何故か潔癖症になってしまった彼女。同棲解消を回避する手立て
(回答者に交代)
三石由起子:
はい
三石由起子:
こんにちは
相談者:
あ、こんにちは。
三石由起子:
はい
相談者:
よろしくお願いします。
三石由起子:
えっとね、あなた37歳ですよね?
相談者:
そうです、はい。
三石由起子:
で、37歳ってえ、
相談者:
はい
三石由起子:
まだまだまだまだ、すごく若い年なのね。
相談者:
・・・はい
三石由起子:
うん。
でも、あなたのこう、声を聞いてたりい、
相談者:
はい
三石由起子:
発想とか、しゃべり方を聞いてるとお、
相談者:
はい
三石由起子:
たぶんあなたは歳より老成しちゃってるっていうか、少し老けて見えるって言われません?人に。
相談者:
ま、あ、言われます(笑)はい。
三石由起子:
言われるでしょ。
相談者:
はい(笑)
三石由起子:
うん、そういう感じしますもん。
相談者:
はい(笑)
三石由起子:
うん。あのね、
相談者:
はい
三石由起子:
それ同棲してえ、
相談者:
はい
三石由起子:
5年半っていうと、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱりあの誰でもこう、慣れてきちゃう年なんですよね?
相談者:
はい
三石由起子:
で慣れてくるっていうことは、もう、男の人っていうのは特にそうなんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
一緒に暮らしてる女の人に対して。
相談者:
はい
三石由起子:
ものすごく油断するんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、でも彼女がね、初めてえ、あなたを見たときっていうのは、あなたは32歳だったわけで、
相談者:
そう、そうですね、はい。
三石由起子:
うん、そうするとね、まだ青年だったわけなんですよ。
相談者:
はい、
三石由起子:
ところがたぶんね、今あなたは自分で思ってるよりもね、
相談者:
はい
三石由起子:
おじさんになっちゃってると思うんだ。
相談者:
なるほど
三石由起子:
で、そういうのっていうのは、
相談者:
はい
三石由起子:
なんかあの~、じくじく溜まっていくんですよね。
相談者:
ああ、はい。
三石由起子:
心にね。
相談者:
はい
三石由起子:
ううん、こう、パンチでパンって一発で効くようなもんじゃないんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
じわじわと溜まっていっちゃったりするのね。
相談者:
なるほど、はい。
三石由起子:
そうするとあるときね、バランスが取れなくなるんですよ。
相談者:
はい、はい。
三石由起子:
そう、あのね、さあ、どうしたらいいか?っていうことなんだけお、
相談者:
はい
三石由起子:
ええ、っと一つはね、
相談者:
はい
三石由起子:
あなた、若返んないといけない。
相談者:
ああ、はい。
三石由起子:
もうこれでいいよ、っていう油断はね、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱりしちゃいけないのね。
相談者:
はい
三石由起子:
あの、5年経った女だからいいって思っていると思うし、それが安心感だと思うし、
相談者:
はい・・・
三石由起子:
男はそれを求めるんだと思うけども、
相談者:
はい
三石由起子:
言っておきますけどね、
相談者:
はい
三石由起子:
これしていいの、結婚した夫婦だけですよ。
相談者:
・・はい・・
三石由起子:
あなたたち、結婚してない。
相談者:
はい
三石由起子:
これはダメです。あなた油断ですよ。
相談者:
はあ、はい。
三石由起子:
うん、だからね、
相談者:
はい
三石由起子:
いつでもね、あなたはね、綺麗でいなくちゃいけないんだよ。
相談者:
や、はい
三石由起子:
亭主ならね、甘えも許されますけれども、
相談者:
はい
三石由起子:
彼女にとってはね、まだあなたは亭主ではないわけね。
夫ではないわけです。
相談者:
ああ、はいはい
三石由起子:
そしたらね、友達の彼氏を見たりしたときにね、
相談者:
はい
三石由起子:
友達の彼氏で年下と付き合ってれば、かつてのあなたのような32歳とかで付き合ってる人だっているわけじゃない。
相談者:
はい
三石由起子:
それと比べてね、紹介できないんですよ。
相談者:
・・うう・・、
三石由起子:
心の中で。
そう具体的に、彼女が思ってるわけじゃないんだよ。
相談者:
ああ、はい。
三石由起子:
だけど心の中で思ってるのはね、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱりね、ちょっとは自慢したいじゃないですか。
相談者:
はい
三石由起子:
「うちの彼氏はこう」だって。
相談者:
はい
三石由起子:
明らかにね、どの友達の彼氏を見てもさ、
相談者:
はい
三石由起子:
自分の同棲相手よりはいい、みたいになってたらね、
相談者:
はい
三石由起子:
こりゃ悲しく効いてくるんだよね。
相談者:
ああ、はい
三石由起子:
うん、それはね、あなたはね、あの、油断しないで、
相談者:
はい、
三石由起子:
きっちりと、
相談者:
はい
三石由起子:
もっと自覚しなければいけないと思う。
相談者:
なるほど、はい。
三石由起子:
うん、そのバランスがね、ものすごく大事なんです。
相談者:
なるほど
三石由起子:
それでね
相談者:
はい
三石由起子:
ひとつはそのバランスのとり方としてはね、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり非日常的な美しさみたいなのをね、
相談者:
はい
三石由起子:
あなたはあのお、心してさ、たとえばね
相談者:
はい
三石由起子:
あの、季節の花を買って帰るとか。
相談者:
ああ、はい
三石由起子:
これ週に1回でも2週間に1回でもいいんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
毎日やっちゃったらこれ日常になっちゃうから。
相談者:
な、はい。
三石由起子:
うん。
で、そのお、花屋さんのね、
相談者:
はい
三石由起子:
お姉さんとちょっと10分くらい話するとさ、
相談者:
はい
三石由起子:
そのお花の話とかも聞けるわけですよ。あなたに知識がなくてもね?
