本気で家から追い出せ!友人から親戚から父の知り合いにまで35人に借りまくった息子18歳
(再びパーソナリティ)
柴田理恵:
はい、あのお、奥さんと、今の先生が言った事を、奥さんにちゃんと、
相談者:
はい
柴田理恵:
分かるように説明して下さい。
相談者:
あ、はい、分かりました。
柴田理恵:
あのお、まあ、お2人の仲が、ちょっとあまり上手く行ってないのは、先程のお話で聞きましたけれども、
相談者:
はい
柴田理恵:
お2人は夫婦関係だけども、息子の事ですので、
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
えっとお、
相談者:
はい
柴田理恵:
ええ、お母さんも、
相談者:
はい
柴田理恵:
同じような責任がおありだと思うので、
相談者:
はい
柴田理恵:
きちんと奥さんとお話なさって、
相談者:
はい
柴田理恵:
あのお、しかるべき方法を取られた方が良いかと思います。
相談者:
はい、分かりました。
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
はい、すいません。
柴田理恵:
はい
三石由起子:
頑張って下さいねえ。
相談者:
はい、すいません、ありがとうございます。
柴田理恵:
失礼します。
相談者:
あ、はい、すいません。
(内容ここまで)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:三石由起子(作家・翻訳家・三石メソッド主催)
この組み合わせがキャスティングされない理由が分かる。
三石 本気で追い出すんです。
:
加藤 よろしいですか? あのねえ、息子さん、誰とも心が触れ合っていないんだよねえ。
(笑)
やっぱ、つながんないわ。
さて、息子にフォーカスされてたけど、この親父のどうしようもない頼りなさは何だ?
何も経済的なことを言ってるんじゃなくて。
息子の振る舞いを見ると、どんなに困ってても、あんたにだけは頼れない、頼らないっていう強い意思が伺えるんだけど。
殴り返すぐらいだから、別にあんたを恐れているわけじゃないわけよ。
あきらめか、信頼感のなさか。
それとも息子なりの思いやりか、これはないな。
ここら辺、おん出す前に、もちょっと掘り下げたら?、自分で。
まずね、息子の身の上に一体何が起きているのか?
これがすんごく大雑把なの。
昔っからカネにルーズだったのか?
そうじゃないんだったら、少なくとも息子にとっては尋常ならざることが起きてるんじゃないの?
金を借りたことばっか気にしているけど、大切なのは誰に、どういう理由でいくら払ったのか?だ。
車に傷つけたとかさ、筋の悪い連中の金ずるになってない?
払ってはいけないカネを払ってない?
奴らは一回味をしめれば、またアプローチしてくる。
ちょっと思ったんだけど、強権的な方法ではなく、本当に35人から金を借りたんだったら、驚きだ。
真面目な話、無担保でアタシに金を貸してくれる人は3人もいない。
(笑)
ネジが一個飛んでるっていう見方も出来るけど、18歳にして交渉力と、精神力と、必死さと、なにより信用力だ。
18歳無職に金額としての信用力なんてあるハズもなく、人間力と言い換えてもいい。
大人だって、可愛げのないやつにはビタ一文出さないよ。
昔、テレビ番組でギャンブル(主にスロット)におぼれて漂流する若者をレポートしてたとき。
キャスター(森本 毅郎 もりもと たけろう)が、
「困ったもんですねえ」
すると、ゲストアンカーだったマネックス証券代表の松本 大氏が、
「この子はいいトレーダーになる」
つまり、
思い切りのよさと勇気、
ここぞいうときの集中力。
損切りのタイミング
ダメだと思ったら公園でふて寝するメリハリ。
負けても引きづらない明るさ。
反省を次に生かそうとするポジティブさ。
一見どうしようもない若者は、こうした一流のトレーダーの資質を備えているというわけ。
ま、多少リップサービスも入ってるだろうけど。
生まれながらの特性を見極めて、それに方向性を与えるのも大人、とりわけ男の子の場合は父親の役目だと思うんだけどねえ。
ま、この親父じゃムリだった。