男と二人きり午前様。相手はトモダチと言い張る妻のたくらみに気づかされて吹っ切れた男44歳

(回答者に交代)

大迫恵美子:
もしもし?

相談者:
あ、お願いしますう。

大迫恵美子:
はい、こんにちは。

相談者:
まーす。

大迫恵美子:
うーん、難しいですねえ。
・・・今現在の状況は、

相談者:
はい

大迫恵美子:
多分、奥さんは誰か他に好きな人がいるんじゃないですか?

相談者:
そうは思います。

大迫恵美子:
うん、

相談者:
はい

大迫恵美子:
だから、そういう人を、す、あなたがね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、あなたの方が、奥さんを好きなんだなっていう事は分かりますけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、あの、あなたはね、仲良くしたくても、向こうがどう思ってるかがね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、分からないわけですよね?

相談者:
そうです。

大迫恵美子:
で、向こうがあなたと、全く仲良くする気がないならば、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ん、まあ、あなたの努力が結構、無駄になりますよね?

相談者:
・・はい

大迫恵美子:
あなたの方は、もう、相手が自分をどう思っていても、

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、あのお、ある意味、その他の男の人を夢中で好きでね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、まあ、あの、あなたとは、子どもがいるので、我慢して一緒にいるんだと言うような、例えばね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
奥さんがそういう気持ちだったとしても、

相談者:
はい

大迫恵美子:
自分は、奥さんが好きだからね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういう事は目をつぶって、ずっと我慢していたいと。

相談者:
はい

大迫恵美子:
その方が、自分にとって、幸せだって、言うならね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、そういう事もある訳ですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、あなたがそれの、どっちを選択するかはね?

相談者:
・・はい

大迫恵美子:
それは、まあ、あなたの問題なので、

相談者:
ああ、結論は自分で出しなさいと。

大迫恵美子:
もちろんです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
だって、あなたの人生ですからね?

相談者:
そうですよね、はい。

大迫恵美子:
ええ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、今、今現在の状況だけを考えるとね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
恐らく、そんなすぐには仲良くなれないですよね?

相談者:
・・とは思います。
年数は掛かると思います。

大迫恵美子:
うん、だから、年数を掛けて、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、どうやって好きになってもらうかっていう問題だから、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それは、あのお、凄く難しい話でね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、年数は掛かったけど、好きになって貰えないかもしれないと。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ああ、いう、リスクを抱えた話ですよね?

相談者:
・・はい、そうですよね。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、少なくとも今はね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
誰か、他の人に夢中な人が居る時にい、

相談者:
はい

大迫恵美子:
一生懸命あなたが、何か働き掛けてもね?
あの、奥さんの気持ちがパッと変わってね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
家に戻って来るっていう事はないんじゃないかなと思いますけど、

相談者:
ああ、はい、すぐにはないと思います。

大迫恵美子:
うーん、だけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、向こうの人とも、人間関係なのでね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
もしかしたら、まあ、長く付き合ってるうちに、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ああ、こんな人だったのか、っていう事になっちゃうかもしれないし、

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、相手の人っていうのは、その、どういう人なのかって、あなたは分かってるんですか?

相談者:
バツイチです。

大迫恵美子:
ああ、じゃ、独身なんですね?

相談者:
はい・・そうです。

大迫恵美子:
ま、そうすると、奥さんの方はね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、結構夢を見てる、かもしれないですよね?

相談者:
ああ、はい

大迫恵美子:
あのお、奥さん、お子さん達の事はどういうふうに、か、言ってるんですか?

相談者:
「子どもの事は、大事」って言ってます。

大迫恵美子:
うん、まあ、普通はね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、特に一番下のお子さんは、まだあ、あの、まあ、幼いですから、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、連れて出たいとか、親権を取りたいとかっていう話になるのが、普通じゃないですかね?

相談者:
・・・そうは、言わなかったんですね、もう。

大迫恵美子:
うーん、まあ、それはその、売り言葉に買い言葉的な事もあると思うので、

相談者:
あ、そう、あると思うんですけど、はい。

大迫恵美子:
分かんないですけどね。

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
で、まあ、内心その、自分の子どもはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
連れて行きたいと思ってても、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、相手が、そんな子供なんて連れて来られても、っていうような態度示していれば、

相談者:
ああ、そうですよね、はい。

大迫恵美子:
再婚の時に、難しい・・

相談者:
足かせになりますよね。

大迫恵美子:
ええ、難しいなとかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
だから、今の状態が一番安定的で良いかな、とかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
色んな事、考えてるかもしれませんよね?

