モノに当り散らす悩みの種の30歳の孫息子。優しさゆえに母を失って背負わされてきたもの

(回答者に交代)

最上雄基:
こんにちは、よろしくお願いします。
あのお、お孫さん、長男、子どもの時からの、その性格ってどんな子でした?
元々、こんな感じでしたか?

相談者:
やっぱり、あのね、お姉ちゃんの方に言わせると、

最上雄基:
ええ

相談者:
「小さい時から、気は短い」って言ってましたね。

最上雄基:
うーん、うーん

相談者:
「仲良く遊んでても、気が短いお兄ちゃんだ」って言ってますねえ。

最上雄基:
うんうん、長男だから、やっぱり、しっかりして欲しいっていう、こう、周りの期待が凄いのかなあ、と思うんですよね。
あの、引きこもりっていうとお、本当にねえ、家から、全く出ない人もいてえ、

相談者:
はい

最上雄基:
このお、彼の場合は、引きこもりではないですね。

相談者:
そうです。

最上雄基:
引きこもりではないんですけど、

相談者:
はい

最上雄基:
要は、家族と、仲が悪いんですよね。

相談者:
はい

最上雄基:
あ、

相談者:
でもね、

最上雄基:
ええ

相談者:
あの、下のその19才の女の子をね、とてもね、小さい時に、

最上雄基:
ええ

相談者:
お母さんが亡くなったっていう事でえ、

最上雄基:
ええ

相談者:
もう、すうごくね、面倒してくれたんですよお。

最上雄基:
あ、あ、この彼があ?

相談者:
もう、ほんとに、

最上雄基:
#$%□

相談者:
ええ、彼がね、映画に連れてってくれたり、音楽会に連れてってくれたりい、

最上雄基:
ええ、ええ

相談者:
も、よくやってましたあ。
でえ・・それがあ、

最上雄基:
ええ

相談者:
会社を辞められてからあ、

最上雄基:
ええ

相談者:
それがもう、全然変わって来ちゃったのね。
その、19才の娘でさえも、

最上雄基:
ええ

相談者:
「お兄ちゃんに、相談しな」って言っても、
「いや、お兄ちゃん、怖いから、嫌」って、もう、行かないんですよお、お姉ちゃん、もう、お姉ちゃんもそうだけど、

最上雄基:
19才の、

相談者:
なかなか、うん

最上雄基:
このお、一番、え、下の女の子があ、その、ん、お兄ちゃん、面倒見てもらってた頃っていうのは、お兄ちゃん、いくつぐらいでしたかね?

相談者:
お兄ちゃんはね、大体、25、6ぐらいい、ですね、お母さん亡くなって、間もなくでしたからあ、

最上雄基:
ああ・・
ええ、あの、ちょっと、あなた自身の事を、聞かせて頂きたいんですけれども、ご両親はどんな方でしたかあ?あのお、

相談者:
わたしの両親はあ、

最上雄基:
ええ、ご両親、ええ

相談者:
わたし、8人兄弟の、

最上雄基:
あ、8人の兄弟

相談者:
あのお、下から2番目なんですよ。

最上雄基:
・・そうですかあ、

相談者:
それでえ、

最上雄基:
ええ

相談者:
あのお、両親はあ、もう、全然、あ、その、何ていうのか、大きな声で、「わー」と怒ったりい、

最上雄基:
ええ

相談者:
あの、そのお、お兄ちゃん達を殴ったり、

最上雄基:
ええ

相談者:
そういう親ではなかったです。
もう、凄くう、

最上雄基:
ええ

相談者:
平和な、

最上雄基:
ええ

相談者:
優しい、おに、おじ、あの、お父さん、お母さんでえ、

最上雄基:
ええ

相談者:
母親は、とっても、あの、教育熱心なあ、お母さんだったんですけど、

最上雄基:
ええ

相談者:
あと、余計な事は、何にも言ってくれないんです。うん

最上雄基:
余計な事お、は、

相談者:
それで、自分たちは、

最上雄基:
ええ

相談者:
もう・・・そのお、家庭があ、そんなに裕福、豊かな家庭じゃないものですからあ、

最上雄基:
ええ、ええ

相談者:
もう、一人一人が自立したんですけど。

最上雄基:
ええ。
あの、まあ、客観的にい、イヒヒ(笑)見た感じなんですけれども・・
ちょっと、今、このお、30才の彼え、今までの話を聞いていても、誰にも頼れずに生きて来てると思うんですよ。
思春期とか、

