薬剤師合格を見越して就職。不合格だった息子の親離れに戸惑ってるにしか見えない母
テレフォン人生相談 2016年12月3日 土曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女55歳 夫58歳 長女29歳 長男26歳会社員一人暮らし
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもしよろしくお願いいたします。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
今日はどういったご相談でしょう?
相談者:
あ、はい。えっと息子のことで、
今井通子:
はい
相談者:
対応の仕方を、ご相談したいんです。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
あなたはおいくつですか?
相談者:
はい、55歳です。
今井通子:
55歳。
相談者:
はい
今井通子:
ご主人は?
相談者:
58歳です。
今井通子:
58歳。
相談者:
はい
今井通子:
あの、お子さんは息子さんお一人?
相談者:
えっと、その上に、長女が、おります。
今井通子:
はい。お嬢さまおいくつ?
相談者:
長女は29歳。
今井通子:
29歳、で、そのお、今日、
相談者:
はい
今井通子:
問題の、息子さんは何歳?
相談者:
26歳です。
今井通子:
26歳。
相談者:
はい
今井通子:
はい、どういったことでしょう?
相談者:
はい、息子がですね、
今井通子:
ええ
相談者:
えと、大学を卒業お、して、
今井通子:
はい
相談者:
そのあとあのお、国家試験ん、が、ある大学なんですが、
今井通子:
はい
相談者:
その国家試験を・・落ちまして、
今井通子:
はい
相談者:
それで、国家試験の予備校に、1年間・・去年通ったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
えと、半年を過ぎたあたりで、
今井通子:
はい
相談者:
えと、通えなくなってしまいまして、
今井通子:
通・・えなくなった?
相談者:
不登校に、はい
今井通子:
はい
相談者:
なったんですね。
今井通子:
はい
相談者:
それでえ、あのお、精神的なものかもしれない、ということで・・精神科に掛かったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
あの、「うつとかではない」と言われまして、
今井通子:
はい
相談者:
「無気力な状態・・」
今井通子:
はい
相談者:
と言われて、「それは、今に始まったことではなく、10年ぐらいかけて、そういう状態になって来たのが、今回の躓(つまず)き、で、出たんです」ということを先生に、お話いただきまして、
今井通子:
はい
相談者:
それで、わたしと主人で、先生に、話を聞きましたら・・
「親からは、あまり働きかけを、試験までの間はしないようにしてください」って、
今井通子:
はい
相談者:
「そっとしてあげてください」ということなので、
今井通子:
はい
相談者:
その半年間は・・見守るように、して・・国家試験受けたんですが、やはり、結果は・・不合格・・だったんです。
今井通子:
はい
相談者:
はい、でも本人は、仕事を、して、働いています。
今井通子:
はい
相談者:
はい。それで今現在なんですが、
今井通子:
はい
相談者:
こちらから、メールしても、返事はなかなか来ないん、ですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、事務手続きなどで、どうしても必要な、要件が入っているときは、向こうから、「それは、大丈夫」とか、返事が来るので、メールは見ているんだなとは思うんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
これから先ですね、わたしが・・息子、から・・連絡が来るまで、じっと待っていた方が息子のためになるのか、それとも・・ときたま、安否を気にしてるよっていうことを、メールで、こちらから送・・ったりしても、いいのか、最終的には、以前のように、普通に・・関わりを持てるように、なるといいなとは思っているんですが。
今井通子:
そうするとた、息子さんの、に対する、
相談者:
はい
今井通子:
現在の、対応を、
相談者:
はい
今井通子:
どうしたらいいでしょうか、っていうご質問?
相談者:
そうなんです。はい
あの、間違いたく、間違いたくないっていいますか、息子お、の、ま人生の邪魔を、これからしたくないって、思いまして、その精神科のお話聞いた時に・・自分たちの間違いというのもすごく気づきまして、あの、育て・・
今井通子:
それは先生から言われたの?
相談者:
あ、いえ、そうではなくて・・わたしと主人で・・わたしたちの対応は、良くなかったのかなということは、話したんです。その・・
今井通子:
それは・・
相談者:
はい
今井通子:
ん、どういうふうに?・・「良くなかった」って。
相談者:
あ、えーとお、子どもの、小さい頃、主人は、ま、ちょっと厳しかったんですよ息子に対して。
今井通子:
はい
相談者:
で、すごく厳しかったので、どうしても、主人に懐かずに、
今井通子:
はい
相談者:
わたしの対応としましても、「お父さんに怒られないように、しようね」みたいな・・その方が、こ、丸く収まるというか・・そういう対応の仕方をわたしもずっとして来てしま・・ったんです。
だから、息子がどうしたいとか、そういうことを、(涙声)尊重しないで・・
今井通子:
あーなるほど。
相談者:
(涙声)しつけてしまったのかな、って。
今井通子:
なるほどね。
相談者:
#$%◆・・ですから・・
今井通子:
でえそのお、息子さん、反抗期とかは、じゃあんまりなかった?
