女55男64のバツイチカップル。男が籍を入れたい理由と女が迷う理由
テレフォン人生相談 2016年8月26日 金曜日
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女55歳 18年前に離婚 引き取って育てた子供が2人(男35歳、女33歳)
付き合ってる男64歳嘱託 一人暮らし 家庭持ちの娘が2人
柴田理恵:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもしい?
柴田理恵:
はい
相談者:
あ、お願い致しますう。
柴田理恵:
はい、お願いします、今日は、どんな、ご相談ですか?
相談者:
えーとですね、
柴田理恵:
はい
相談者:
再婚を、
柴田理恵:
はい
相談者:
して良いものかどうかっていうんですかね、ちょっと自分の気持ちが、
柴田理恵:
はい
相談者:
分からなくなってるんですよ。
柴田理恵:
うーん・・
あなたおいくつですか?
相談者:
55です。
柴田理恵:
再婚って事はあ、
相談者:
はい
柴田理恵:
前の方とは、
相談者:
あの、離婚ですね。
柴田理恵:
離婚なさってる、はい
相談者:
はい
柴田理恵:
えっと、それ、何年前にい、離婚なさったんですか?
相談者:
えー、18年ですね。
柴田理恵:
じゅう・・
相談者:
18年前です。
柴田理恵:
18年前?
相談者:
はい
柴田理恵:
じゃあ、随分、前え、ですね?
相談者:
そうです。
柴田理恵:
この18年間はずっと独身で、いらした?
相談者:
そうですね、はいあのお・・
柴田理恵:
わけですか?
相談者:
子どもを育てないといけないのと、まあ、独立させるまでは、って、ちょっとあったので、
柴田理恵:
あー、お子さんは、おいくつですか?、今。
相談者:
あ、2人います。
柴田理恵:
はい、お2人?
相談者:
うん
柴田理恵:
男の子、女の子?
相談者:
え、上が男で下が女の子です。
柴田理恵:
あ、そうですか、おいくつですか?
相談者:
35と、
柴田理恵:
うん
相談者:
33ですね。
柴田理恵:
ああ、じゃあ、も、立派に2人とも、
相談者:
あ(笑)
柴田理恵:
お育てになったんですねえ。
相談者:
ええ
柴田理恵:
あ、じゃあもう、全然、お2人とも大人だし、安心してえ、けっ、再婚なさって良いんじゃないんですか?
相談者:
そうは・・子ども達もそのように言ってはくれるんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
あのお、わたしの中で、
柴田理恵:
はい
相談者:
なんかこう、信じる事が怖いっていうんですかね?
柴田理恵:
あ、だん、男性を、というか?
相談者:
ええ、そうです、あのお、
柴田理恵:
旦那さんを?
相談者:
うん、前のお、そのお、旦那さん?
柴田理恵:
うん
相談者:
ていうんですかね?
柴田理恵:
はい
相談者:
離婚した時の旦那さん、ていうんですかね?
柴田理恵:
はい、うん、はい
相談者:
あの、随分こう、ちょっと嘘が多かったので、
柴田理恵:
ああ、あ、んー、その離婚した原因っていうのは何なんですか?
相談者:
はい、借金ですね。それ・・
柴田理恵:
いくらぐらい借金したんですか?
相談者:
分かりません。
あのお、たくさんの、色んな、あの、サラ金の方から、お手紙が来て、
柴田理恵:
あー・・
相談者:
分かっ・・たんですね?、え・・
柴田理恵:
それは、例えば、事業の失敗とかあ、
相談者:
あ、じゃないです、あの、みんな・・
柴田理恵:
ギャンブルとかあ・・
相談者:
ええ、多分、の、飲むお金っていうんですかね?、遊交費だと思います。
柴田理恵:
ああ、お酒?
相談者:
そうですね、あの、
柴田理恵:
ああ
相談者:
人に、こう、振る舞うのが、好きというか、
柴田理恵:
あー・・
相談者:
あの、いい恰好したがるというか(苦笑)
柴田理恵:
あ、はあ、はあー
相談者:
そんなんだったので、
柴田理恵:
ああ・・
相談者:
全部それ、家の家計費に入った事なくって、
柴田理恵:
え、ええ
相談者:
気付いた時は、あのお、
柴田理恵:
うん
相談者:
通知が来て、
柴田理恵:
うん
相談者:
わたしの名前でも、あの、連帯責任者になってて、びっくりして、
柴田理恵:
あらあ・・
相談者:
で、2、回、3回目に返済する時、も、別れるって話をした時に、
柴田理恵:
うん
相談者:
やはり3回目も来たんですね。
柴田理恵:
あー・・
相談者:
だから、あのお、返しても返してもお、
柴田理恵:
うん
相談者:
ダメだったんで、
柴田理恵:
うん、うんうん
相談者:
離婚する事を決めたんですね。
柴田理恵:
あー、そうなると、1回そういう目に遭うと、今度の人は大丈夫かしらあ?、って、心配なさってるんですね?
