思う」っていう風には、も、考えてんのかしら?
相談者:
そういうことは話しましてもね、考えていないようです。
今井通子:
あー、そうなんですか。
相談者:
ええ、ええ、先のことは。
今井通子:
ということは、
相談者:
はい
今井通子:
その、お嬢さんも、あのお、登校拒否をされたりとかって、して、
相談者:
ええ、はい、はい
今井通子:
中学も行かないで、でも、まあ、知識的なものは、
相談者:
ええ、ええ、そうです。
今井通子:
お祖父さまから、ちゃら、ちゃ、習ってるから、常識はあるだろうし、
相談者:
ええ、はい、はい
今井通子:
テレビ・・
相談者:
ま、世間のことは知りませんけどね。
そういう、あの、読んだり書いたりっていうようなことはできますけどね。
今井通子:
うーん
相談者:
私(わたくし)、あのお、通院しておりますとこでお聞きしましてもね、
今井通子:
ええ
相談者:
あの、娘は、立派にやることやってるって、まあ、あの、父・・がおりました頃は、あの、世話をしてましたからね、
今井通子:
なるほど。
相談者:
細々したことはやってくれてたんですよ。
今井通子:
ふんふんふんふん
相談者:
それで、あのお、父から見れば、いなくてはならない存在でしたしね。
今井通子:
うーん。
医者の方からも、
相談者:
はい
今井通子:
「お嬢さん問題ない」っていうこと?
相談者:
そうですね。
今井通子:
なるほどね。
相談者:
ええ
今井通子:
それで、
相談者:
はい
今井通子:
彼女にとってはお祖父さまが亡くなっちゃって、
相談者:
そうです、はい、はい。
今井通子:
そうすると、ちょうどお、今、一番、こう、あの、今まで、相手のために尽くしてたのに、
相談者:
ええ、ええ
今井通子:
やることがなくなっちゃって、
相談者:
それはありますよね、ええ。
今井通子:
それで、落ち込んでると?
相談者:
そうですね。
今井通子:
で、お母さまとしては、そのお嬢さまを、今、どう立ち直らせるか?っていうより、
相談者:
ええ
今井通子:
あなたがなんか、あった時の、
相談者:
ええ
今井通子:
将来のことが心配?
相談者:
そうですね。
将来のことや、こう、私(わたくし)自身の、気持ちの持ち方が、あ、もう、ね、どんな風にしてったら娘のためになるか?っていうのは・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
そんなような、ことが、
今井通子:
はい
相談者:
お聞きしたいんですけども。
今井通子:
分かりましたあ。
今日はですね、三石メソッド主催で、作家で翻訳家の、三石由起子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
よろしくお願いします。
今井通子:
先生、よろしくお願い致します。
(回答者に交代)
娘さんに同情するわあ…
育て方でうまくいかなかったことを「もう、済んでしまった事」って、お前が言うなって…
かと言って詫びられても困るんだけどさ…
「そんなことないよ」って言わざるを得ないし…
「これからどうするの?ちゃんと考えてるの?」って、この相談者にだけは言われたくない
何か考えてて言わないだけかもしれん
しかし、細々とした世話をするだけの能力とかおじいさまから習った知識があって、人としてはちゃんとしてそう
住まいは引き継いでるだろうし、収入も相談者がやってる農業を継いだら何とかなりそう、対人恐怖があってもやれてるんだろうし
回答通り、娘さんに気が向いた時だけ構いにいくのはやめて自分の人生を自分でなんとかしていただきたいな
助けられるほどの能力ないんだから