（再びパーソナリティ）

ドリアン助川：
もしもしい？

相談者：
もしもし

ドリアン助川：
もしもし？

相談者：
はい

ドリアン助川：
えーっとお・・落ち着いて、あの、あなた、ホント、度量が広い方だなっていうふうに、今聞いてて思いましたので、

相談者：
あ、ありがとうございます。

ドリアン助川：
え、あのお、う・・可能性がある事、何でも試されて下さい。

相談者：
そうですね。

ドリアン助川：
え

相談者：
はい

ドリアン助川：
どうもどうもお

相談者：
少し、スッキリしました。

高橋龍太郎：
はい

ドリアン助川：
はい、はい、失礼しまーす。

高橋龍太郎：
ありがとうございます。お大事に。

相談者：
ありがとうございました。

ドリアン助川：
はい

相談者：
はい

（内容ここまで）

なんちゃら症か知らんけど、この男、会話が成り立たない。

ドリ助：　　これは２０年前からね？
男：　　　　はい　　　　　　　　　　　　　　←２０年前ね。
ドリ助：　　お勤めされた頃からある症状なの？
男：　　　　いや、ここ最近になって　　←たった今２０年前って・・
ドリ助：　　ここ最近なんですか？　　←ドリ助も混乱
男：　　　　半年ぐらい前から　　　　　←じゃあ、上の「はい」は何だよ

こういうのも、注意欠如多動症の症状なん？

時期を特定することは、男の症状の原因を大分類するために必要不可欠なことなんだが、重要さが男には伝わっていない。

 

ドリ助：　　つまり整理すると、半年前から勤務がキツくなってチグハグな事をやり出すようになって、そこは解雇を受け入れたと。で、今、新しいところでも上手く行ってないって事ですね？
男：　　はい

ここもさ、アタシの理解とは全然違うの。
だってこの男、前の職場のこと、こう説明したんだよ。

男：　　非常にとても良い状態で会社とも辞める事が出来て、勉強をしつつ、新しい今の所にお世話になってたもんですから。

じゃ、あんたが言った「とてもいい状態の辞め方」って、解雇だったのかよ！

人の話を聞いてないのか、
質問の意図を理解してないのか、
「はい」がクセなのか。

いずれにしても会社でこんな会話してたら毎日トラブルだらけだ。
介護職なんて、連携プレーの最たるものでしょうに。

何よりこの男の最大の問題点は、このことについて自覚がないってことなの。
認めたくないのか知らんけど。

男　　「相談せずに、なんでも自分で判断してしまって」

ノーノー。
そんなハイレベルな問題ではないっつうの。

ドリ助も龍太郎先生も若年認知を疑ってたようだけど、どおなんでしょ。

高橋龍太郎：　運動は得意でした？
高橋龍太郎：　逆上がりやなんかは？

先生、これ、何を調べてるんですか？

 

で、なに？

男　「教える仕事に変わろうと思って」

！？

反面教師を売りにするとでも？

リアル、しくじり先生(*)かよ。

(*)しくじり先生：
テレビ朝日のバラエティ番組、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
しくじった人の話を聞いてどこに問題があったかを学ぶ。

そら２０年の現場経験は貴重だけどさ。
人に伝えるってことは、これまた全く別のスキルなの。
その、今通ってる学校とやらが、そういうのを学べるんなら止めはしないけどさ。

あんたの強みは、打たれ強さと、その前向きなところだわ。

一番近くで見てる奥さんの評価を聞いてみたいわ。

解雇されたとき、奥さん何て言ってた？
やっぱり、って顔してなかった？