処女を捨て、彼氏替え、風俗勤めてウソついたらボッチになって死にたくなった女子大生

(再びパーソナリティ)

今井通子:
お分かり頂けました?

相談者:
(泣き声のまま)はい・・(さらに泣いて、鼻をすする)

今井通子:
うん(笑って)どうしたの?

相談者:
うふふ(涙声で笑って)
このままね?

今井通子:
うん

相談者:
わたし、腐った人間になるんじゃないかっていう事が、凄く怖かったんです(泣きながら)

今井通子:
うん

三石由起子:
ああ、良かったね、電話して。

今井通子:
うん

相談者:
あはは(泣き笑い)
おほおほ(泣き)本当に怖かった・・

三石由起子:
うん、3年つったら、千日あるからね?

相談者:
はい

三石由起子:
うん

相談者:
(泣き声)

三石由起子:
出来る、出来る。

相談者:
(泣いて鼻をすすり)はい

三石由起子:
うん、ただ、しないとダメだよ。

相談者:
はい(涙声)

三石由起子:
うん

相談者:
はは(泣)

今井通子:
3年日記を、まず買おうかなあ。

三石由起子:
うーん

相談者:
(泣)はい

今井通子:
うん、じゃあ、

相談者:
ありがとうございます。(泣き声)
もう、どうしたら、こんな、こう、何だろ?

今井通子:
うん

相談者:
こう、変わって行けるんだろう?という事が、もう、分からなくてえ、

今井通子・三石由起子:
うん

相談者:
私の周りで、そういう事言ってくれる人も、居なくてえ、

今井通子・三石由起子:
うん

相談者:
ってたら、涙出て来てしまって、(さらに泣いて)

三石由起子:
泣いた事も書くとねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
来年、またあ、ねえ?
泣いたって事お、思い出せるしさあ。

相談者:
あ、はは(泣)

三石由起子:
再来年は、笑えるんですう。
あ、2年前は、こんな事で、泣いてちゃ、ちゃうみたいな。

相談者:
はい

今井通子・三石由起子:
うん

三石由起子:
自分で変えなくちゃ、自分は。

相談者:
はい

三石由起子:
はい

今井通子:
あとは、あの、性の事に、あまりにも、固執し過ぎてるかも(苦笑)

相談者:
あはは・・(泣き笑)

今井通子:
うん、凄い厳格なお家だったのかなあ?

相談者:
・・

今井通子:
「処女じゃなきゃ駄目」みたいな、発想とかあ、

相談者:
うん、うん

今井通子:
うん

相談者:
まあ、あった、ありました。

今井通子:
そうですねえ。

相談者:
はい

今井通子:
あのお、人間はあ、性のみで生きてるの、では、無いのでえ、

相談者:
(鼻をすする)

今井通子:
ものを、子宮で考えないでえ、

相談者:
はい

今井通子:
頭で考える事よ。

相談者:
・・頭で?

今井通子:
うん

相談者:
はい

今井通子:
で、自分があ、今後、何をしたいかあ?っていうのは、誰も教えてくれる訳じゃないからあ、

相談者:
はい

今井通子:
自分で考えた方が良いのね。

相談者:
はい

今井通子:
で、そのために何をするかあ?

相談者:
(息を吸って)はい

今井通子:
そのために、どういう準備するか?
それも、全部自分で考えた方がいいの。

相談者:
(息を吸って)はい

今井通子:
うん、そういう、こう、自分自身が、

相談者:
(鼻をすする)

今井通子:
個として、成り立つためのお、

相談者:
はい

今井通子:
努力をしなくちゃダメだと思うよ。

相談者:
はい

今井通子:
うん、そうすれば、人の意見に、惑わされる事無いから。

相談者:
・・はい

今井通子:
うん。
あのお、今日、三石先生が、最初にちゃんと、おっしゃってるんだけどお、

相談者:
はい

今井通子:
「ご褒美にい、厳しい事言います」って言ったけどお、

相談者:
・・はい

今井通子:
うん。
「その、若いから」っていう事とお、

相談者:
(鼻をすすり・・)
はい

今井通子:
あなたには、将来のお、

相談者:
(鼻をすする)

今井通子:
伸び代っていうのが、あると思ってるから、厳しく言ってるんだからね?

