息子家族と同居して元気に働く女75歳がそれでも不満なワケ。目指すべきは内的成熟
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちは、中川です。
相談者:
はい、どうも、お願いします。
中川潤:
奥様ねえ、
相談者:
はい
中川潤:
あのお、ん、次男夫婦の方と同居されて、何年ぐらいになるんですか?
相談者:
えー、2年半です。
中川潤:
あ、まだ2年・・
相談者:
はい
中川潤:
でも、次男夫婦の方あ、も、そのお、よく、よく一緒に、暮してくれたって言い方はちょっとちょっとお、
相談者:
ええ
中川潤:
あの、語弊のある言い方なんだけどもお、
相談者:
はい、ええ、それは、
中川潤:
うーん
相談者:
わたしが一人、ま、わたしの母と、し、住んでたんですよ、二人きりでね?、でえ、母亡くなって、
中川潤:
はいはい
相談者:
結局わたしが一人になったもので、
中川潤:
はい
相談者:
次男の方があ、
中川潤:
うん
相談者:
「心配だから」っていう事でえ、
中川潤:
心配してくれて、
相談者:
はい
中川潤:
お母さん一人い、になって、置いといたら心配だから、あ「一緒に住もうよ」って向こうから言ってくれたわけね?
相談者:
ええ、言ってくれたんです・・
中川潤:
それでお嫁さんも・・「いいわよ」って言うんで、
相談者:
ええ
中川潤:
来てくれたわけね?
相談者:
そうですね。
中川潤:
はあ
相談者:
はい
中川潤:
そで、お嫁さん・・・も、
相談者:
はい
中川潤:
別に、お母さんに意地悪するわけでも、ないんでしょ?
相談者:
うん、ないですけどね・・なんかこ、ほ(苦笑)一線を引かれてる?・・そういう気が、します。
中川潤:
一線を・・
相談者:
あの・・
中川潤:
うん
相談者:
よくしてくれるんですけど、
中川潤:
うんそういう意味でね?
相談者:
はい
中川潤:
うーん・・あの、実の息子さん、残念ながら、は、あの、
相談者:
ええ
中川潤:
早く亡くなられたじゃないですか?
相談者:
はいーはい
中川潤:
で、20年ぐらい前に、
相談者:
ええ
中川潤:
お嫁さんが、
相談者:
はい
中川潤:
お孫さんを、
相談者:
はい
中川潤:
ね?、一生懸命育てて行って、
相談者:
ええ
中川潤:
で、そん時、所帯も別だったわけじゃないですか?
相談者:
はい
中川潤:
ね?
相談者:
はい
中川潤:
でその間(かん)、お母さんはお母さんでもう働いておられたしい、
相談者:
ええ、はい
中川潤:
ね、お嫁さんもお嫁さんで、必死で働いておられたの・・のかな?
相談者:
ええ、はい
中川潤:
だとするとね?
相談者:
はい
中川潤:
亡くなられたご長男の所帯っていうのは、
相談者:
はい
中川潤:
こういう言い方、
相談者:
うん
中川潤:
酷な言い方かもしれないんだけれども、
相談者:
ええ、はい
中川潤:
あの・・お嫁さんの一家なんですよ。
相談者:
ええ、ええ、はい
中川潤:
で・・あの、孫である事には、
相談者:
ええ
中川潤:
次男の、お孫さんと・・お母さんからは変わらないんですよ?
相談者:
ええ
中川潤:
変わらないんだけども、
相談者:
ええ
中川潤:
向こうにしてみれば、もう、ここ20、何年ね?
相談者:
ええ、ええ
中川潤:
お嫁さんと、
相談者:
はい
中川潤:
お孫さんお子さんとで、
相談者:
うん
中川潤:
家庭を築いて、おられるわけだから、
相談者:
はい
中川潤:
気持ちのお・・密度の違いっていうのは、
相談者:
ええ
中川潤:
これはもう、しょうがないわけですよ。
相談者:
ああ
中川潤:
ね?
相談者:
はい
中川潤:
で、お嫁さんもでも、
相談者:
ええ
中川潤:
ご連絡してもね?
相談者:
はいはい
中川潤:
「お義母さんもう、わたし、他人ですからね?」
相談者:
ああ(笑)
中川潤:
「お母さんもう、連絡して、よこさんで下さい」なんて、
相談者:
ええ、ええ
中川潤:
そこまで・・おっしゃるような方ではなくて、
相談者:
はい、ええ、ええ
中川潤:
ただ、「お彼岸に一緒に行こう」つっても、
相談者:
ええ
中川潤:
まあ「家は家でやりますから」と。
相談者:
ええ、ええ
中川潤:
あ、クールにおっしゃる・・
相談者:
はい
中川潤:
っていうお話で、
相談者:
ええ
中川潤:
ま、それはもう、ご性格ですから、
相談者:
あん
中川潤:
でそういう有り様が別に、ハッキリ言って、悪いわけじゃないですよ。
相談者:
ええ
中川潤:
うーん
相談者:
あはい
中川潤:
でそれはそれでねえ、
相談者:
はい
中川潤:
割り切んなきゃしょうがないって。
相談者:
あ・・
中川潤:
ほで、あの特にね?
