母娘2人が背負う重すぎる過去。女「娘はアスペ?」医者「あなたがアスペかも」
テレフォン人生相談 2016年11月16日 水曜日
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰・作家・翻訳家)
相談者: 女37歳 長女12歳(中1)二人暮らし 子どもが1歳半の時に離婚
活発だった娘が、中学に入ったらクラスの中で孤立。再び明るい娘になるには?
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談ですう。
相談者:
はい、こんにちはあ。
ドリアン助川:
あ、こんにちは。よろしくお願いしますう。
相談者:
よろしくお願いします。
ドリアン助川:
はい今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
えとお、子どもが、中学1年生なんですけどお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、孤立う、してしまっていてえ、あのお、子どもに、どのようにこう、声掛けして行ったらあ、いいのか見守って行けばいいのか?っていう事をちょっと、ご相談したいと思ってお電話しました。
ドリアン助川:
あはい、お子さんは、男の子女の子?
相談者:
はい女の子です。
ドリアン助川:
女の子?、お嬢さんですか。
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
あの、お子さんお一人ですか?
相談者:
はい、一人です。
ドリアン助川:
一人。あなた様おいくつですか?
相談者:
は、37歳です。
ドリアン助川:
37歳。でお嬢さんが、中1ですね?
相談者:
はい、中学1年生・・
ドリアン助川:
えー13歳?
相談者:
えと、12歳です。
ドリアン助川:
12歳。
相談者:
はい
ドリアン助川:
孤立というのは、学校で孤立してるんですか?
相談者:
はい、クラスの中でも、お友達があ、いないようで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、これは、小学校までは、そうじゃなかったんですか?
相談者:
小学校まではいたんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい、中学に入ってから、友達があ、できないまま・・あの、過ごしてるようです。
ドリアン助川:
うーん、えっと、普通の公立の中学校に行かれたあ、んですかね?
相談者:
そ、ん、私立の中学にい、行きました。
ドリアン助川:
あ、私立(わたくしりつ)のしょ、あの、中学校に入って、
相談者:
はい
ドリアン助川:
じゃ、あの環境が丸っきり、変わってしまったわけですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
その小学校の頃とは。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、新しい、いー、メンバーと、出会ってって事ですね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
そこで、その「友達がいない孤立してるようだ」というのは、具体的にはどんな事から・・お母さん感じているんですか?
相談者:
そうですね、本人が、あのお、「友達が、欲しいけれども、なかなかできない」という事で、
ドリアン助川:
はい
相談者:
であのお、グループが、女の子がクラスで二つに分かれていて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
一応、どちらかには所属しているようなんですけれども、
ドリアン助川:
ええー
相談者:
グループにいるけれども、話す人がいなくって、でえ、例えば、グループで行動する時も、一人で後から一生懸命追いかけて行くような感じで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、「話し掛けても、嫌な顔をされたりとか、するう・・」という風にい、言っています。
ドリアン助川:
それを、お母さんにそう話したという事ですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はーい
相談者:
で、実際参観日とかで、様子を見ていても、
ドリアン助川:
はい
相談者:
小学校まではそんな事なかったんですけども、こう、猫背になってて、姿勢が悪くって、
ドリアン助川:
うん
相談者:
こう・・ビクビクオドオドしたような感じで、またちょっと・・うん、話し方も声がちっさーくて、もう、とっても・・弱々しい感じい、の、確かに、こ話し掛けずらい雰囲気になっています。
ドリアン助川:
はい。あのお、部活動は、入ってないんですか?
相談者:
ん、あ、えと、文化部で、英会話クラブう、に、入ってます。
ドリアン助川:
英会話クラブ?
相談者:
はい
ドリアン助川:
普通あのお、クラスでこう、雰囲気悪くても、
相談者:
はい
ドリアン助川:
この部活に行くと、こ、友達い、いーいそうなものですけども、この英会話のクラブでも、あまり友達は出来てないんでしょうかね?
相談者:
ですね、えーとお、人数が少ないようで、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
活動が、週に、い、一回、みたい、です。で、
ドリアン助川:
あー
相談者:
えと、先輩は、優しいみたいなんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そこまでえ、親しくはないような事、話してます。
ドリアン助川:
うーん。あっと、旦那さん、は、いらっしゃいますね?
相談者:
は、えとお、すいません、と、子どもが、1歳半の時に離婚ん、しました。
ドリアン助川:
あ、そうなんですか。
相談者:
はい
ドリアン助川:
それからはじゃあ、母一人子一人?
相談者:
はい、そうです。
ドリアン助川:
あーそうなんですか。母一人子一人でやって来られて、じゃ・・あのお、心配ですねえ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
あとお・・離婚ん、の・・理由ってのは、伺ってもよろしいんでしょうか?
相談者:
そうですね、ちょっとお、わたしがあ、あの若かったので、こ夫を支えきれなかったのかなあ、ていう風に、今はちょっと反省してます。
ドリアン助川:
ふーん
相談者:
あのお・・えとお、一度失業をしてしまってえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、それから、ちょっと生活が、荒れてしまって、
ドリアン助川:
はい
相談者:
でえ、そのお、荒れてる状態のところを、支えきれずに、ちょっと、逃げ出してしまったというか、こう、段々こう、DVの方向に走って来てしまってえ、それまでえ、とても、優しかった・・のでえ、ちょっとビックリしてえ、飛び出してしまって、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
そのままという形で、
ドリアン助川:
それは、ねえ、
相談者:
はい
ドリアン助川:
ビックリもしますよねえ。うーん
相談者:
うー
ドリアン助川:
あの、何か、
相談者:
はい
ドリアン助川:
起きてる事に対してえ、わたし、全部自分のせいじゃないかなんて、お母さん考える質い、じゃないんですかね、ひょっとしたら。
相談者:
あ・・え、ちょっと厳しく育て過ぎてしまったかなあ、という、こ母子家庭なので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
その・・とにかく、しっかり育てなければと思って、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
厳しく、し過ぎてしまって、ちっさい時は、凄く活発で、元気な子だったんですけども、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
でもお、それから・・ちょっと、厳しくう、しすぎて、あの、結構、話し掛けるのも、相手の気持ちを考え過ぎてしまったりとかいうところが・・あるみたい、です。
ドリアン助川:
あー
相談者:
はい
ドリアン助川:
あの、そのお・・・離婚した旦那さんからは、あのお、生活費とかそういうのは貰ってるんですか?
