スマホを盗み見して浮気を確信する女。結婚52年の70代の夫婦
(回答者に交代)
坂井眞:
よろしくお願いします。
えー、4、5年前に、携帯を見てしまい、
相談者:
はい
坂井眞:
・・えー、気になってチェックを、し続けて、2年前にとうとう、
相談者:
はい
坂井眞:
頭に血が上って喧嘩をしてしまった(笑)って話ですよね?
相談者:
そうです。
坂井眞:
で、この4、5年間・・そういう風にチェックをして、
相談者:
うん
坂井眞:
怪しいメールっていうか、まあ、それらしきメールってのは、どれぐらいの割合で入るんですか?
相談者:
あ、そーんなに、す、あのお、今は消されちゃってるんでえ、
坂井眞:
うん
相談者:
分からないんですけどお、
坂井眞:
じゃあ、消す前、去年までは?
相談者:
二週間に一回ぐらいですかね。
坂井眞:
二週間に一回明らかに、これは浮気メールっていうか、相手のメールだ・・
相談者:
はいはいはい
坂井眞:
「愛してる」とか、そういう・・
相談者:
そうそうそう
坂井眞:
感じのやつが、来るんですか?
相談者:
「若いね、お互いに」とかって、
坂井眞:
あは(笑)あそっか。
相談者:
馬鹿じゃないかと思うようなメールをしてます。
坂井眞:
え、逆にあの、旦那さんが送ったメールの返信とかいって、こっちが送ったのも、み、見たりしてます?
相談者:
・・見た事ありますね。
坂井眞:
それはどんな事書いてあるんですか?
相談者:
いやだから、同じような事です。
坂井眞:
「愛してる」・・うん
相談者:
「俺たちい、はあ・・愛してるだの、好きだの言ってるからあ、いつまでもお、若いんだよね」とかって。
坂井眞:
なるほど。
相談者:
そういうようなメールとか、
坂井眞:
うん
相談者:
で、一時メールがなかったら、
「男が出来たらあ・・出来たって言え」とか、
坂井眞:
あーそ・・
相談者:
いやあ、うちの旦那ってこういう事を言うんだって、思うような・・・
坂井眞:
嫉妬系のメールですね?
相談者:
はーい、送信メール。
坂井眞:
あー
相談者:
そういうの見たりしてます。
坂井眞:
で、相手の、メールアドレスはもう分かって、ちゃんと、チェック済、め、メモしてあるんですね?
相談者:
はい
坂井眞:
だけど、あのお、そのメールのやり取りは見ただけで、全然・・・
相談者:
わたし何にも・・
坂井眞:
ほぞ・・
相談者:
保存はしてません。
坂井眞:
ほ、保存はしてないのね?
相談者:
はい
坂井眞:
で、そしたら、あのお、最初に弁護士らしい事を、1つ、言っておくと、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、あなたは、自分は携帯持ってらっしゃるでしょ?
相談者:
はい
坂井眞:
写真写せるでしょ?
相談者:
ああ、撮ろうと思えば撮れますけど。はい
坂井眞:
あのお、原始的い、かもしれないけれどもお、
相談者:
はい
坂井眞:
あのお、チェックしてえ、す、その怪しいメールに行きあたったら、
相談者:
はい
坂井眞:
あなたの携帯で写真撮っちゃって下さい。
相談者:
・・あー、はい、はい
坂井眞:
それ、十分証拠に、何の証拠かは分かんないけど(笑)
相談者:
ふふ(笑)
坂井眞:
あの、動かぬ証拠にはなりますから。
相談者:
あー、はいはい、分かりました。
坂井眞:
それでえ、「どうしてくれるのか」って、ちょっと怒ってやるには、何か、動かぬ証拠があった方が良いと思いますから、
相談者:
怒らないと、いつまでも続きますよね?
坂井眞:
そう、だからあ、そのためには、ちょっと証拠がいるから。
相談者:
あー、なるほどね。
坂井眞:
それで、あなたの携帯で、
相談者:
はい
坂井眞:
今、簡単に写真撮れるから、
相談者:
はい
坂井眞:
ちょっと我慢して頂いて、しばらく。
相談者:
はい
坂井眞:
そういうメールう、に遭遇するまで。
相談者:
はあ
坂井眞:
それで、何通か、
相談者:
ああ
坂井眞:
捕まえてから、一通でも良いですけどね?
相談者:
証拠を取る事ですね?
坂井眞:
証拠を取って、
相談者:
はい
坂井眞:
それでどうやって伝えたら良いでしょうかっていうご質問なんで、
相談者:
はい
坂井眞:
そういうのがあると、全然迫力違いますし、
相談者:
はい
坂井眞:
あのお、「まだあんたやってんの?」と。
相談者:
はあ
坂井眞:
いう・・事が言えるじゃないですか?
相談者:
そうですね。
坂井眞:
だからちょっと、あのお、我慢して、
相談者:
はい
坂井眞:
そういう・・証拠を集めるのが、まず第一、のアドバイスかなっていう気がしますよね。
相談者:
あ、分かりました。はい
坂井眞:
それで、そっから先の話なんですけど、
相談者:
はい
坂井眞:
・・も52年・・
相談者:
ふふ(笑)
坂井眞:
金婚式も過ぎて(笑)お子さん4人立派に独立してなんですけど・・それでえ、こんな腹の立つ事が起きて、あなたはどうしたいですか?