相談者:
ええ、はい

最上雄基:
その、会社に行ったりとか、そういう・・ねえ、本人自身があ、

相談者:
#$%□

最上雄基:
大きな世界に出て行く時に、

相談者:
はい

最上雄基:
誰にもお、頼る事なくう、

相談者:
はい

最上雄基:
あのお、自分がやっぱり、長男だからって、

相談者:
うーん、うーん

最上雄基:
言われてれば、長男だから、しっかりしなきゃと思って、

相談者:
うーん

最上雄基:
まだ、自分だってね、

相談者:
ええ

最上雄基:
あの、25、6なんて、子どもみたいなもんですよ、気分的には。

相談者:
ああ、そうな、そうなんですかあ、

最上雄基:
ええ、それえ、でもお、一番下の、

相談者:
はい

最上雄基:
妹さん、しかも、

相談者:
はい、ええ

最上雄基:
うー、血が繋がってなくてえ、

相談者:
はい

最上雄基:
後から、だいぶう、してから、生まれてるのにい、それでも、

相談者:
うー・・

最上雄基:
可愛がらなきゃって、

相談者:
すっごく、ええ

最上雄基:
こう、一生懸命いい子に、してると思うんですよ。

相談者:
ほんとに、いい子だったんですよお。

最上雄基:
ええ、いや、いい子、今でも、いい子ですよ。

相談者:
今でも、いい子ですかあ?

最上雄基:
あれは、あの、それは、おばあちゃ・・

相談者:
それをね、戻らしたいんです。

最上雄基:
ええ、おばあちゃんが、

相談者:
はい

最上雄基:
えーと、「1年間に、その3回暴力を振るった」って言うんですけど、「話し掛けたら」っていう、話なんですよね?(苦笑)

相談者:
うん

最上雄基:
したらあ、彼が、自分からあ、あの、いきなりね、帰って来るなりい、酔っ払って暴力を振るってる訳じゃないんですよ。

相談者:
はい

最上雄基:
ええ、これだけねえ、あのお、妹も居てえ、お母さんも亡くなって、お父さんも居なくてってしたら、当然、長男ですからあ、

相談者:
はい

最上雄基:
言われなくても、

相談者:
はい

最上雄基:
責任感・・こう、ありますから。

相談者:
はい

最上雄基:
だから、今までも、を、考えても、一生懸命やらなきゃとは、凄く思ってると思うんですよね?

相談者:
はい

最上雄基:
ええ、でも、この、30っていう年になって、まあ、会社も辞めてる訳ですよね?

相談者:
はい

最上雄基:
一番不安なの、本人ですよ、で、

相談者:
はい、はい

最上雄基:
こんだけねえ、一生懸命頑張って来たねえ、優しい子ならあ、おばあちゃんの事も、当然、考えてると思うんですよ。

相談者:
うーん、物凄く考えてくれてるんですけどねえ、なんか・・

最上雄基:
だ、だからあ、

相談者:
うん

最上雄基:
うるさく、言わないで欲しいって思うんですよお。

相談者:
ああ、そうですか。

最上雄基:
ええ、大丈夫ですよ、「今まで30までえ、こんな、お母さんが、亡くなったり、お父さんが居なかったり、したのにい、頑張って、一生懸命やってて、今、悩んでるんだなあ」って、

相談者:
うーん

最上雄基:
ええ、「これからの事、悩んでるんだな」ってえ、おばあちゃんの方がね、

相談者:
うん

最上雄基:
あの、彼が、本当に心配なのならあ、

相談者:
はい

最上雄基:
そっとね、

相談者:
はい

最上雄基:
支えてあげるとお、「あ、おばあちゃん、分かってくれてる」って、向こうの方が、喜んでね、

相談者:
はい

最上雄基:
そういうのは、黙ってても、ちゃんと分かりますからあ、

相談者:
はい

最上雄基:
あの、じゃ、しっかりしなきゃって、自分から、ちゃんとね、自立心っていうのは、生まれて来るんで、

相談者:
#$%□

最上雄基:
大丈夫です、本当に、ちょっとね、試しにね、しばらく、黙ってね、あのお、優しくね、

相談者:
うーん

最上雄基:
声を掛けたりとかあ、して、あげて見て欲しいんです、本当に。

相談者:
ああ、そうですか。

最上雄基:
あの、少し、

相談者:
ただ、

最上雄基:
そうした方が様子はね、変わりますから。

相談者:
はい

最上雄基:
ほんとに。

相談者:
うーん

最上雄基:
ちょっと、じゃあ、加藤先生の方に、お渡ししたいと思います。
ありがとうございます。

(再びパーソナリティ)

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