相談者:
そうですね、はい。
三石由起子:
そういう話を食卓でするとかね?
相談者:
ああ、はい、
三石由起子:
それがあの、非日常の
相談者:
はい
三石由起子:
なんか美の提供みたいなことなんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
とか、
相談者:
はい
三石由起子:
食器。
相談者:
はい
三石由起子:
食器ひとつね?
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっとなんか、デパートに行って、なんかいい食器一個だけ買ってきて、ひとつなんかのときにポッと渡すとかね、
相談者:
はい
三石由起子:
あるいは音楽ね?
相談者:
はい
三石由起子:
あの、食事のときにちょっとクラシックかけてみると、クラシックっていっったって難しいのばっかりじゃなくて、
相談者:
はい
三石由起子:
誰もが知ってるう、のがあるじゃないですか?
相談者:
はい
三石由起子:
そんなのをちょっとかけてみたりっていう、それは努力ね、あなたのね?
相談者:
努力、はい。
三石由起子:
そういうあの、日常の中にその非日常を持ち込むような努力をあなたがするっていうことと、
相談者:
はい
三石由起子:
もう一つはその、亭主面するなっていうことですよね。
三石由起子:
いつもその、彼女にとって、
相談者:
はい
三石由起子:
自分が自慢できる恋人かどうか?っていう視点がね?
相談者:
はい
三石由起子:
もうあなたは5年も暮らしてて、無くしてきたと思うんだよね。
相談者:
まあ、それはそうです、はい。
三石由起子:
だからそれをもう一回思い出すっていうことだよね。
相談者:
なるほど、はい
三石由起子:
それとね、あの、すごく簡単なことを言っちゃえば、
相談者:
はい
三石由起子:
結婚して子供作ればねえ
相談者:
はい
三石由起子:
家族年齢ってザァっと若返るんですよ。
相談者:
はあ、はい
三石由起子:
わかるよね?
相談者:
わかります、はい
三石由起子:
で、37歳と28歳があ、
相談者:
はい
三石由起子:
こう子供を持ったときっていうのは、すごく若い、カップルができるのね。
相談者:
なるほど、はい。
三石由起子:
あなたは(笑)今放っておけば、あのお、なんかよたよたの爺さんに(笑)なってるわけよ。
あのね、
相談者:
はい
三石由起子:
体じゃなくて、先に心がいっちゃってるんだよね。
相談者:
ああ、はい
三石由起子:
そこがダメでね。
相談者:
ああ、はい
三石由起子:
やっぱり子供を育てることによっての発見とか、
相談者:
はい
三石由起子:
新しい世界の出会いっていうのが、あるから、
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、まず段階として、
相談者:
はい
三石由起子:
新しい未来をね、
相談者:
はい
三石由起子:
彼女に対して提供するようなことは、あなたがしなくちゃだめだと思う。
相談者:
ああ、はい。
三石由起子:
だからほんとにあの、まず、気を取り直して、
相談者:
はい!
相談者:
まあ、ちょっとあのお、「ほんと老け込んでてどうも油断して、
相談者:
はい
三石由起子:
悪かったと思ってる」って、
相談者:
はい
三石由起子:
まあ、反省・・ま、口で言うのが恥ずかしければさ、
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっとお、久しぶりにラブレターでも書いてみるとかね、
相談者:
なるほどお
三石由起子:
うん、それと、私はもしあなたが生活を続けたいと思うならね、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり、真摯にプロポーズをすることですよ。
相談者:
はあ、はい
三石由起子:
うん。
あの、「未来を考えたい」っていうこととお、
相談者:
はい
三石由起子:
「子供を持ちたい」っていうこととお、
相談者:
はい
三石由起子:
うん、「自分もその、あの、自慢できるような
相談者:
はい
三石由起子:
男でいたいと思うから」
相談者:
はい
三石由起子:
「今までこう、あなたのその潔癖症をね?
相談者:
はい
三石由起子:
疎ましく、実は思ってた」と。
相談者:
はい
三石由起子:
でも、よくよく反省(笑)してみればさ、
相談者:
はい
三石由起子:
「自分が悪かったんだ」っていうことをね、
相談者:
はい
三石由起子:
ちゃんとした言葉で伝える。
相談者:
はい
三石由起子:
ってことが私は大事だと思う。
相談者:
なるほど、はい
三石由起子:
うん、そうしないとねえ、やっぱりあなたにとってもいいことない。
相談者:
はい。
三石由起子:
老けて行っちゃう(笑)だけだと思うよ。
相談者:
あ、あ、はい。
三石由起子:
うん。でも、ちょっとほら、視点をさ、ずらせば、
相談者:
はい
三石由起子:
今からほんとに、あのお、若い家庭を作るっていう未来っていうのは、
相談者:
はい
三石由起子:
選択肢の中にあるわけで、
相談者:
はい
三石由起子:
そう。
そこに向かってあなたが、こう、努力するっていうことはね、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱ惜しんじゃだめ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。
胡坐かいちゃだめですよ、
相談者:
はい
三石由起子:
結婚してないんだもん。
相談者:
そうですね、はい
三石由起子:
そこがね、もうほんとに、そもそもの間違いだと私は思う。
相談者:
ああ、わかりました、勉強になりました。
(再びパーソナリティ)
潔癖症って病気なんだけど。
三石さん、理解してるんかな。
電車のつり革とかシートとか、花屋では解決しないぞ。