パソコンに保存された下着動画。夫を反省させた冷静な女54歳のモヤモヤ
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
はじめまして
相談者:
はじめまして
高橋龍太郎:
高橋です。
相談者:
お願い致します。
高橋龍太郎:
まあ、あのお・・性にまつわる、その、異常っていうのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
なかなか難しいところがあって、あのお、例えば・・あのお、同性愛っていうのは、昔は、ホントに、精神医学の対象だったんですね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
で今はもう、それはもう、全くそんな事はなくて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
同性愛っていうのは、もう普通の事・・
相談者:
うん
高橋龍太郎:
として認められて、治療対象でももちろんなくなってるわけですね。
相談者:
あー・・
高橋龍太郎:
でえ・・例えば、その、窃視(せっし)性(症?)って言いますかね?、盗み見る・・そういう病気っていうのは、ま・・昔から、あって。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ただ、それが、直接例えば、犯罪に、至らなければ、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ま、そんなに、えー、咎(とが)め立てを、しなくて、良いんじゃないの?、っていう時代もあったし、
相談者:
ああ
高橋龍太郎:
ま、色んな人を、見ている精神科医としては、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
昨今の風潮は、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ちょっとあまりにも、騒ぎたて過ぎていて、
相談者:
あー・・
高橋龍太郎:
全存在を否定するほどの、大きな問題かな?、っていう気が、率直にはしています。
相談者:
あー、そうですか。
高橋龍太郎:
はい、あの、それぐらい、えー、男性の中の、視覚願望っていうのは、物凄く強くて、そういう意味で言うと、それで、性的に代償される欲望お、っていうのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
少なかれ、男性の中に、みんなあるものだから、
相談者:
あ・・
高橋龍太郎:
今日のように、その手段が、物凄く簡単になってしまうと、
相談者:
そうで・・
高橋龍太郎:
昔は、その手段が、本当に・・なかったので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
全然欲望が表面化しなかったわけですけれど。
えー、ですから、あの、お話い、の気持ちは、凄くよく分かるんですけれども、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あのお、今の風潮からすると、ホントに極悪非道のように、
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
扱われているので、家族う、に、してみれば、大変だと思いますけれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
別に、許す必要はないんだけれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
大犯罪人のように、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
扱うっていう事はないと思いますし、
相談者:
あー
高橋龍太郎:
ご主人も反省されていて、
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
奥様が割と、このか、冷静にしっかりされていて、あの、素晴らしい対応だと思いました。
冷静に話し合われて、取り上げて、
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
物凄く良かったと思います。
相談者:
そうですか。
高橋龍太郎:
え、ですから、あの、あとは、あなたの気持ちの整理ですから、
相談者:
そうです。
高橋龍太郎:
ね?
相談者:
うん、はい
高橋龍太郎:
あの、ゆっくり話し合われて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ま、そういう意味で言うとお、男性側のその趣味、ライターも趣味だったり、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まあ、言ってみれば本当に、小さい、こ・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
細部にこだわって、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
コレクションを集めてく・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
っていうのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
(鼻をすする)まあまあ、そのお、男性にとっての、まあ、む、ちっちゃい頃でいうとお、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、秘密の場所作りみたいのやって、
相談者:
はー
高橋龍太郎:
作って行きますね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それで色んな物集めては・・ごっこごっこをしますね。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
男性の中には、そういう、まあ、言ってみれば、小さな物たくさん集める事で、小さな自分の王国を作りたいっていう願望、永遠にあるんですね。
で、それが、性的な、成熟を迎えると、性的な物も、そこに加わって来るっていうだけの話で、
相談者:
あー、あー
高橋龍太郎:
そっから、踏み出して、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
例えば、どっか女性に具体的な行動を、してしまう、っていうような事は、ないんです。
相談者:
あー、そうですか。
高橋龍太郎:
その王国の中で、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
一人、パソコンを見ながら、ニヤニヤしてるっていうレベルで、
相談者:
あーそうですか。
高橋龍太郎:
女性から見たら、不潔なように思えるかもしれませんけれども、
相談者:
はいはい、はい
高橋龍太郎:
それはそこ止まりの話で、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あんまり目くじらを立ててると、
相談者:
あー、はい
高橋龍太郎:
せっかく、今まで、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
作り上げた夫婦間の、
相談者:
はーい
高橋龍太郎:
あったかい感情が、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
まあま、ま、台無しになってしまうので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そこは、パートナー・・として、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それから、もう1つは、ま、こういうどうしようもない、あのお、男性の持っている、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
こういう、んー、邪な願望については・・ま、お母さん役として、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まあ、まあ、少し、叱りつけたら、少し周りで、えー、緩く、見張ってるぐらいのつもりで、
相談者:
あー
高橋龍太郎:
居た方が、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
お父さん役としても、立派だったし、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
今まで、ご夫婦のパートナーとしても、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
今まで・・立派にやって来られたわけですから、
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
それをひっくり返すっていうほどの、えー、事件ではないように、わたしには思いますが。
相談者:
ありがとうございます。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
ん、もう少し、見守って行くという事で、
高橋龍太郎:
え
相談者:
よろしいでしょうか?
高橋龍太郎:
え、それで十分だと思います。
相談者:
はい、ありがとうございます。
高橋龍太郎:
はい
(再びパーソナリティ)