相談者:
あ、そうですね。
柴田理恵:
もう、いい方はできたわけですか?
相談者:
あ、お陰様であの、お付き合いしてる方はいるんですけど。
柴田理恵:
ああ、そう、どう、どうやって、知り合ったんですか?
相談者:
あ、ちょっとあのお、サイトなんですけどね。
柴田理恵:
再婚サイトみたいなやつですか?
相談者:
そうです。
柴田理恵:
あー・・その方は、どういう、方なんですか?
相談者:
うん、なんと、ちゃんとした会社の、
柴田理恵:
うん
相談者:
今も、あのお、なんですかね?、嘱託う、みたいな形で、
柴田理恵:
あ、じゃ、年上・・おいくつ・・
相談者:
上です、はい
柴田理恵:
おいくつぐらいの方ですか?
相談者:
えっと、今、64ですね。ですので、あのお・・
柴田理恵:
その方も、
相談者:
うん
柴田理恵:
再婚なんですか?
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
うーん、その方はどうして再婚・・
相談者:
ああ、離婚した理由ですか?
柴田理恵:
あ、こ、あ、はいはい、あ、離婚なさったんですね?
相談者:
え、そうです、そうです。
柴田理恵:
うん、理由はなん、何だって聞いてますか?
相談者:
あ、奥様の浮気って聞いてます。
柴田理恵:
あ、じゃ、それで、そういうので、気が合ったんですね?
相談者:
そうですね、それであのお、
柴田理恵:
うん
相談者:
色々こう、相談事、聞いてもらうような、
柴田理恵:
うん
相談者:
上司みたいな感じで、
柴田理恵:
うん、うーん
相談者:
あのお、恋愛関係は、まだなくって、
柴田理恵:
うんうん
相談者:
お話してる、間に、
柴田理恵:
うん
相談者:
まあ、ちょっと自分の方も、あのお、ま、色々あって、仕事を辞めえ、る、たのをきっかけに、
柴田理恵:
うん
相談者:
わたしに時間ができたので、
柴田理恵:
うんうん
相談者:
頻繁に会う事ができるようになったんですね?
柴田理恵:
うんうん
相談者:
そしたら、あのお、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、彼の方も、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、「もう、そろそろ自分の方も」
柴田理恵:
はい
相談者:
「契約が終わるから」
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、ま、「結婚してもらいたい」みたいな事、言われ・・たんですね。
柴田理恵:
うーん、ふんふん
相談者:
で、わたし、的には、あのお、その結婚っていう事が、凄く、
柴田理恵:
うん
相談者:
怖いっていうんですかね?、もう、なんか、こうそう、なんか、傷つきたくないっていうんですかね?
柴田理恵:
うーん
相談者:
自分がいけないんですけど。
柴田理恵:
うん、いやいやいや、そういう目に遭われたからね。うん
相談者:
「信用してくれない」って、い、怒られちゃうんですけど。
柴田理恵:
息子さんとか、
相談者:
はい
柴田理恵:
娘さんと、相手の方とは、お会いになったんですか?
相談者:
あ、はい、会ってます。あの、家にもよく来てくれるので。
柴田理恵:
あー、や、なんておっしゃってますう?、息子さん娘さん。
相談者:
あ、お、「良いんじゃない?」って、「お母さんに任せるよ」って言ってくれてます。
柴田理恵:
うーん、そうか、結婚じゃなくてえ、
相談者:
うん
柴田理恵:
ずっとお付き合いだったら、
相談者:
うん
柴田理恵:
ずっと、このまんまがいいわって思われるの?
相談者:
その方が安心なんです、なんか、わたし自身がね?
柴田理恵:
うーん、うんうん
相談者:
なんか、その方が安心って、ま、ずっと長く一人で来ちゃった部分もあるんでしょうけど。
柴田理恵:
うーんうんうーん
相談者:
なんか、また、またもし、その、
柴田理恵:
うーん
相談者:
気持ちが変わってしまう事が、もし、あったら怖いなって、凄くあって。
柴田理恵:
じゃあ、「このままで、ずっと大人の関係でいましょうよ」みたいなのってのは、おっしゃいました?
