（回答者に交代）

大迫恵美子：
はい、こんにちは。

相談者：
こんにちは、よろしくお願いします。

大迫恵美子：
はい。
まあ、あなたがおっしゃってるようなね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、職場、

相談者：
はい

大迫恵美子：
これは結構沢山あってですね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
まあ問題になってる、時には、あのお、あなたもおっしゃったようなことが、随分沢山行われてることが、まあ分かるわけなんですね？

相談者：
はあい

大迫恵美子：
ま、タイムレコーダーを、時刻になると、押させてしまって、

相談者：
はい

大迫恵美子：
でもまあ、その後ずっと仕事させるっていうことは、

相談者：
うーん

大迫恵美子：
割と初歩的な、ていうかね？
よく、使われる手ですよね。

相談者：
ああー

大迫恵美子：
まあ、ただ、そのお、おっしゃってる会社はね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
単にそのお、まあ、そういう単純なことをしてるっていう、だけじゃなくて、

相談者：
はい

大迫恵美子：
実際の、その、残業代の支払いの基準と違う文書作って、回したりね？

相談者：
あはい

大迫恵美子：
そのお、証拠を残さないっていうんじゃなくて、別の証拠を作ってますよね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
それはね、相当やっぱりタチが悪いと言わざるを得ないと思いますけどね。

相談者：
ああ、そうですよね。

大迫恵美子：
ええ。
で、ただ、あなたのね、ご相談の非常に難しいところは、

相談者：
はい

大迫恵美子：
このまま働いていたいんだけれども、改善してもらいたいってことですよね？

相談者：
ま、そうー、いうことになりますね。

大迫恵美子：
うーん。
それをどう上手くするかはね、かなり難しい話ですよね。

相談者：
あはあい

大迫恵美子：
ま、1つはね、労働基準監督署に、駆け込んで、ま、実情話してね、調査に入ってもらうってことですよね。

相談者：
はあい。

大迫恵美子：
これはまああの、駆け込んだ人の名前は一応伏せてくれますので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
なんか、こう、つ、が、あったんだろうということは、当然会社は、推測はすると思いますけど、

相談者：
はあい

大迫恵美子：
それでもまあ、誰がやったっていうことは表、立って、名前はで、出ませんのでね。

相談者：
はあい

大迫恵美子：
でえ、一応、改善命令とかが出れば、1つの、手法ですよね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
ただ、やっぱりそれも、なかなか働いてる人にとっては、ハードル、高い、じゃないかな？と思いますし、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、おっしゃられた職場の規模が大変小さいのでね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
「あの人がやったんじゃないか？」っていうのが分かりやすい、かもしれないですね。

相談者：
そうですね、はあい。

大迫恵美子：
で、あのお、辞めるっていうことになればね？
当然そのお、未払い残業代の請求もね？
「最後ですから、して」っていうことはあり得るわけですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
で、そのためにはやっぱりその、自分の身を守るための証拠が必要だと思いますけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
タイム、カードっていうのは役立たなくなっちゃってるわけですから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それ以外に、パソコンのその、使用履歴、

相談者：
はい

大迫恵美子：
これもただ、辞めてしまうと、そのパソコン持ち出すことはできませんのでね。

相談者：
そうですね、はい。

大迫恵美子：
ええ。
自分の方の、問題としては、あの、毎日手帳にね？
出社を、おー、帰る時間等、書いておくとかね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
で、まあ、そのお、「そんなの後から数字だけ書いたんじゃないか？」って言われないためにはね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、残業してやってた仕事なんかをちょっと、メモしておくと、

相談者：
はい

大迫恵美子：
後から思い出したりしてね？

相談者：
うん

大迫恵美子：
「いや、これ6時に帰ったんだろ」って言われても、「いや、この時間これ書いてましたから」、とかね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
誰それに、メールしましたからとかっていうようなことが、

相談者：
はい

大迫恵美子：
具体的にあると、より、後から、証拠としての価値が、高まりますよね。

相談者：
ああー、そうですね、はい。

大迫恵美子：
ええ。
先程も言ったようにその、メールだとか、そのパソコンの使用履歴だとかね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
え、そういうようなものから、まあ、あの、証拠として残ってる、っていうことはあるんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、結局、辞めたりなんかすると、全部それ、会社側のものですから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、労働者の側で手に入れて、裁判で使うのに、やっぱり、簡単に会社は出してこないのでね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
そうそう簡単ではないんです。
厄介なんですね。

相談者：
はい、うんうん

大迫恵美子：
で、残業代なんかを請求する時には自分の方で計算して数字を出さなきゃいけないわけですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
数字の計算の資料が、なかなかないっていうことが、

相談者：
うん

大迫恵美子：
非常に、よくある、ことなんですね。

相談者：
ああ、そうなんですね。

大迫恵美子：
ええ。
だからまあ、あなたの方できちんと必ず付けておくっていう、とかっていうことは大事ですよね。

相談者：
はい

大迫恵美子：
で、まあ、今すぐ辞めるとかね？
あのお、残業代、請求を裁判でするとかっていうのは、なかなか、難しい、お立場の用ですから、

相談者：
はあい

大迫恵美子：
それは後々のためにきっちり備えておくと、いうことで準備をされること、しか、できないわけですけど。

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、おっしゃられたように、その、改善をね、求めるっていうの、ほんとに難しいです。

相談者：
ああー、そうですか・・

大迫恵美子：
でえー、会社の出勤時間が9時でね？
退社、定時が6時ってことですけど。

相談者：
はい

大迫恵美子：
もう既にこの時間設定が、違反してますのでね（笑）

相談者：
はい

大迫恵美子：
9時から、5時で、1時間、お昼休みを取らなきゃいけないことになってるので、あの・・

相談者：
ああ、そうですね、はい。

大迫恵美子：
ええ。
あの、1時間多く、設定されちゃってますよね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
だから、やっぱり、あんまりこの、こういう労働法規を守ることには、熱心じゃない会社なんだなっていうのが、まあ、最初から分かっちゃう感じなんですけど（笑）

相談者：
ああー

大迫恵美子：
アッハ（笑）
あのおー、ま、ブラックっていうのは、何を、指してブラックていうの、か、は、まあ、ちょっと難しいと思いますけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
かなり、悪い方の会社だろうと思いますよ？

相談者：
ああー、そうですね（笑）

大迫恵美子：
ええ。
まあ、あのお、そりゃあ、転職は、なかなか今、この、ご時世にね？そう簡単じゃないっていうのも分かりますので、

相談者：
はあい、はあい

大迫恵美子：
えー、短気い、は、起こせないかもしれませんけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
何と言っても、あの、命あっての物種ですのでね？

相談者：
そうですよね、はい。

大迫恵美子：
あのお、過労は、命に関わりますので、

相談者：
はあい

大迫恵美子：
そこは一定程度、あなたの方が、ちゃんと自分の理性を保って、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、体に無理があったら、それはいくら辞めたくないと思っても辞めざるを得ないわけですから、

相談者：
はあい

大迫恵美子：
そういう、ことは、目配りを忘れないようにしながら、

相談者：
はい

大迫恵美子：
で、その場合にはやっぱり、残業代もちゃんと、2年分もらって出るぞということでね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
準備もしておかなくちゃいけないですし、

相談者：
はあい

大迫恵美子：
もう少し言うならば、もうちょっと良い職場がないかどうか？を、ね、考えるとか、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あ、まあ、そういう、ことまでも必要なのかもしれませんよね。

相談者：
ああ、はい、そうですね、はい。

（再びパーソナリティ）