自己実現を怠った人が40代で出る症状。無気力の本質を探る3択問題
テレフォン人生相談 2016年7月25日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 男44歳 妻41歳 2人暮らし
今日の一言: 小さい頃愛されなかった人は対象無差別に人から愛を求めます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、こんにちはあ。
加藤諦三:
はい。
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
はい、44歳です。
加藤諦三:
44歳。
結婚してます?
相談者:
あ、はい、してます。
加藤諦三:
えー、奥さん何歳ですか?
相談者:
えと41です。
加藤諦三:
41歳。
お子さんは?
相談者:
あ、おりません。
加藤諦三:
そうすと今、お2人で暮らしてんですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
はい。
最近こう、意欲がなくうーてですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、特に仕事に対してえー、ていう感じなんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、何ていうんですかね?
こう、常にこう、「ああ、し、死んでしまいたい」、とかこう、
加藤諦三:
うん
相談者:
思ったり、してですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
ええ。
でも、こう、自分で、こう、自殺するうー、ほどの勇気もなく。
加藤諦三:
ん、んど、自殺する、度胸もないと?はい。
相談者:
ええ。
でえー、結果、どうやってい・・
加藤諦三:
もう、どうしていっていいか分かんないって感じなのかな?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
まあだから、仕事に対して、とても会社、会社は、今働いてるん、です?
相談者:
あ、はい、働いております。
加藤諦三:
はい。
会社行ってるわけ?
サラリーマン?
相談者:
あ、かい、会社です。
サラリーマンです、はい。
加藤諦三:
朝起きてえ、会社行くのももう嫌なわけですね?
相談者:
そうですねえ、でもお、妻あ、とかにもこう、いった話はしてないので、
加藤諦三:
はい
相談者:
一応、家を出るう、までは普通に、こう・・
加藤諦三:
あ、そうですか。
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
あ、もう家を出る、朝起きて、ブツブツ、ブツブツ、「もうー、嫌だあ、死にてえ」って言ってるんじゃなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
まあ、ごく普通の、仮面を被って、
相談者:
はい
加藤諦三:
食事をして、
相談者:
はい
加藤諦三:
行きたくない会社に行くと?
相談者:
そうですね。
まあ、朝はあ、ちょ、食べないー、
加藤諦三:
あ、そう
相談者:
朝昼は食べてないので。
加藤諦三:
あ、ああ、朝昼は、要するに食欲はないんですか?
相談者:
そう、そうですね。
加藤諦三:
う~ん。
そうすと、「何で俺、こんなことやって生きてるんだろう?」っていう?
相談者:
まあ、ほんとに、ええ、そういう、感じい、になってます。
加藤諦三:
そうだよねえ?
相談者:
ええ
加藤諦三:
だからあ、全てに意欲がないわけですよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
広範囲に、渡っての無気力っていうのかな?
相談者:
あ、はい。
なんか・・
加藤諦三:
要するに、会社も嫌だし、じゃあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
家庭を大切にしろっていったからって、家に居ても、
相談者:
ええ
加藤諦三:
面白くないし、
相談者:
そう
加藤諦三:
で、会社の人間関係も嫌だし、
相談者:
ええ、そうですね、はい。
加藤諦三:
家に帰ってきて、奥さんの、話を聞くと、なんか圧迫感があったりするの?
相談者:
いや、そういうのは、ないんですけども、あのお・・
加藤諦三:
そういうのはないけれども、なんか、
相談者:
ええ
加藤諦三:
面白くもないわけですよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
安らぎにもなんないわけですよね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
で、だからもう、いっそのこと、死んでしまいたいけれども、
相談者:
ええ
加藤諦三:
ま、自殺する度胸もないと?
相談者:
はい
加藤諦三:
でえ・・
相談者:
なんかどこまでも、こう、他力本願、で、な自分でいるのも、なんか、こう、嫌ですし。
加藤諦三:
うん
相談者:
ええ
加藤諦三:
それで、こういう風にもこう、広範囲に渡って無気力っていうのかな?
相談者:
はい
加藤諦三:
そういうようになりだしたのはいつ頃からですか?
相談者:
半年から10か月くらい前えー、だと思います。
加藤諦三:
あ・・最近なんですね?
要するに、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
あの、青年時代からこうだったっていうんじゃなくて、
相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ
加藤諦三:
10か月前ぐらいって、っていうのは、5、6年前っていうか、ま、例えば今、44歳ですから、
相談者:
ええ
加藤諦三:
30代の頃はこういう、無気力はなかったんですね?
相談者:
あ・・ええ、そうですね。
そういうことはなかった、ですけども。
加藤諦三:
ふうん
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすと、まあ、今あ、の、あなたとしては、さ、最初に言いましたように、
相談者:
はい
加藤諦三:
とにかく意欲がないし、仕事に対しても、意欲がないし、も、「何のために生きてんだ?」と?
「死んじゃいたいな」と?
相談者:
はい
加藤諦三:
「死にたい」と?
相談者:
はい
加藤諦三:
いう・・
相談者:
そうですね
加藤諦三:
感じになっていて、
相談者:
そうですね
加藤諦三:
こんな、無気力な私が、どうしたら、前向きで元気になれる?っていう、
相談者:
はい
加藤諦三:
そんな相談ですよね?
相談者:
そうですね、は、はい、そうです。
加藤諦三:
もう、ほんっとに今日は、この方に意見を、聞いてくださいって、方が、
相談者:
はい
加藤諦三:
スタジオに、いらして、います。
幼児教育研究の、大原、敬子先生に、伺ってみたい、と思います。
(回答者に交代)
いつも放送に対する面白い考察楽しみにしています。
天災大国日本ですら水や食料を買いだめに走る様なんかは当てはまっていると思いました。
ただ、マズローさんの理論の不完全な点、腑に落ちない点は、科学的な裏づけが不完全なこと説明が感覚的にしかわからないことだと思います。それ以外は完璧な理論だと個人的には思います。
ウッ、言われてみると浅すぎだわ。
最後の日本人うんぬんは願いが入った ^^;
とっても解りやすかったです。
これで説明が付くなら文学は要らない。
私は、3と5が、この人にはないし、
現代人に、一番重要なことだと思います。
1、2、4は、追求しても限度があります。
それより、限りある生を、3、5にどれだけ使えるか、
だと思います。
愛する家族がいて、自分らしく生きられれば、
病気でも、金がなくても、危険でもいい。
それが勇気を持って、自分の人生を生きることです。
この人には、それがないのだと思います。
先日の豪雨で電車が止まり、名古屋駅には4時間以上人があふれかえっていましたが、混乱なくみんなガマン強くじっと待ってました
とくにタクシー乗車の列!!まったく来る気配ないのに何百人が黙って待ってる。まあ、天候のことは誰にクレームつけても仕方ないのですが、すごいことだと思いました
この頃の大原先生の回答は、凄く分かり易くて具体的で良いですね~~~。
相談者さんのカウンセリングに成功して、視聴者の心まで軽くなった様な感じです。
自分もこの相談者の方と年も状況も非常似ていて、
自殺で検索してここにきたので、とてもわかる話だと思いました。
死にたい気持ちとわかってもらえることないんですよね、
だから、検索するのですが