男の暴力に結婚しないと決めたら妊娠が分った女28歳が心の葛藤と向き合う時
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あのお、今ね、
相談者:
はい
加藤諦三:
中川先生の仰るとおりだと思うんですけど、あなた、その、お父さん・・先ほどお母さんと、63歳の、一緒で、お父さん・・とは、早く別れたんですか?
相談者:
あ、え、死別はしてないです。
生きては・・
加藤諦三:
あ、まだ生きている?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、それは、離婚したのねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
いつですか?離婚したのは。
相談者:
わたしは、だから、20・・3?か、それぐらいだと思うんですけど。
加藤諦三:
ふうん・・
あの、お父さんに対する・・憎しみかなんか・・ある・・?
相談者:
あ、無くは無いけど、父も怒鳴る人でえ、お酒飲むと結構・・
加藤諦三:
ふうん・・
相談者:
暴れるんじゃないけれど・・(泣)
・・
怒鳴り散らす人だったのでえ・・
加藤諦三:
んん・・
このお、男性のやったことがあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたのお父さんに対するね?
憎しみの感情を、
相談者:
はい
加藤諦三:
刺激したんじゃないのかな?
相談者:
・・(泣)
たぶん・・無くは無いと思います・・
加藤諦三:
無くは無いんじゃなくて、
相談者:
はい、多分あると(笑)
加藤諦三:
多分じゃなくて、あると思いますけど、僕は。
相談者:
怖かった・・ですね、なんか、思い出しちゃったし・・
加藤諦三:
それが、あなたの感情的記憶となって残ってんだと思いますねえ。
相談者:
・・
はい
加藤諦三:
だからこの男性と別れるのいいん・・ですよ、もちろん。
相談者:
はい・・
加藤諦三:
あなた別れようって言ってんだから。
相談者:
はい・・
加藤諦三:
でも、事の本質はそこに無いですよ。
相談者:
・・
父の◆#$ってことでしょうか?
加藤諦三:
ええ、だから・・あなたがそれほど意識してないけど、父親への憎しみがね、
相談者:
はい
加藤諦三:
無意識の部分ってのが、かなり多いと思うけれども、
相談者:
はい・・
加藤諦三:
あなたの現実の感情の動きとか行動を、
相談者:
はい
加藤諦三:
支配してるのは、父親への憎しみです。
相談者:
・・ ・・ ・・
加藤諦三:
父親との関係を自分の心の中で整理しておく。
相談者:
・・
関係を整理する・・具体的には、どんなふうにしたら、いいでしょうか?
加藤諦三:
あ、も、具体的には、もうすでに、あなた、
相談者:
はい
加藤諦三:
半分以上認めてるから、僕の言ってること。
相談者:
・・ ・・ あ
加藤諦三:
ここであなたがね、
相談者:
はい
加藤諦三:
「いや、今度の事件、父親とは関係ありません!」って。
そう怒っちゃうと、
相談者:
はい
加藤諦三:
これ乗り越えられないんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど、ちゃんと心の葛藤を意識すれば、
相談者:
はい・・
加藤諦三:
それはもう・・・これであなた強くなりますから。
相談者:
(泣)
◆#$%ですかあ・・
加藤諦三:
強くなりますよお
相談者:
(泣)
◆#$、そんな自信はとてもないんですけれど・・
加藤諦三:
いやあ、いや、自信が無くたって、僕が保証するから。
相談者:
ほんとですか(泣)
加藤諦三:
うん・・僕が保証します。
相談者:
はい
加藤諦三:
人間は強くなるのはね、
相談者:
はい
加藤諦三:
心の葛藤に直面したときなんです。
相談者:
(泣)葛藤に?、直面したとき・・
加藤諦三:
うん
だから、今あなた、心の葛藤に見事に直面した。
相談者:
今・・はい
加藤諦三:
自分の中の、父親への、様々な感情を、
相談者:
はい
加藤諦三:
目を背けていたのを、背けなくなりましたから。
相談者:
はい
加藤諦三:
これが強くなるっていうことです。
相談者:
(息吸う)(泣)自信はないけど、頑張ります(泣)
加藤諦三:
いや、いやあ、自信な、自信なくない、ないってことなくて、
相談者:
ごめんなさい(泣)
でも先生に言ってもらって、すごく心強くって
加藤諦三:
うん、あのお、僕が保証しますから。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたは強くなります
相談者:
はい
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい
◆#$%□ました。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します
相談者:
ありがとうございました。
加藤諦三:
心の葛藤から目を背けない。それで心が強くなります。
(内容ここまで)
酔って帰って来た夜。
これ、性的暴行を受けたってワケじゃないよね?
いや、だから大したことじゃない、なんて言わんよ。
ただ、男の悪ふさげが過ぎただけかもなって。
加藤先生がビックリしてるふうの噛んだってのもそう。
これで一発退場はちと酷。
でも、きっと、それが理由じゃないんだな。
問題はその後に行われた話し合い。
「あまりにも、『あ、この人と生活ができないな』って痛感するような言葉ばっかりだった」
これとの合わせ技で1本だ。
しっかし、それが、そのときその場で即、っていうのがなんとも・・
もう気持ちがなくなったことを静かに告げる女と、うろたえて言わなくていいことまで言ってしまう男の図。
涙ぐみながら
「自信はないけど・・」
くうぅ、イチコロやな。
か弱いイメージに加藤先生もノリノリだ。
けど、
結婚をスッパリとやめただけじゃなく、
妊娠にもたじろかず、
出産にも躊躇せず、
そして、認知すらこだわらず、婚約者を完全に消し去ろうとするこの女の潔さ。
つえーよ、あんた。
アタシが保証します!
(笑)
今日の裏格言
飲んでも飲まれるな。
自戒
(笑)