9時就寝2時起きで家事まで引き受ける男が結婚21年で気づいた「やっぱし変」
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
あ、はい
ドリアン助川:
冷蔵庫、ちっちゃいんじゃないすか?
相談者:
れ・・
ドリアン助川:
お家の冷蔵庫?
相談者:
冷蔵庫はあ、普通で、
ドリアン助川:
普通ですか?
相談者:
はい、スカスカですけど。
ドリアン助川:
あのですね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えーと、わたしの友人でえ、
相談者:
はい
ドリアン助川:
共働きで、やっぱり忙しい夫婦が居まして、
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、子どもは2人いるんですよ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、何をしたかというと・・巨大な冷蔵庫を買いまして、
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、1週間分の朝ご飯、昼ご飯、夕ご飯・・を、
相談者:
はい
ドリアン助川:
作っちゃうんですって。
相談者:
はあ
ドリアン助川:
一日で。
相談者:
はい
ドリアン助川:
2人で。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、タッパーにそれ入れといて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
え、小分けしてえ、食べる。
相談者:
はあ
ドリアン助川:
例えば、そんな、とこ、奥さんと一緒に、
相談者:
はい
ドリアン助川:
やってみるという・・何か、工夫が今、必要だと思うんですよね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
この状況を、こう、変えて行くためには。
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん・・
工夫が、
相談者:
工夫して、
ドリアン助川:
工夫を一緒に、やってって、
相談者:
我慢して、頑張ります。
ドリアン助川:
うん、我慢っていうんじゃなくて、それを楽しんでやれるようになると、
相談者:
楽しんで、はい
ドリアン助川:
ええ、いいなというふうに思いました。
相談者:
分かりました。
ちょっと話しただけでも、もう、すっごく楽になりました。
ドリアン助川:
ああ、良かったですう。
相談者:
ホントに、ありがとうございました。
ドリアン助川:
いえいえ、こちらこそ。
では、失礼します。
相談者:
ありがとうございました、ホントに、感謝してます。
失礼しまあす。
(内容ここまで)
ドリ助 お宅の冷蔵庫、普通ですか?
男 はい、スカスカですけど。
(笑)
そんなこと聞いとらん。
宅配って、新聞配達?
牛乳っていう可能性もあるかな。
起床2時で思い出した。
新聞配達の男が仕事掛け持ち過ぎてツライという相談。
今日の男が配達1本で身を立ててんのは、自営のなせるワザだ。
そらそう。
家族養っていけないんじゃ、日本が誇る(?)新聞宅配が崩壊する。
ドリ助 無茶苦茶キツいっすね?
男 やるしかない。これしかないので。
ここ、今日、男が一番カッコよかったとこ。
あとは、もう、なんか・・
男 「ありがとうございました、ホントに、感謝してます。」
それほど感謝するようなアドバイスか?
だって、
塩谷くんは「売り言葉に買い言葉はダメ」、
ドリ助なんか「冷蔵庫のサイズアップ」だ。
あれだ、自営業者の悲哀でグチ言う相手すらいなかったんだな。
これね、女房くさすのは簡単だけどさ、変えるってことがいかに難しいかってこと。
だって21年だよ。
21年間の生活習慣なんてちょっとやそっとじゃ変えられないってば。
第一、積極的にやってきたのはアンタだし。
元々の女房の家事嫌いに拍車をかけたのもアンタ。
それを今さら急に、って奥さんの戸惑いは分からんでもない。
妻:
「わたしだって、できる」
「(息子に向かって)ほら、もう、わたしと、あんた(3歳の息子)しかいないんだから」
こういうのはね、宿題をせかされたときの子どもと同じ。
女房だって気になってはいたの。
不妊治療っていう役割を失ってなおさらね。
妻 また不妊治療して、もう一人欲しいわ
ピコピコハンマーで殴りたい。
マジな話、
男 「正直、今、仕事をもっともっとやんないといけない状態でして」
ここら辺のこと、真剣に話したら?
今の生活が綱渡りだってことをさ。
だって、風邪ひいたって休めないんじゃない?
ていうか、もし、あんたが倒れでもしたら、たちまち貧困一直線だ。
43歳。
無理したツケは突然だからね。
保険とかも考えなきゃいけない。
家事嫌いなら仕事の方がハードルが低いかも。
2時起きはともかく、一緒に配達すれば身体にも良さそう。
男 「我慢して、頑張ります」
ちっがあうぅ!