相談者:
はい
中川潤:
あのお、今、そういう思いが募って来たのはあ、
相談者:
ええ
中川潤:
ご長男の方はね?
相談者:
はい
中川潤:
ひ孫がいるもんだからあ、
相談者:
ええ、ええ、ええ
中川潤:
ひ孫の顔見たいんだわあ、
相談者:
ええ、ふふ(笑)
中川潤:
ねえ?
相談者:
はい
中川潤:
だけどねえ、
相談者:
はい
中川潤:
向こうには、向こうの、生活が・・
相談者:
ああ
中川潤:
あるし、
相談者:
そうですね。
中川潤:
で、向こうの、そのひ孫の、親である、お孫さん達も、
相談者:
ええ
中川潤:
実際に、生活をお、
相談者:
ええ
中川潤:
あの共にして、来たっていう事が、残念ながらなかった・・
相談者:
ええ
中川潤:
で、そこへ持って来て、その、間あ、を、繋ぐ・・ご長男の方が、
相談者:
うん
中川潤:
早く逝ってしまわれた・・
相談者:
ええ、はい
中川潤:
で、向こうは向こうで、
相談者:
ええ
中川潤:
必死でお嫁さんが生活を、
相談者:
はい
中川潤:
お嫁さんが中心になって、組み立てておられた。
相談者:
そう、ええ
中川潤:
だ・・そういうー、流れの中で20年っていう月日が過ぎた。
相談者:
うん、はい
中川潤:
ひ孫に会いたいっていう、
相談者:
ええ
中川潤:
お母さんの気持ちは分かるけれども、
相談者:
はい
中川潤:
突然行って、「会わせて」って言ってみたってさ、
相談者:
ええ
中川潤:
せんない話で、
相談者:
うん
中川潤:
で、これは誰が悪いんでもないんですよ。
相談者:
ええ、ええ、
中川潤:
ね?、時の流れってのは、
相談者:
ええ
中川潤:
そういう事になってしまうんですから、
相談者:
ああ
中川潤:
それは、あのお、現実の問題としてえ、
相談者:
はい
中川潤:
お母さんやっぱ、受け止めた方がいい。
相談者:
あー、はい
中川潤:
ね?
相談者:
え
中川潤:
それからもう一つ、今度は次男の方。
相談者:
はい
中川潤:
あー、ん、とのそのお、お孫さん達と、
相談者:
ええ
中川潤:
その「話が合わない」とか・・
相談者:
ええ
中川潤:
っていう話だけども、
相談者:
ええ
中川潤:
これ、合いやしませんよ。
相談者:
うふふ(苦笑)
中川潤:
あなた70代と、
相談者:
ええ
中川潤:
わたしだって、もうすぐ70う、に、あの、せまりつつあるんだけど、
相談者:
あー、はい
中川潤:
大体、自分の子どもとお、だってさ、
相談者:
ええ
中川潤:
世代差で、話合わないのに、
相談者:
うん
中川潤:
孫と話が合うわけないじゃないですか。
相談者:
へへへ(笑)はい
中川潤:
あー
相談者:
はい
中川潤:
それよりもねえ?
相談者:
はい
中川潤:
お母さんねえ、
相談者:
ええ
中川潤:
あの・・こんだけ元気でえ、
相談者:
はい
中川潤:
あのお、パートで仕事しておられて、
相談者:
ええ、はい
中川潤:
ね?
相談者:
はい
中川潤:
その方がさ、気も紛れるし、
相談者:
そうです。
中川潤:
ね?
相談者:
はい
中川潤:
「やり甲斐もあるし」っておっしゃったじゃないですか?
相談者:
ええ
中川潤:
自分の何か楽しみ、
相談者:
ええ
中川潤:
それは本を読む事でもいいし、
相談者:
ええ
中川潤:
何でも良いんだけども、
相談者:
ええ
中川潤:
何か、
相談者:
ああ
中川潤:
そちらの方・・に、
相談者:
うん
中川潤:
生活のアクセントを置くっていう事は、
相談者:
はい、そうですね。
中川潤:
できません?
相談者:
ええ
中川潤:
わたしなんかも、最近思うんだけども、
相談者:
ええ
中川潤:
いずれ自分一人になるんだよね。
相談者:
そうです・・
中川潤:
そうするとね?
相談者:
はい
中川潤:
その、自分ん、での、何某かの楽しみ、
相談者:
ええ
中川潤:
ていうか、自分を楽しませる。
相談者:
ああ、はい
中川潤:
何かを持って行かなければ、
相談者:
そうですね。
中川潤:
うーん
相談者:
うん
中川潤:
元気な人生、
相談者:
ええ
中川潤:
を、
相談者:
そうですね。
中川潤:
それなりに、
相談者:
ええ
中川潤:
楽しんで生きるっていう事はあ、
相談者:
はい
中川潤:
なかなか難しいですよ。
相談者:
そうですね。
中川潤:
と、
相談者:
はい
中川潤:
思いますがあ、
相談者:
ありがとうございます。
中川潤:
はーい
(再びパーソナリティ)