9時就寝2時起きで家事まで引き受ける男が結婚21年で気づいた「やっぱし変」

テレフォン人生相談 2016年6月16日 木曜日

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 男43歳 同い年の妻 結婚21年 不妊治療の末授かった息子3歳

ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談ですう。

相談者:
こんにちはあ、お願いします。

ドリアン助川:
あ、どうもよろしくお願いします。

相談者:
はい

ドリアン助川:
え、今日はどんなご相談でしょうか?

相談者:
はい、妻と凄く喧嘩してしまいましてえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
それでえ、昨日お、「もう離婚する」って言われまして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
今日もずーっと、険悪な感じで。
多分もしかしたら、どっかに離婚届え、取りに行ってんのか、役所か何かに・・
ずっと険悪で(苦笑)

ドリアン助川:
うんうん

相談者:
・・・どうしたらあ、いいかなあ、と思いまして。
ただ、なんか、上手く言えないんですけどお、

ドリアン助川:
うん

相談者:
最近どうも、あまり妻と仲良くなくて。
息子の、事が、凄い好きになり過ぎてえ。
息子は可愛くてしょうがないんですけどお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
一生懸命お守は僕もしてるんですけどお・・
ただ、僕う、自営業で仕事をしているものでえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
凄く、昼間とかちょっと、時間を自分次第で作れるっちゃ、作れるんですよ。

ドリアン助川:
うん

相談者:
だから、意外とお、昼間あ、そうやって、お守する感じが多いんですけど、

ドリアン助川:
はい

相談者:
正直今あ、仕事をもっともっとやんないといけない状態でして、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
それにあたって、「そのお、前にまず、ちょっと遊んであげてよ」って、遊んでからあ、行ったりするのがあ、辛かったりしてえ、

ドリアン助川:
「息子さんの事が好きになり過ぎて」ってのは、どちらの、あなたがですか?奥さんがですか?

相談者:
僕は大好きで、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
僕もお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
多分、嫁も絶対だ好きなんですけど、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ただ、夫婦が、あまり上手く行かなくなっちゃいまして・・

ドリアン助川:
うーん。
えーっと、じゃちょっと基本的な事を教えて下さいね。

相談者:
はい

ドリアン助川:
あなた様はおいくつですか?

相談者:
僕はあ、43才です。

ドリアン助川:
43才、奥さんは?

相談者:
奥さんも43才です。

ドリアン助川:
奥さんも同い年?

相談者:
はい

ドリアン助川:
結婚してどれぐらいになるんですか?

相談者:
結婚してもう、20・・1年、です。

ドリアン助川:
21年。

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、息子さんはまだちっちゃいんですか?

相談者:
3才です。

ドリアン助川:
3才?・・じゃ、4・・

相談者:
不妊治療を、

ドリアン助川:
はい

相談者:
凄くして、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
何回も、うちの奴は流産、結婚してすぐ、もう、子ども出来て、

ドリアン助川:
はい

相談者:
流産して、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
それから、本当何年後かにまたあ、子ども出来まして、

ドリアン助川:
うん

相談者:
また流産して、

ドリアン助川:
はい

相談者:
でえ・・不妊治療に踏み切って、

ドリアン助川:
はい

相談者:
結婚、18年目で・・やっと、子どもが、誕生したんですけど、

ドリアン助川:
ええ、嬉しかったですねえ。

相談者:
うん、物凄いお互い感動して、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
物凄い嬉しかったんですけどお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
何でか、子育てしてる・・うちにい、何か(泣)妻の事があんまり好きじゃなくなっちゃって(泣)

ドリアン助川:
はい・・うん

相談者:
凄く好きだったはずなのに(泣)

ドリアン助川:
うん

相談者:
(泣)

ドリアン助川:
どうしたの、何があったんでしょうね?

相談者:
う・・なんかあ・・凄くやらされてる感が、どんどん出て来ちゃってえ、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
仕事してるのも僕だけでえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
でえ、朝ご飯をまず買って僕帰るんですよ。

ドリアン助川:
「朝ご飯を買って帰る」っていうのは、うっと、徹夜になる仕事なんですか?

相談者:
僕の、仕事は大体2時ぐらいに起きて、

ドリアン助川:
はい

相談者:
1人で行ってえ、

ドリアン助川:
午前2時に起きて、

相談者:
はい、仕事をして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
大体8時過ぎぐらいまで、配達して。
それが終わるとお、朝ご飯買って、

ドリアン助川:
河岸(かし)関係かどこかお勤めですか?

相談者:
宅配業。

ドリアン助川:
宅配業?

相談者:
もう、自営業でやってます。

ドリアン助川:
ああ、でも、その時間に働かれてるんだ。

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
はい

相談者:
で、そっからあ、朝あ、ご飯買ってって、

ドリアン助川:
買ってって。

相談者:
ご飯を、皆で食べて、

ドリアン助川:
はい

相談者:
犬の散歩を僕がして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ゴミ出しを、僕が、全部して、

ドリアン助川:
はい

相談者:
で、い、まあ、最近は、ご、犬と一緒に、息子も散歩してんですけど。

ドリアン助川:
ええ、ええ

相談者:
で・・そっからまた僕は、ホントは、営業だったり・・集金だったり、注文だったり他の仕事があるので。

ドリアン助川:
はい。
何時頃寝るんですか?