相談者:
ええ、言いました。
柴田理恵:
うーん、そしたらあ?
相談者:
「あなたがそう言うなら、それでも良いけど」
柴田理恵:
うーん
相談者:
「ただ」
柴田理恵:
うん
相談者:
「結婚はしたい」って言うんですよね。
柴田理恵:
あー・・
相談者:
で、「どうして?」って聞くと、
柴田理恵:
うん
相談者:
やはり、あのお、安心感?
柴田理恵:
うーん、向こうには、お子さんはいらっしゃるんですか?
相談者:
あ、お嬢さんが2人います。
柴田理恵:
ああ、向こうのお嬢さんにも会いましたか?
相談者:
会いました。
柴田理恵:
どんな感じでした?
相談者:
もう、お2人とも、あのお、お子さんいらっしゃって、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、今時風の若いお、お母様っていうんですかね?
柴田理恵:
その財産ん、相続とか、段々その先い、
相談者:
うん
柴田理恵:
ま、普通に考えれば、そういうようなお話にもなって来ると、
相談者:
うん
柴田理恵:
向こうのお嬢さん方も、
相談者:
(鼻をすする)
柴田理恵:
ちょっとその辺心配なさったりとか、そういう事は、あ、あったりするんですか?
相談者:
そんな話は聞いた事ないです。ま、多分、気にはしてるのかな?、と思いますけど。
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、ま、わたし的にはそのお、向こうの?
柴田理恵:
うん
相談者:
その、財産云々ってのは、全然、考えてないんですね?
柴田理恵:
うんうんうん
相談者:
ただ、気になるのが、
柴田理恵:
うん
相談者:
もし、このままお付き合いしていて、例えばそのお、彼の言う、入籍、
柴田理恵:
うん
相談者:
しないとお、
柴田理恵:
うん
相談者:
例えば、この先、病気になって、例えば入院とか手術とかになった時の、
柴田理恵:
うん
相談者:
立ち合いとか、そういうのが・・自分は部外者になってしまう、ていうのがあって、
柴田理恵:
あー、そっかそっか。
相談者:
そういうのが、ちょっと気になってえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
結局何か、
柴田理恵:
うん
相談者:
今、まあ、彼も一人暮らしなんですよね?
柴田理恵:
うーんうん
相談者:
で、ちょっとこの間あの、具合悪くして、
柴田理恵:
うん
相談者:
連絡来て、
柴田理恵:
うん
相談者:
病院に一緒に行った事もあるんですけど、
柴田理恵:
う、うん
相談者:
ま、その時は、意識当然あるわけだ、ですよね?
柴田理恵:
うーん、うんうん
相談者:
ただ、これが、もし、そのお、ね?、ん、何ていう、もっと怖い病気とかなんかなった時に、
柴田理恵:
うーん、うん
相談者:
わたしの判断で、
柴田理恵:
うん
相談者:
連れて行く事が、できないんじゃないかな?とか、
柴田理恵:
あー
相談者:
立場はどうなっちゃうのかな?とか、ちょっとその辺も・・気になって。
柴田理恵:
うん
相談者:
自分が凄く、自分でも嫌なんですけど、なんか、怖いっていうのかな?、人を信じるのが怖くなってる自分が凄くいるのがあって。
柴田理恵:
その、怖っていうのが一番その、
相談者:
うん
柴田理恵:
結婚にブレーキをお、掛けてる・・事ですか?
相談者:
掛けてるような気がするんですね。あの・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
だから、もし、彼が、そのこの先?
柴田理恵:
うん
相談者:
その、またもし、気持ちが、変わる事、あるのかな?、とか、
柴田理恵:
うん
相談者:
うん
柴田理恵:
いやあ、これは、恋する乙女なら、誰でも、
相談者:
あは(笑)
柴田理恵:
心変わりは心配だしい、
相談者:
ああ
柴田理恵:
ちょっと冷静に、もしかしたら、先生だったら、おっしゃってくださるかもしれないので、
相談者:
はい
柴田理恵:
ちょっと聞いてみましょか?
相談者:
ああ、お願いいたします。
柴田理恵:
はい、えー、今日の回答者の先生は、弁護士の坂井眞先生です。
相談者:
あ、
柴田理恵:
よろしくお願いいたします。
相談者:
お願いいたします。
(回答者に交代)