1千354万円!結婚相談所で出会った女にカモられ続けようとする68歳の未婚男

テレフォン人生相談 2016年3月28日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 未婚男68歳 結婚相談者で知り合って付き合う女65歳

今日の一言: 「軒を貸してくれ」と言った人は、その時既に、母屋を狙っています。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、よろしくお願い致します。

加藤諦三:
はい。
最初に年齢を教えてください。

相談者:
68歳です。

加藤諦三:
68歳。
結婚してます?

相談者:
あ、独身です。

加藤諦三:
独身ですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
ずっと独身ですか?
それとも、離婚して?

相談者:
ずうっと独身です。

加藤諦三:
ずうっと独身ですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
とお、今、お1人で暮らしてんですね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
はい。
で、どんな相談ですか?

相談者:
えーとですね、結婚相談所で、

加藤諦三:
ええ

相談者:
お見合いをして、

加藤諦三:
はい

相談者:
一緒になるよ・・ことになったんです。

加藤諦三:
はい。
ん、どのぐらい前ですか?
1か月前とか・・

相談者:
それは、いち、1年前です。

加藤諦三:
1年前?はい。

相談者:
ええ。
それで、付き合いだしたんですけれど、

加藤諦三:
はい

相談者:
なんか、金銭の、ことを、相手の女性が、

加藤諦三:
はい

相談者:
求めてきたんで、

加藤諦三:
き・・

相談者:
その金額がかなり、おお、大きい金額になりましたんですよ。

加藤諦三:
はい。
金銭のことを相手が求めた、きたってのは、具体的にはどういうことですか?
「あのお、生活が今、大変なんだから、

相談者:
ええ

加藤諦三:
今度ちょっと、10万円貸してください」とか、そういうこと?

相談者:
ええ、そうですね。
生活う、費とか、

加藤諦三:
はい

相談者:
それから、なんか、事故を起こしたんで・・あのお、示談金を、

加藤諦三:
うん

相談者:
払わなきゃいけないので、

加藤諦三:
ええ

相談者:
それを、求めてきたり。

加藤諦三:
なるほど。
それでえ、あの、額がかなり大きくなってきたっていうことね?

相談者:
ええ

加藤諦三:
最初はいくらぐらいだった?

相談者:
30万ぐらいですね。

加藤諦三:
最初っから結構・・多額な、お金を言ってきてますねえ?

相談者:
ええ

加藤諦三:
それで、段々大きくなったって、今、どんなこと言ってんの?

相談者:
今あ、千三百、五十、四万(1,354万)になっちゃったんですよ。

加藤諦三:
1,354万になっちゃった?

相談者:
ええ

加藤諦三:
それで、ということはですね?

相談者:
ええ

加藤諦三:
あなたはこの、最初の30万を、貸してあげたっていうことですね?

相談者:
そうですね。
途中でですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
借用書を、書かせたんですけれど、

加藤諦三:
はい

相談者:
それ、以降も、要求してきたんですよね、お金のこと。

加藤諦三:
うん。
で、その、それ以後も、あなたは、貸してあげてたんですよね?

相談者:
ええ、渡しちゃったんですけどね。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
それで今、1,354万円になった。

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
だけど、凄い、お金が、ありますねえ?次々・・

相談者:
ええ。
私もちょっと、ねえ、自分自身、なんか、ちょっと、ふほ、不本意なとこあったと思うんですけれど。

加藤諦三:
不本意っていうのは、貸すことにね?

相談者:
ええ

加藤諦三:
はい

相談者:
・・んー、な・・

加藤諦三:
不本意でも貸したんですよね?

相談者:
ええ

加藤諦三:
不本意でも貸したのは、この人と、別れたくなかったから?

相談者:
そういうことですね。

加藤諦三:
ふうーん。
相手、何歳の女性?

相談者:
六十う、五(65)歳です。

加藤諦三:
ふうん。
そうすと、年齢的には、まあ68歳と65歳で、上手くいけば、

相談者:
はい

加藤諦三:
これから先の、人生をね?

相談者:
ええ

加藤諦三:
お互いに助け合って生きていこうっていう・・人生なん、ですねえ?

相談者:
ええ、そうです。
そう、そういうつもりでしたんですけどね。

加藤諦三:
あなたの方はね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ところが相手は、どのぐらい経ってから?
その、お見合いして付き合いだしてから、最初の30万を言ったのは。

相談者:
1週間ぐらい経ってからですね。

加藤諦三:
ええー?
いや、あなたそれで、「おかしいな?」と思わなかったあ?

相談者:
ええー、おかしいと思ったんですけどお、やっぱり、そこがちょっと、私の、足らなかった点だと思ってんですけれど。

加藤諦三:
ああー、寂しかったんだねえ?

相談者:
ええ

加藤諦三:
やっぱり寂しいとねえ、どうしても、人間の理性は、曇りますからねえ。

相談者:
ええ

加藤諦三:
途中で「不本意だ」って言いましたけれども、

相談者:
ええ

加藤諦三:
不本意だけれども、やっぱり、こ、この女性と別れて、自分がこれから先独りっていうの嫌だから、

相談者:
ええ

加藤諦三:
どんどん、どんどん、深みに入った?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
で、既に、渡しちゃってあるから、

相談者:
はい

加藤諦三:
今までのお金が無駄になりますよね?

相談者:
ええ、そうです。

加藤諦三:
だから言われるままに、次々渡してったわけですか?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
いい、カモだったねえ?

相談者:
ああ・・

加藤諦三:
自分が、カモになってるっていう・・気はなかった?

相談者:
それも、思ったんですけども、何故か、あのお、この歳まで独りできたんで、

加藤諦三:
うん

相談者:
どうしてもこの女性と、

加藤諦三:
うん

相談者:
一緒になりたいって気持ちが、やっぱり、

加藤諦三:
うん

相談者:
先行しちゃったん、とこです。

加藤諦三:
寂しさがねえ?

相談者:
はい

加藤諦三:
凄く孤独だったんだよねえ?

相談者:
はい

加藤諦三:
それで今日の相談というのは、

相談者:
ええ

加藤諦三:
ま、今、や、1,354万円というものを、貸してくれと言ってるので、

相談者:
ええ

加藤諦三:
これ、今までの分を、もう、取り返したいとか、そういうこ、とですか?

相談者:
お金を、取りかえ、あの、返すか、それとも、本人は、

加藤諦三:
うん

相談者:
「こちらへ引っ越してくる」とは言ってるんですけれど、

加藤諦三:
うん

相談者:
「現在まだ、サラ金から、借金してるから、」

加藤諦三:
うん

相談者:
「すぐには行かれない」って言ってるんですよね。

加藤諦三:
それであなた、その言葉信じてるわけだね?今。

相談者:
ええ、そう、信じちゃったんですよね。

加藤諦三:
だけど、心の底で、「これ嘘だなあ」ってのは、正直思ってるでしょ?

相談者:
ええー・・

加藤諦三:
だけどお、信じないではあ、生きてかれないからねえ?

相談者:
ええ、はい

加藤諦三:
信じる方が楽だから信じてんだよね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
だ、本当は、引っ越してこないってのは分かってる。

相談者:
はい。
だからあ・・返済・・してもらうか、どっちか、取らなきゃいけない、とは・・

加藤諦三:
返済してもらうか?きちんと結婚するか?どっちか、ということね?

相談者:
ええ、そうです。

加藤諦三:
そのためにはどうしたらいいか?ということ。

相談者:
はい、そうです・・

加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はスタジオにですね、力強い、味方がいます。
弁護士の、中川潤先生です。

(回答者に交代)


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