相談者:
そ・・別居したいんですけどお、
坂井眞:
はい
相談者:
お金がないんで、出て行けないんです。
坂井眞:
自分ん、の、自由になるお金って事ですか?
相談者:
はい
坂井眞:
で、だけど、ご主人は、自営業とおっしゃったっけ?
相談者:
自営業ですけどお、
坂井眞:
うん
相談者:
・・も、借金の塊だから、
坂井眞:
あーなるほど。
相談者:
家にはお金はほとんど、持って来ません。
坂井眞:
あまり持って来ない?
相談者:
はい
坂井眞:
で、えっと、ご自宅は、持ち家ですよね?
相談者:
そうです。
坂井眞:
で、それは、夫、ご主人の名義?
相談者:
そうですね。
坂井眞:
要するに・・んー・・今、ま、お二人・・52年結婚をして来て、それなりの、お年だけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
まだまだ、あのお、特に女性の場合は、
相談者:
はい
坂井眞:
平均寿命長いしね?えー・・
相談者:
いやわたし色々病気持ってるから明日死ぬかも分かんないんですけどお、でも許せないものは許せないですよね。
坂井眞:
うん、まあ、明日死ぬかもとかいうのは、考える必要ないんで、
相談者:
ははは(笑)
坂井眞:
そん時はそん時だからね?(笑)
相談者:
はい、はい
坂井眞:
あのお・・それでえ、えーと、ま、別居、要するに、妻の座、があるから、
相談者:
うーん
坂井眞:
中途半端に別れるとかって、今更考えない方が、得だと思うのね?
相談者:
はい
坂井眞:
計算だけ、考えれば。
相談者:
はい
坂井眞:
妻であれば、もし、ご主人が先に亡くなったら、
相談者:
うん
坂井眞:
妻の、相続、法定相続分って2分の1あるわけだから、
相談者:
はい
坂井眞:
あのお、あんまりそれを、離婚だなんだかんだっていう事は、
相談者:
はい
坂井眞:
なんか今更、あんまりな、という感じはしますよね。
相談者:
えー離婚はね、面倒くさいから考えてないです。
坂井眞:
で、
相談者:
子どものためにも。
坂井眞:
で、別居っていうのはあ、
相談者:
はい
坂井眞:
ちょっとも、そういう、め、面倒くさいっていうか、鬱陶しい話があるから、
相談者:
うん
坂井眞:
一緒にいるのは嫌だっていう事でしょ?
相談者:
うん、うんそうですね。
坂井眞:
じゃあ、あのお・・旦那さんが出てっちゃうのは、ありなの?
相談者:
あ、もし、出てくなら、出てってもいいかな?
坂井眞:
で、ちゃんと生活費が貰えれば良いんですかね?
相談者:
そうですね。
坂井眞:
じゃあやっぱ、そういう事を言う材料ですよね?その2年前の念書で。
相談者:
うーんうんうん
坂井眞:
あのお、ゆ、いう事を聞くって、書いて、
相談者:
あー、あ
坂井眞:
それはサインがあるんですか?
相談者:
そうです。
坂井眞:
日付とサインがあるんですか?
相談者:
日付はちょっと、覚えてませんけど、
坂井眞:
あー
相談者:
サインはありますね。
坂井眞:
じゃあそれで、
相談者:
うん
坂井眞:
あのお、あ、「あなたこう言ったじゃないか」と。
相談者:
はい
坂井眞:
で「この動かぬ証拠お、が、あるぞ」と言ってえ(笑)
相談者:
はい
坂井眞:
・・ま、別居の話をするにしても、でとにかく・・「ちょっと頭冷やしなさい」っていう話もありだと思いますけど。
で、きっと、電話で、こ、ご相談、して頂いてるっていう事は、
相談者:
はい
坂井眞:
かなり、その、我慢の限界に来てるんでしょ?(笑)
相談者:
あ、そういう事です。
坂井眞:
うん、え、だとしたら、どっかで、あのお、ちゃんとそういう形をね?
相談者:
はい
坂井眞:
証拠なりを掴んだうえで、
相談者:
はい
坂井眞:
「いい加減にしなさいよ」って言わないと、精神衛生上、よろしくないと思うんで、
相談者:
そうですね。自分も良くないし、
坂井眞:
うん
相談者:
・・(ため息)向こうもダラダラいつまでもそうなってんでしょうね。
坂井眞:
それで、その、そっから先の事については、
相談者:
うん
坂井眞:
別居っていう程度の話だし、わたしもい、今更・・・離婚だなんだかんだっていうのは、
相談者:
うん
坂井眞:
あんまりね?
相談者:
うん
坂井眞:
あのお、っていう感じがするので、
相談者:
はい
坂井眞:
この話だったら。そこでちょっと、そのどういう反応かを見て考えてみるっていう感じかなあ?っていう、
相談者:
あーそうですね。
坂井眞:
思うんですけどね。
相談者:
はあ、分かりました。
(再びパーソナリティ)