激務についていけない公務員の息子。心の病気なんだから休ませなさい
(再びパーソナリティ)
今井通子:
お分かりいただけましたかあ?
相談者:
はい
今井通子:
あ、ちょっとお待ち下さいね。
高橋先生ね?
高橋龍太郎:
うん
今井通子:
あの、ただ休んでれば良いんですかね?
何かそれ、あの、先生のところに、定期的にでも、通って、
高橋龍太郎:
うん
今井通子:
何かこう、アドバイスをもら・・
高橋龍太郎:
本当はね、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
認知行動療法のプログラムっていうのがあるの。
相談者:
認知行動療、法?
高橋龍太郎:
うん
相談者:
はい
高橋龍太郎:
で、これは、人間がだからネガティブな状況になった時に、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
どうやって、自分の気持ちを立て直すかっていうプログラムなの。
相談者:
あー
高橋龍太郎:
で、週1回ぐらい、認知行動療法のプログラムを、で・・
(プッシュ音)
高橋龍太郎:
大丈夫かな?
相談者:
はい、大丈夫です。
高橋龍太郎:
デイケアの、デイケアのような形でやってるところもあるし、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それからカウンセラーが、一緒に居て、カウンセラーが、一緒に教えてくれるところもあるし、色んなシステムがあるけれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
できれば、お薬だけではなくて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
認知行動療法のプログラムを、持っている、心療内科か精神科の、えー医療機関に、通うっていうのが良いですよ。
相談者:
はい、分かりました。
今井通子:
お分かりいただけましたか?
相談者:
はい、はい
今井通子:
じゃあの、高橋先生がおっしゃるように、
相談者:
はい
今井通子:
今の状態では、もうご自身だけでは、
相談者:
はい
今井通子:
処しきれない状態だっていう事ですよね?
相談者:
あ、そうみたいですね。
今井通子:
いや、うん、それで、お母さまが一生懸命、色々アドバイスされてるみたいなんだけれども、
相談者:
はい
今井通子:
やっぱりこれ、も、専門家の、アドバイスの方が必要な・・状態になられてるんですね。
相談者:
そうですねえ。
今井通子:
まず、今を立て直しの時期としてえ、
相談者:
はい
今井通子:
はい、1回、ひ、引き上げて、
相談者:
はい
今井通子:
うん、体あ、作りと、だから、病気になった時に、ね?、寝たりしますよね?
相談者:
はい
今井通子:
熱が出たら、みたいな。
相談者:
はい
今井通子:
と同じように、心の方を、立て直した方がいいと、
相談者:
はい
今井通子:
いう事です。
相談者:
はい
今井通子:
お分かりいただけましたね?
相談者:
はい、分かりました。
今井通子:
はい、よろしくお願いします。
高橋龍太郎:
はい、お大事にどうぞー。
相談者:
ありがとうございますう。
高橋先生、「うつ」って言葉では、表現しないのね。
典型的な「うつ」だと思うのだけと。
最近では、かなり「うつ」が世の中に認知されてるのに、55歳の母親が、認識が薄いのが、ちょっと驚いた。
なだめたり、励ましたり、うつの本人には、しんどいと思う。
もう一代上の世代なら、
「うつなんてのは、気が小さいから、なるんだ」「うつなんて言って、怠けてるだけだ」っていう価値観で、全く理解しないのもわかるのだが。
休職して、通院して、
ゆっくり治してもらいたいものです。
異動してまだ一か月ということは、この症状が出ている期間はどんなに長くても3,4週間ということでしょうから、まだ「うつ病」と決めるのには早すぎる可能性が高い。「抑うつ状態」と「うつ病」の区別がつけられない人が多いので、あえて「うつ」という言葉は使わなかったということではないでしょうか。