息子が全ての男51歳。13歳の単なる反抗期に顔も見たくないと泣いて嘆く

テレフォン人生相談 2016年5月16日月曜日

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 男51歳 妻50歳 息子13歳 娘24歳

ドリアン助川:
もしもし?
テレフォン人生相談です。

相談者:
はい

ドリアン助川:
よろしくお願いします。

相談者:
お願いします。

ドリアン助川:
今日どんなご相談でしょうか?

相談者:
あのお、息子お、の育て方とですね、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あとお、自分のそのお、息子との、そのお、関係っていうー、のの、心のちょっと整理い、のつけ方についてお伺いしたいんですけど。

ドリアン助川:
はい、えっと、あなた様はおいくつでしょう?

相談者:
51歳です。

ドリアン助川:
51歳。

相談者:
はい

ドリアン助川:
息子さんは?

相談者:
えー、13歳です。

ドリアン助川:
13歳。

相談者:
はい

ドリアン助川:
他にも、あのお、ご兄弟いらっしゃるんですか?

相談者:
えーと、24歳の娘が、

ドリアン助川:
はい

相談者:
います。

ドリアン助川:
奥さまは?

相談者:
はい、女房が、50歳。

ドリアン助川:
で、その、13歳の息子さんとの間、何かあったんでしょうか?

相談者:
ええ、あのお、ま、些細な事なんですけど、子供おー、が、まあ、約束したことを守ってくれなくてですね。
まあ、そういうー、ことっちゅうのは、まあ、小さい時から、ちょくちょくはあったんですけど、最近ちょっと、またあ、連続してありまして。
僕と話をするときは、あの、真剣な、目で、あのお、僕の話を、聞いてくれるんですけど、

ドリアン助川:
はい

相談者:
なんか、息子の心にそのお、僕の言ったことが、こう、響いてないのか?
結局う、その約束を守ってくれなくて、ま、2、3日前なんですけど。
なんか「裏切られたな」っていう、感じがしちゃいまして、それ・・

ドリアン助川:
約束というのは?

相談者:
えー、息子が、ちょっとお、サッカーを、やってまして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
でえ、「上手くなりたい」っていうことで、部活じゃなくクラブチームにはいったんですけど。
でえ、まあ練習も?、その、クラブチームの練習以外に、時間があったら家でも、「自分で1人で、頑張ってやる」って、言ってるは、言ってるんですけど、

ドリアン助川:
はい

相談者:
結局う、見てないと、遊んでたり、ま、練習は全然してなかったり。
勉強の方もそうなんですけど、「宿題をやる」って言ってながら、やらずに、まあ、テレビ見てたり、寝てたりっていう、そういうことが続いて、まあ僕がちょっと、叱ったんですけど。

ドリアン助川:
はい

相談者:
で、そん時は、「頑張ってやる」って言うんですけど。

ドリアン助川:
で、それはあの、お父さんの方から、「こうしろ」と、おっしゃってんの?
それとも息子さんが、自らの意思で決めた、練習量なんでしょうか?

相談者:
あのお、大体僕の方から、言う、パターンですね。

ドリアン助川:
お父さんは失礼ですけど、サッカーやってらしたんですか?

相談者:
はい、経験者です。

ドリアン助川:
経験者?

相談者:
はい

ドリアン助川:
え、えー、中高、生あたり、でしょうか?

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
で、その経験者として、こういう風にしろ、ああいう風にしろという風に、息子さん、をまあ・・

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
ま、息子は僕より優秀で、結構、上手、なもんですから。
で、僕が苦労した、ことっていうのを?、ま、勉強も、サッカーもそうなんですけど。
それをまあ、アドバイス的に、伝えてるんですけど。

ドリアン助川:
ん、これまでもそういう約束というのは小学校の頃から、

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
やってこられたんですか?

相談者:
はい、小学生の、頃は、凄く素直で、言ったことは、黙々と、こう、頑張ってやるっていうタイプだったんですけど。
まあ中学、上がってからあ、なんか、そうやって、こう、上辺え、だけの約束で、陰え、では何もやってないっていうような、ちょっと、いい加減な人間に、なってきちゃったのかな?って、こう、心配になるんですけど。

ドリアン助川:
と、ん、ということは、そのお、前の息子さんとは、ちょっと違ってきたところに今不安を覚えてるという、

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
ことでしょうか?

相談者:
ええ、でえ、あのお、息子のことはもう、小学校、から、ずっともう、大好きだったんですけど、この間のことがありまして、でえ、もう信じれなくなりまして(涙)

ドリアン助川:
し・・

相談者:
なんか、今日あたり、もう、ちょっと息子の顔も見たくないっていうか、嫌いになって、きてる自分がいまして。
その、なんか、自分が、どうしたらいいのか?ちょっとお、分かんなく、なっちゃいまして(涙)
多分、僕がそうやって、いい加減な人間がちょっと、こう、調子のいい人間っていうのが大っ嫌いなもんですからあ・・、「そういう、人間に育ってきちゃったのかなあ?」って。
息子がそうなちゃって、なんか、家で、顔を見るのも嫌だし、家に、「息子がいる家にも行きたくないな」っていう、そういう気持ちになっちゃったもんで、ちょっと、相談してるんですけど。

ドリアン助川:
あのお、お父さんもそういう風に、育てられたのかな?

相談者:
いえ、僕はですね、小さい、時に、ちょっと父親を亡くしまして、病気で(涙)

ドリアン助川:
はい

相談者:
でえ・・もうほんとに小学校、の、5年生の時に、父親死にまして、あんまり、こう、父親に、背を押してもらったっていう、覚えがないんですよ。
でえ・・

ドリアン助川:
お母さんは?

相談者:
ま、お袋は、一生懸命、育ててくれたんですけど、父親としてどうやって息子と接していいのか?っていうのが、ちょっと、分かんないっていうのもあると思います。

ドリアン助川:
うん。
今日の、おー、あなたの、相談内容を、一回整理しますと、

相談者:
はい

ドリアン助川:
あなたは、息子さんに、なってもらいたい理想像があったわけですね?

相談者:
そうです、はい。

ドリアン助川:
でも、おー、それが違ってきてしまった。

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、約束、しても守ってくれない。

相談者:
はい

ドリアン助川:
そのことであなたが、一番、その、まあ、嫌がっている、いい加減な人間になってっちゃうんじゃないかと?

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、それよりもその、息子さんのこと嫌いに、なり出しちゃってるっていう事の方が、私はおっきな問題だと思うんですけども。

相談者:
ええ、僕もそれが、一番嫌で、

ドリアン助川:
はい

相談者:
でえ、その心の整理のつけ方をちょっと、お伺いしたいなと思いまして。

ドリアン助川:
分かりました。

相談者:
はい・・

ドリアン助川:
えー、それでは、今日の回答者の先生、紹介します。
心についてのエッセイストとしてお馴染み、マドモアゼル愛先生です。
よろしくお願いします。

(回答者に交代)

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