ブラック企業?タイムカードを6時に押して退社は11時。辞めずに改善したい
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
もしもし?
まあ、今、あのお、ね?いろいろと、ご説明いただきましたけどもね?
相談者:
はい
加藤諦三:
結局これも、戦いなんですよね。
経営者との。
相談者:
そうですね、はい。
加藤諦三:
その、経営者と戦う時に、
相談者:
はい
加藤諦三:
戦うという意思がない人が多いんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
戦うっていう意思がないとどうなるか?っていうと、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分を守るための証拠っていうのは、集めておかないんですよね。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、事が起きた時には、客観的証拠主義ですから、裁判も。
相談者:
はい
加藤諦三:
騙す方は、ちゃんと、それを分かって準備して、
相談者:
はい
加藤諦三:
優位なことは全部証拠をきっちり作っていく。
相談者:
あひ
加藤諦三:
不利なことは全部証拠を消していく。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなた方は、
相談者:
はい
加藤諦三:
全部有利なことは証拠に残っていない、
相談者:
はい
加藤諦三:
不利なことは全部証拠に残っているっていう、ことになるわけでしょ?
相談者:
そうですね、はい。
加藤諦三:
これでえ、戦って、勝つわけないよね?
相談者:
そうですよね。
加藤諦三:
だからもし、本気でね?
改善してやろうと思うんだったら、
相談者:
はい
加藤諦三:
どんどん仲間を増やすことから始まって、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
相手に不利なことの証拠は全部きっちり作るとか。
相談者:
はい
加藤諦三:
やっぱり、きっちり、戦う意思、それをしっかり持つ以外ないね。
相談者:
ああー、はい、分かりました。
加藤諦三:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい、分かりました。
ありがとうございます。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございました。
加藤諦三:
自分の身を守る、それには、世の中には、いろんな人がいるんだということを、しっかりと覚えておくことです。
(内容ここまで)
「ボクもパートがいいです」
こう言えば?
ブラック企業の生々しい実態が聞けるかと思ったけど、期待ハズレ。
ブラックなんて言ってたらワタミに笑われるよ、加藤センセ。
もちろん、超過時間分の給与を払わないのは文句なしの違法。
だけどねえ・・パート入れて5人。
いや、労働法をすべて遵守している零細企業があるのか?っていう現実的な話なの。
程度の問題だけどさ。
確かに連日のサビ残10時はキツイだろうとは思うよ。
が、しかし、
社長が私腹を肥やしてるんなら論外だけど、じゃなければ、仮に監督署に通報したところでどうにもならんのよ。
行政指導によって、残業代はきっちり支払われるように戻るかもしれん。
だけど、売り上げが同じなら、その原資のためにどこかを削らないといけないわけだ。
てっとり早いのは賞与。
ボーナスは会社の裁量で決めていい。
ゼロだって法的には何の問題もない。
それでも追いつかなければベースダウン。
基本給を下げる。
それでも追いつかなければレイオフ。
解雇。
当然、シワ寄せは残った社員に行くから残業が増えることになる。
振り出しに戻る。
(笑)
どう?
辞めるか、我慢するかの2択だって分かってくれたかな。
「自分の身は自分で守る」 by 今日の格言
改善ねえ。
・早く帰りたい。
・残業代を払え。
実はこの2つ、まったく違うんだけど、あんたはどっちなの?
男の下手くそな説明から、もしかしてって思ったのは、会社からの通達は残業代を支給しないんじゃなくって、
「おめえら仕事が遅えんだよ。残業代を固定額にすっから、それ以内に終らせろ。あとは知らん」
こうじゃない?
つまり、少なくとも表向きは「裁量労働制」を敷いたってことだ。
だったら30%の効率化に真剣に取り組んだら?
定時までに絶対終わらせてやる、みたいな。
今までが生活残業だったんなら楽勝だ。
いつもこの弁護士のときに思うんだけど、真面目に相談してるのに鼻で笑いながら見下したみたいに答えるのが聞いてて不快。
なにも分からずに相談してるんだから、当たり前でしょ?みたいに笑うのやめろ。