逃げて大人になった幼児たちよ。バトル・フィールド・オブ・ライフに参戦せよ!
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
どうですか?今、大原先生の、
相談者:
はい
加藤諦三:
図星でほんとの、あのお、咳しましたけどストレスですよね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
あなた自分の無意識だから分かんないけど、無意識に何があると思う?
相談者:
ん、そこは分かんないですね。
加藤諦三:
自分に対する絶望だよ。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
・・この自分、に対する絶望と向き合うのが怖いんだよね。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
だから人生の戦場から撤退したの。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
バトルフィールドオブライフって、人生の戦場から撤退したんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
それが、現実から、逃げて逃げて逃げまくったけれども、逃げ、切れることは絶対ないんです、人生は。
相談者:
はい
加藤諦三:
逃げて逃げて逃げまくるとどういうことが出てくるか?っていうと、今の状態になるんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
うん、「はい」ってことはもう、全然、
大原敬子:
うん
加藤諦三:
力が違ってきた。
大原敬子:
ほんと
加藤諦三:
逃げ切れると思ったところがそもそも間違いで、
相談者:
はい
加藤諦三:
逃げて逃げて逃げまくっても、最後に、落ち着くのは無気力。コミュニケーション能力の喪失。人とコミュニケーションできなくなるんです。
相談者:
うーん
加藤諦三:
生きている実感がない。
相談者:
・・
加藤諦三:
もう、デッドエンドだから、前向いて、
相談者:
はい
大原敬子:
うん
加藤諦三:
戦場に復帰する以外ないよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた戦場に復帰できる。
大原敬子:
うん
相談者:
はい
大原敬子:
できる、そう
相談者:
大丈夫です。
大原敬子:
ああ
加藤諦三:
大丈夫だよね?
大原敬子:
あああ!
相談者:
はい
加藤諦三:
うん
大原敬子:
うれし。
相談者:
・・
加藤諦三:
立ち上がれます。
相談者:
はい
加藤諦三:
よろしいですね?
相談者:
はい、頑張ります。
大原敬子:
ああ
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
人生の、戦場から撤退した人、大人になった、幼児です。
(内容ここまで)
記事タイトル。(笑)
ゲームソフトのキャッチコピー風。
先日お亡くなりになった平幹二朗さんが言うのをイメージした。
加藤 「営業先に行ってこの話し方ですか?」
確かに。
だけど営業にも色々あってだな。
自販機の補充要員だって営業部だ。
車で生活して、着替えをコインランドリーで済ませられるんなら、そういう類だ。
もめ事が嫌いという人はいる。
てか、好きな人はいないし。
だったら、大らかで寛容的であればいいんだけど、この男はそうじゃないの。
喋り方でイラつかせる力を持ってるし(笑)
喧嘩したら、出て行って車中泊。
もうね、この行動そのものが奥さんを怒らせてるわけよ。
そら、「帰って来るな」って言いたくもなる。
男は単純だなんて言うけど、女だって似たようなもんでさ。
女房を機嫌良くさせるなんて、なあーんにも難しいことはないんだけどねえ。
嫌いなら別だけど、別れたくないんだったらだよ。
やっぱり生きていくっていう事は、みんな戦ってるよね…今回の放送、主人と85才の女帝気取りの姑に聞かせてやりたいけど、聞いても理解できる人間ではないので…特に女帝気取りの姑は…
逃げて逃げて逃げ惑ったあげく辿り着くのは、無気力…コミュニケーション能力の喪失…その通りだね…
私が相談者の友人で話を持ちかけられたとして答えたとしたら、先生達の答えとは月とすっぽんの差が出るだろうなあ。
ほんとツボに嵌ったときの先生の答えを聞いてると、感動さえする。