相談者:
いえ、えとお、一切貰ってなくてあの、離婚してすぐにあのお、自殺う、相手がたされ・・た、みたいです。
ドリアン助川:
あ、そうなんですか。
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお・・お嬢さんはその事知ってるんですか?
相談者:
は(わ)えとお、亡くなった原因は知らないんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
もう亡くなっている事は知っています。
ドリアン助川:
うーん、そうですか。今あ、住まわれてるう、のは、アパートとかマンションのようなところでしょうか?
相談者:
はい、二人でアパートで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
生活しています。
ドリアン助川:
はい
相談者:
あと一つ、気になるのが、ちょっともしかして、アスペルガーがあるのかなあ、という・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
ところが・・例えばあの、会話の中で、ちょっと幼稚なところが、あったり、するのと、
ドリアン助川:
はい
相談者:
こう人の気持ちが分からないで、結構・・そのお、指示待ち症候じゃないんですけれども、あの、も、言った事しか、しなかったりとか、
ドリアン助川:
うん
相談者:
手伝いが率先してできないとかいうところがあるので・・
ドリアン助川:
・・うん
相談者:
あの・・はい
ドリアン助川:
ま、あのお、皆さんそれぞれ個性はありますのでね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、色々会話の、スタイルもありますので、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお、ん、い、一概には言えないと思いますけども、その、
相談者:
はい
ドリアン助川:
喋ってる時にその、話しが続かないような部分があるわけですか?
相談者:
えっと、よく知ってる友達とかの間では、そんな事ないんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
やっぱり、初めての人とか、では全く喋らない、です。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で何て喋っていいか分かんないみたいで、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
ずっとお、黙ったまん、まです。
ドリアン助川:
はい、うん、でもあのお、んや、やがてこう、知ってる、となると、あ、話すわけですよね?
相談者:
うん、はい
ドリアン助川:
うん
相談者:
なので、そうなってくれる事を期待して待ってたんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
なんか、段々、悪循環になって行って、こう、見るからに・・その、陰気、な感じに、なって、行ってしまってる状態です今。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
なのでこう、何とか、こう元の元気な姿に戻って欲しいなって、思うので、こう、どうしたらまた元のように、元気に・・なってもらえるかなというか、
ドリアン助川:
うーん、お母さん、どうですか?、ご、ご自分で今、ご自分の姿あ、あの、お嬢さんより先にね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
お母さんは元気あるんでしょうか?
相談者:
とお、わた、わたしい・・は、あまり、ない、です。
ドリアン助川:
あまり・・
相談者:
あ、ないというか、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あの、元々が、あまり明るい方の性格ではないので、特にこ、離婚をしてからはあ、
ドリアン助川:
ええー
相談者:
そずっとお、しめて来てたところがあるのでえ、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
もうはい
ドリアン助川:
お母さんがなんかこうー、もしね?
相談者:
うん
ドリアン助川:
えー湿っけたっぷりな感じい、ですとお、
相談者:
はい
ドリアン助川:
お子さんだけ明るくっつても難しいですよねえ?
相談者:
そう、そう、そうなんです、なのでえ、
ドリアン助川:
ねえ、
相談者:
ちょっと、二人っきりだったのでえ、
ドリアン助川:
えええ
相談者:
もなん、何だろう?、会話も少ないですし、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そのお、食事中とかに、色んなお話聞いてあげれば良かったんですけど、も、聞く、話しを聞く余裕もなかったりとかで、
ドリアン助川:
うーん、これをどうしたら良いか?
相談者:
うーん
ドリアン助川:
うん、それではあの、今日の先生紹介しますので・・・多分、元気、を貰えると思います。三石メソード主宰、作家で翻訳家の三石由紀子先生です。よろしくお願いします。
(回答者に交代)
3年前の相談なのですね。
娘さんは、どうなったか気になりました。
うちも母子家庭で、タイムリーな内容だったので、コメントしました。
娘は小学生の時は、とても楽しく学校生活を送っていたのですが、中学生になり、人と話す時に気を使い過ぎて、話せないと不登校になりました。こういう事は、母子家庭ではありがちな事なのでしょうか?
3年生のクラス替えの時に娘が唯一気を使わないで話せる友達と同じクラスにしてもらい登校出来るようになりました。
ドリアンさんが言われた本の友達のような感じで、娘はアニメのキャラクターが友達でした。
私は、暗い性格ではありませんが…フルタイムで働いているけど、家事もきちんとしないといけないと思い、頑張りすぎて疲れ果てている事もありました。そんな私を見て、娘はいつも気を使っていたのかなと思ったりもしました。娘にも厳しかったような、甘かったような…
私自身、片親で一人で子供を育てていると、間違った育て方をしても注意してもらえないし、偏った育て方になってしまったのかなと思ったりもします。
思っても仕方ないですが、子供のためには、2人で子育てしたかったです。
とにかく、娘さん、相談者さんが幸せであるように祈っています。