三石由起子:
頑張れ、頑張れ。

相談者:
はい・・はい

今井通子:
大丈夫ですね?

相談者:
ありがとうございます。
はい

今井通子:
はーい。
じゃ、失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございました。

今井通子:
はーい

相談者:
はい

(内容ここまで)

彼氏さん(笑)とは別れたのか?

避妊に失敗だと?
膣外射精なんか、避妊とは言わんよ。

あんたのことを口汚く罵りながら、みっともなく取り乱して、アフターピルを飲ませるゴム嫌いのエゴイストに確実にメンタルが痛めつけられてるから。

その彼氏さんにこそ風俗のことを打ち明ければいいの。
「あんたの期待通りの女だよ」って。

 

ともあれ、おばさん2人に励まされて元気になって良かった。

だけど、ついウソをついてしまうメカニズムを自覚させると良かったかも。

周囲の人間から見て、どんなに非合理な行動であっても当人にとってはそれによって心のバランスを保とうとしている。
<「自分にやさしく生きる心理学」 加藤諦三>

 

・告られると好きでなくても付き合ってしまう。
・処女を大切にしながら求められるまま許してしまう。
・「初めてだよね?」と聞かれてパニックってしまう。
・貞操観念を責められながら、風俗勤めを始めてしまう。
・心配してくれた友人に中絶したなんてウソを言う。

もうね、あんた徹底してるよ。
自分が無いと言えばそれまでだけど、強迫観念かと思えるぐらいの迎合性。

処女に固執するのは、古い考えからくるものではなくって、そういうものでしか自分の存在価値を自覚できないからなの。

さらに、周囲の人間より低い位置に自分の居場所を求める。
そうすることで安心する。

やってもいない中絶を友達に打ち明けてしまうのは、それが友人の心配に相応しいエピソードだと思ったからなの。

彼氏のいる、カネに困ってもいない女が自分の意思で風俗嬢を体験した。
これは、不幸話でもなんでもない。
見方によっては、友人たちの上をいく体験だ。
とっさにその話を引っ込めて、友人の心配に応えるための話として中絶を選んだのは、この娘なら不思議でもなんでもない。

 

人間は他人に褒められたいと思う。これは常識でもよく納得できる。
しかし逆に、時に人間は他人を挑発して自分はダメな人間だと言わせようとする。
「そんな馬鹿な」と思われるかもしれないが、やはりいったん自己否定的構えを心の中でつくると、そうなのである。

人間は失敗を恐れ、成功を望む。これも常識で納得がいく。
しかし、同時に人間は、時に成功することを恐れる。

人間は自分を大切にしてくれる人と接しようとする。これは常識では納得がいく。しかし同時に、人間は時に、自分を搾取する人にのみあえて接していこうとする。

人間は嘲笑されることを嫌う。これは常識では納得がいく。
しかし同時に自分を嘲笑しようとする人に引かれていく。

人間の心は説明されれば誰でもが納得するような動きと、初めて説明されたとき、信じられないような動きと、この2つの動きから成り立っている。
それらにははっきりした原因がある。

<「自分にやさしく生きる心理学」 加藤諦三>

 

 

処女を捨て、彼氏替え、風俗勤めてウソついたらボッチになって死にたくなった女子大生」への3件のフィードバック

  1. ご明察!
    こんな男とは別れなさい。そう言ってやればよかったのにーせっかく相談してきたのに!先生方の言ってること全て理解できたのかな。これでうまくいくのかな
    しかし、若い人の相談はいいですね。希望があります

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