相談者:
夜は大体9時に、寝て、

ドリアン助川:
9時に寝て、

相談者:
9時に息子とお、息子を寝かしつけるというか、一緒に寝る感じで、

ドリアン助川:
それで、午前2時から仕事っていうのは、無茶苦茶キツいっすね?

相談者:
・・正直、キツいっちゃキツいんですけどお、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
ただ、まあ、慣れというか、やるしかない。
それ、これしかないのでえ、

ドリアン助川:
うーん、で、奥さんはあ?

相談者:
もう、ずっと働いてないです。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
子どもお、出来る前からあ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
特に働いてないです。

ドリアン助川:
専業主婦という、

相談者:
そうです。そこがあ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
何ともなかったんですよ。

ドリアン助川:
かつては?

相談者:
何でかしんないですけど、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
子ども出来るまではあ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
僕は、それ当たり前ぐらいに思って、洗濯も僕しますしい、

ドリアン助川:
はあはあ

相談者:
夕飯も僕、買って来ますし、買い物も僕だし、洗濯も僕だし、別にでも、ホント子ども出来るまでは、何でか、何でもなかったんですけどお、

ドリアン助川:
奥さん、その、それだけあなたが仕事してしまうと、家庭の中のお。

相談者:
はい

ドリアン助川:
奥さん、は何をされてるんですか?仕事もしてないって事なれば。

相談者:
ま、ホント、ゴロゴロしてますね。

ドリアン助川:
ゴロゴロされてるう?

相談者:
ゴロゴロというか、

ドリアン助川:
ああ

相談者:
まあ、ネットサーフィンみたいな、

ドリアン助川:
インターネット見てる?

相談者:
見てたり、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
そうです、で、インターネットの何か、ゲームみたいのあるんですよね?

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお、パズルみたいの、する

ドリアン助川:
ああ・・で、あのお、まず、きょ、今日の、昨日今日の事なんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、「喧嘩が起きて離婚するという事になった」と。

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、ま、ホントかどうか分かりませんけども、離婚、するのかどうかは。

相談者:
はい

ドリアン助川:
その、喧嘩の原因は何だったんですか?今回の具体的な。

相談者:
具体的に言うと、ホント・・もう一回不妊治療、

ドリアン助川:
はい

相談者:
の話でえ、「また、不妊治療して、もう一人欲しいわ」みたいな事言ってるからあ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
「もう、いいんじゃないか」と。

ドリアン助川:
うん

相談者:
正直、僕の負担が増えるだけだからあ、

ドリアン助川:
うん

相談者:
っていう感覚なんですよ、僕の中では。

ドリアン助川:
はい。
でえ、奥さんは「離婚したい」っていうふうに昨日おっしゃった?

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、今日は居ないわけですか?

相談者:
どっか行きましたね、息子を連れて。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
今日はあ、だから、昨日の夜からあ、「じゃ、お前寝かしつけしないでいいよ」と。
「勝手に2階で寝て来い」って、僕は1人で寝て。

ドリアン助川:
うん

相談者:
息子を寝かしつけて。
(妻は)「わたしだって、できる」
ま、できるんですよ。
何か、出来るんですけど、風呂お、も、歯磨きも僕が全部やってたんですよ、息子の。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
それも、今日だけは、今日からというか、「ほら、歯あ、磨かないと、もう、わたしと、あんたしかいないんだから」みたいな感じで。

ドリアン助川:
はい。という感じですか?

相談者:
はい

ドリアン助川:
うーん、で、目下のところはあ、

相談者:
はい

ドリアン助川:
何がどう変われば・・えー、今の悩みから少し離れられるんでしょうね?

相談者:
なんか、嫁にもうちょい、働いて欲しいですね。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
・・なんか、「だったら出てって。自分でやるわ」みたいな感じになっちゃって。

ドリアン助川:
会話が今、あんまり成立してないのかな?

相談者:
そうですねえ。

ドリアン助川:
うーん・・

相談者:
・・何なんでしょうねえ?
なん、ビックリします。
僕、ずー、ずっと仲良かったし、ホントに愛してたから。

ドリアン助川:
うーん、で、このお・・何かこう、ジャングルの中入ってしまったとっから、どうやったら脱出できるだろうか?と。

相談者:
はい、

ドリアン助川:
ゆ・・うん

相談者:
出来ればホントに、前みたいに仲良く、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
・・僕、我慢してやれば良いのかな?

ドリアン助川:
うーん・・
さあ、まず、じゃ、今日の先生に相談してみましょう。

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい、弁護士の塩谷崇之先生です。
よろしくお願いします。

(回答者に交代)

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