女55男64のバツイチカップル。男が籍を入れたい理由と女が迷う理由

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
あ、こちらこそ、お願いいたしますう。

坂井眞:
「信じる事が怖いんです」と。

相談者:
はい

坂井眞:
「も、自分の気持ちが分からなくなっているんです」と。

相談者:
ええ

坂井眞:
ま、率直におっしゃっていて、

相談者:
ええ

坂井眞:
で、前離婚された時にい、その、前の、夫が、

相談者:
うん

坂井眞:
借金たくさん作って、

相談者:
そうです。

坂井眞:
「もうしません」と言ったのに、また作って、みたいな、

相談者:
そうです。

坂井眞:
「頑張って返してあげたのに、また裏切られて」と。

相談者:
そうです。

坂井眞:
という事ですよね?

相談者:
そうです。

坂井眞:
でえ・・そこは、お金の話で、離婚をして、

相談者:
はい

坂井眞:
前はお金の話だったんだけれども、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
今、「裏切られるのが怖い、信じるのが、怖い」っていう事の中身は何なんですかね?

相談者:
えっと、一つは、あのお、ま、お嬢さんと?わたしいが、そんな懇意ではない、まだ会ったのも、2回ぐらいしかないので、あの、何か、あった時に、そのお嬢さんと、わたしが、例えば、こう、ぶつかった時に、

坂井眞:
うん

相談者:
ま、お嬢さんの方に当然、お父さんですからね?、気持ちが行っちゃうんじゃないかな?、とかね。

坂井眞:
うん

相談者:
その時に、自分・・が、また、こう、一人になってしまうっていうか・・

坂井眞:
うーん

相談者:
わたしが気になってる、その病気の時の事とか、将来の事を、全部お任せしてもらえるような形まで話ができれば一番良いんですけど、まだそこまでした事がないので、

坂井眞:
うん

相談者:
わたしを、勝手な想像で、

坂井眞:
それってね?

相談者:
うん

坂井眞:
えっと、もう、率直におっしゃっていただいてると思うんだけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
言い方を変えて、ちょっとキツい言い方かもしれないけど、

相談者:
あはい

坂井眞:
言い方を変えるとお、

相談者:
うん

坂井眞:
今のあなたの言い方だと、

相談者:
うん

坂井眞:
あなたは信じてないんだよね?、例えばですよ?

相談者:
はい

坂井眞:
結婚をして、

相談者:
はい

坂井眞:
嫁、姑の仲が悪い時に、

相談者:
はい

坂井眞:
旦那さんに、

相談者:
はい

坂井眞:
「どっちに付くんだ?」みたいな事を聞くひ、のって、

相談者:
ああ

坂井眞:
僕は最悪だと思うんだけど、

相談者:
ああ、あ、はい

坂井眞:
どっちもなんだよね?

相談者:
そうですね。

坂井眞:
どっちも100パーじゃないんだけど、

相談者:
そうですね、はい

坂井眞:
どっちも大事だっていう話で、

相談者:
はいはい

坂井眞:
そこであなたが、どっちなんだろう?っていう問いを投げちゃうところに、問題があって、で、それを、

相談者:
うん

坂井眞:
「信じられないから」っていうのは、

相談者:
うん

坂井眞:
それは、ちょっと、無いものねだりっていうか、

相談者:
ああ

坂井眞:
だって、結婚して、えー、ま、その前からいる、お子さん?

相談者:
うん

坂井眞:
で、結婚した相手?、どっちも大事なんだから、

相談者:
はい

坂井眞:
どっちかが100%だっていう事を求めたらダメなんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
で、それを、こっちに来てくれえ、ると、は、限らない、こっちに来てくれると信じられないから、

相談者:
はい

坂井眞:
「怖いんです」って言ってる事自体が、無いものねだりだって思うし、

相談者:
はい

坂井眞:
それはもうちょっと深いとこで、信じきち、きれてまだないんでしょ?

相談者:
あ、そうですね。きっと、あ、そうですね。

坂井眞:
それをちょっと綺麗に言い過ぎちゃっていて、

相談者:
うーん

坂井眞:
そんな難しい事言ってるつもりないんですけど、

相談者:
うーん

坂井眞:
例えば、お子さん2人いて、「どっちの子どもが大事だ」なんていうのは、愚問でしょ?

相談者:
はい

坂井眞:
ね?

相談者:
はい

坂井眞:
あのお、「夫と子どもと、どっちが大事だ」って聞かれたら、何、何言ってんだ?と思いません?

相談者:
はい

坂井眞:
そういう事でえ、相手が信じられないって言うんだったら、そこをまず変えないと。

相談者:
・・・

坂井眞:
で、あの、相手が「結婚をする」って言うんだけど、自分は結婚までは考えて、まだね?

相談者:
はい

坂井眞:
あの、良い相手で、良い環境だと思ってるんだけど、

相談者:
はいはい

坂井眞:
あの、相手が言ったからって、それに、無理に乗っちゃう必要はなくて、

相談者:
はい

坂井眞:
じゃあ、逆に、その、相手の男性は、籍を入れたい、結婚したいって事ですけどね?

相談者:
はい

坂井眞:
何、求めてんですかね?

相談者:
あ、彼え、に、聞くと、「安定」って言ってますね、「安心したい」つってますね。

坂井眞:
で、籍入れると、何が安心できるんだろ?

相談者:
・・・

坂井眞:
っていう事をね、弁護士としては考えちゃって、

相談者:
ああ、はあ

坂井眞:
籍入れたま、が、ために、

相談者:
うん

坂井眞:
付いて来る、色んな問題があって、

相談者:
はい

坂井眞:
あなたも相手の男性の離婚してるでしょ?