相談者:
ああ、はいはいはい

大迫恵美子:
今なら、お子さんの面倒見ながら、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、ま、好きな人とは外で会える訳だからね?

相談者:
ああ、はい、はい

大迫恵美子:
だからね、お互いに色んな思惑(おもわく)があってね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、ま、動いてる訳なんですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、この思惑っていうのは、必ずしも、そのお、利益とか利害とかっていうだけの話じゃなくてね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それは、例えば、子どもへの愛情という問題だったり、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、ま、今の生活に対する愛着とかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、それは何かこう、愛っていうものと関わり合いのある、利害関係で、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ええ、それもこれも皆、思惑を計算しながらいる訳なんです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
だから、ま、計算してる事自体はね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
非難は出来ないような内容なんですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、だから奥さんとしては、今の生活を、急にスパッと、こう変えてしまうだけの勇気はないんだけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
今の生活の方だけで、やって行くのは、あまりにも、なんか、自分の人生は寂しいな、というふうに考えてるんじゃないかと思いますけどね。

相談者:
ああ、なんか凄い納得行きました、その言葉が、今。

大迫恵美子:
うーんとね、そこね(笑)あなたに納得してもらってもね、わたしとしては困っちゃうんだけど、あは(笑)

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、で、その状態は、要するに今、今の奥さんにとってはベストな状態な訳ですよ。

相談者:
・・今の状態がですか?

大迫恵美子:
ええ

相談者:
はい

大迫恵美子:
だから、そのベストな状態をね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
壊さないと、

相談者:
はい

大迫恵美子:
奥さんが、あなたの方に戻って来るきっかけにはならないんですよ。

相談者:
・・・はい

大迫恵美子:
例えば、まあ、その、要するに、あなたの事、好きになって貰わないとね?
外の男の人の方が魅力的でえ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
今、楽しい訳ですからあ、

相談者:
そうですね、はい

大迫恵美子:
それよりは、まあ、それよりは、じゃなくても良いけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、あなた、という人は、案外ね、心も広く、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、自分の事を考えてくれているので、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、長い目で見れば、あなたといる方が幸せなんじゃないか、みたいなふうにね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
奥さんが、まあ、計算を立て直すと、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたといる方が楽だ、って事になる訳ですよ。

相談者:
じゃ、あの、飲み、行く事に関しては、言わない方が良いって事ですか?
そういうことも。

大迫恵美子:
あのね、それはねえ、言った方が良いと思いますよ。

相談者:
あ、それはそれで、言っても構わないですか?

大迫恵美子:
ただ、その言い方とかね?

相談者:
ああ、

大迫恵美子:
な、どのぐらいの頻度で言うかとか、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それは絶対、間違わない方が良いですよ。
だから、あなたは、絶対納得できないと。
で・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、踏み込んでも良いですよ。
その男の人を好きだという事も、分かってると。
友達だって言ってるけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そんな事は信じない、と。

相談者:
はい

大迫恵美子:
何故ならば、それは、男と女、とではね?
あの、ただの友達でいる事が難しいっていう事は、もう、大昔から、言われてる事だから、自分は信じないよと。

相談者:
あ、それも、言ったんでよ。

大迫恵美子:
はい

相談者:
だけど、「わたしは、その意見が大多数なのは分かってるけど・・・わたしは違う」って言いきっちゃうんですよ。

大迫恵美子:
うん、だからね、あなたは言いきられるとね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、自分は安心するでしょ?

相談者:
・・・

大迫恵美子:
だから、安心したい言葉を言ってくれるので、その時そこでは引き下がっちゃうんですよ。

相談者:
・・・ああ、はい、はい

大迫恵美子:
ただ、それだけの事ですよ、あなたがやってる事はね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
だから、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そんな事じゃなくて、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、ちゃんと、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そんな、騙されてないぞっていう事は、言わないとダメですよ。

相談者:
ああ、はい、分かりました。

大迫恵美子:
だから、あなたは、今こんな状態にね、自分は置かれてるという、事について、ちゃんと分かってるけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それでも、奥さんの事を好きだからね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
今、待ってるんだ、と。

相談者:
はい

大迫恵美子:
もっと、その、何というか、奥さんの運転で、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、右左に揺れてるんじゃなくてえ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたがハンドルを握ってるような話にしないとダメですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
だから、あ、うちの亭主は案外、男らしいとか、案外、大きい人だ、とかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
なんか、思ってもらわないと、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、これから、そういう状態で、待つにしたってえ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、いい方向には向かないですよね。

相談者:
あ、分かりました。

(再びパーソナリティ)

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