相談者:
そうです、そうです。

坂井眞:
そうすっと、籍入れたら安心できるってのは、その実態は何なんだ?って話なんですよ。

相談者:
そうですよね。ただ、先ほどあの、お話したんですけど、これから先?、その・・もし、何かその病気だとか入院だとか手術とか、そういう時になった時に、今のままだと、わたしは部外者になってしまうよね?、っていうのは、わたしちょっとあるんですよ。

坂井眞:
うん、それはね、あの、

相談者:
ええ

坂井眞:
そういう現実があるのは、あると思います。

相談者:
ええ

坂井眞:
だけど、あのお、事実上の夫婦として暮らしてらっしゃる方は、世の中にいっぱいいて、

相談者:
ええ

坂井眞:
で、面倒な事になる事も中にはありますよ。

相談者:
はい

坂井眞:
で、それはあのお、理解できるんですが、

相談者:
はい

坂井眞:
あの、じゃ、それで、結婚するんですか?って、

相談者:
え、そうなんですよ。そこがちょ・・

坂井眞:
いう気はするの。

相談者:
あはい・・どうしたら良いのかな?って自分で凄く・・

坂井眞:
で、あの、籍入れるのに、わたし否定的な事を、必ずしも言ってるつもりはなくて、

相談者:
はい

坂井眞:
あの、籍入れなくても、

相談者:
はい

坂井眞:
凄く自由にやって行ける関係である時に、

相談者:
はい

坂井眞:
何のために、籍入れて結婚しようっていう事を話してるのかを、ホントによく冷静に考えた方がい、良いと思うんですね。

相談者:
ああ

坂井眞:
で、「籍、入れると、裏切られるのが怖い」って言うけど、

相談者:
はい

坂井眞:
ちょっと、あえて逆向きに言うけど、

相談者:
はい

坂井眞:
籍入れなくったって、裏切られる時は、裏切られるわけじゃない?

相談者:
あ、あ、そうですね、はい

坂井眞:
あんま、変わらないんだよね、そこは。

相談者:
ええ、ええ、ええ

坂井眞:
あの、あなたは信じてる人と、

相談者:

坂井眞:
その、籍入れてても入れ、入れてなくても、裏切られたら傷つくじゃないですか?

相談者:
あはい

坂井眞:
だから、よく考えると、そこは、籍入れる入れないの問題じゃなくて、籍入れたら、絶対裏切られないはずだ、と信じちゃってるところに・・ちょっと誤解があるっていう事なんだよね。

相談者:
はーい

坂井眞:
だって、あなたも、籍入れてから裏切られてるわけでしょ?

相談者:
え、そうです、そうです。

坂井眞:
籍入れたら、裏切られない保障なんて、ホントにはどこにもないんで、

相談者:
ああ、そうですね。

坂井眞:
だから、それも込みで、でも、やっぱり、この人は、大切な人だと思うから、

相談者:
はい

坂井眞:
そういう制度に乗って、

相談者:
はい

坂井眞:
夫婦として、やって行きたいんだって、あなたが思えるんだったら、

相談者:
はい

坂井眞:
も、それは籍入れるべきですよ。

相談者:
あー・・

坂井眞:
それで付いて来る、法律の問題ってマイナスばっかじゃなくて、

相談者:
はい

坂井眞:
さっきおっしゃったようなプラスの面もあるし。

相談者:
はい

坂井眞:
なんか、籍を入れる、て裏切られるのが怖いっていうのは、

相談者:
うん

坂井眞:
なんか、分かりやすいようでいて、実は、

相談者:
うん

坂井眞:
あんまり、

相談者:
そうですね。

坂井眞:
根っこはそうじゃなくて、

相談者:
ああ、そうですね。

坂井眞:
あなたはホントに、この人とどうしたいと思ってるんだ?

相談者:
ああ

坂井眞:
どこまで、この人を信じてるんだ?、っていうような話、なんだろうと思うんです。

相談者:
あ、そうですね、分かりました。ありがとうございま・・

坂井眞:
あんまり、今

相談者:
はい

坂井眞:
こう言われてるから、

相談者:
あはい

坂井眞:
「怖いんだけど」っていうふうに・・

相談者:
そうなんです、凄く言われて、

坂井眞:
うん

相談者:
なんか、あの、自分でも、早く答え出さなきゃいけないのかな?、ってちょっと思ってたんで、

坂井眞:
あなたの気持ちに素直に、こう、い、いた方が?

相談者:
ああ

坂井眞:
上手く行くんじゃないのかな、向こうの、その相手の方だって、

相談者:
うん

坂井眞:
「籍入れないんだったら、もう別れる」って、言ってるわけじゃないんでしょ?

相談者:
あ、言わないです。「待ってる」と言ってくれてますけど。

坂井眞:
ちょ・・

相談者:
「無理には言わない」とは、

坂井眞:
うん

相談者:
言ってくれてるんですけど。

坂井眞:
で、逆にそう言われて、自分の心が動くんだったら、

相談者:
ああ

坂井眞:
そこでまた考えてみれば良いし、

相談者:
そうですね。

坂井眞:
ま、なんか、あんまり、回答にならない回答をしてますけど(笑)

相談者:
あは、いいえ(笑)

坂井眞:
そんなところで、

相談者:
あ、いえ、ありがとうございました。何となく、あのお、見えて来ました。

(再びパーソナリティ)


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