相談者:
そうなんですね反抗期といいますか、ま、高校生の頃、あまり口を利かなくな・・ったのはあるんですが、
今井通子:
うん
相談者:
大きく、何かを、こ、言って来るとか、そういうことはないんですね。
今井通子:
うん
相談者:
ま、元も・・と、ま、
今井通子:
なんか・・
相談者:
静かな・・
今井通子:
だってほら、
相談者:
子ではあるんです・・
今井通子:
お父さんが厳しいから、
相談者:
はいはい
今井通子:
「お父さんに叱られないようにしようね」って、お母さんがずっと言ってたわけですよね?
相談者:
そうですねえ、はい
今井通子:
でえ、分かったっていう形で、こ、子どもの頃は、従うけど、
相談者:
はいはい
今井通子:
そのうち、例えば中学高校生ぐらいになるとお、
相談者:
はい
今井通子:
「うるせえ、バカ野郎」とかあ、「うるせえ、ババア」とかっていうふうになって来る可能性はあるんだけど、そういうことは、ない、なかったわけね?
相談者:
あー、なかったですねえ。
今井通子:
うーん。まあ、そいじゃ・・その、お父さんの、
相談者:
はい
今井通子:
その、厳しいっていうのは、
相談者:
はい
今井通子:
な、何に対して?勉強に対して?
相談者:
いやあ、なんか、ちょっと騒いでも、
今井通子:
うん
相談者:
「うるさい」みたいな感じだったり、
今井通子:
はい
相談者:
あと、でも、期待はあったんだと思うんですね、中学の頃は勉強をみてあげる・・とか、
今井通子:
うーん
相談者:
そういうことはあった、それまで全然こう、例えばキャッチボールもしてあげなかったので、キャッチボールとか自転車乗りもわたしと一緒にやってた、練習とかも。
今井通子:
うーん
相談者:
そういう感じだったんですが、勉強に関しては、ま、主人も苦労してる人なので、あ、そういう期待が、あるんだなということは・・感じましたけれども。
今井通子:
ご主人が、息子さんにだけ、厳しかったの?
相談者:
そうですね。うん、娘・・
今井通子:
あなた方には、厳しくなかった?
相談者:
わたしとか、娘には、はい、厳しくなか・・で、それを聞いたんです、理由を。
今井通子:
ええ
相談者:
「どうして、息子にだけ、あんなに厳しかったのかな」って。
今井通子:
うん
相談者:
そしたら、「男たるものお・・という気持ちだった」っていうふうに、
今井通子:
うーん、なるほど。
相談者:
もう主人も反省してる感じですね、今は。
今井通子:
うーん。ご主人はそれで反省しちゃってるわけね?
相談者:
してると思います。ま、
今井通子:
え
相談者:
口に出しては言わないんですが。
今井通子:
うーん、で、あな・・だってほら、「ご主人と相談して、お互いの育て方が、悪かったんじゃない?」っていう、
相談者:
はいはい
今井通子:
反省をしたわけでしょ?
相談者:
そうですね。
今井通子:
うん
相談者:
はいはい
今井通子:
であなたの場合には・・「お父さんに、怒られないように」っていうことで、
相談者:
あ、はいはい
今井通子:
息子さんの意思を・・尊重をしてあげなかったっていう反省をしてるわけでしょ?
相談者:
そうですね。
今井通子:
うーん
相談者:
はい
今井通子:
まあ反省はいいんですけど、
相談者:
はい
今井通子:
そのお、後、
相談者:
はい
今井通子:
結局だから、今度はどうしていいか分からなくなっちゃったのね?
相談者:
・・そうですね、これからあ
今井通子:
うん、なので、
相談者:
はい
今井通子:
今日のご質問になるわけですね?
相談者:
はい
今井通子:
あのお、これからあ、そのお、な、なるべく放っといた方がいいのか、それともお・・健康にしてるかどうかは、
相談者:
はい
今井通子:
「いつも気にしてるよ」って言った方がいいのか、
相談者:
はい
今井通子:
っていうことでしょ?
相談者:
はい
今井通子:
うん。でも、息子さん、その何か、もう10年ぐらい前から、無気力だったっていう話?
相談者:
そのお、先生のお話い、によると、そういう、でも、確かに思い当たります。
今井通子:
でも中学高校の、
相談者:
はい
今井通子:
時にはちゃんとだい、えー、学校には行ってたんですよね?
相談者:
そうです。休まず、行ってました。
今井通子:
で、大学もだから、結局、
相談者:
はい
今井通子:
休んだりはしてないんですよね?
相談者:
と思います、はい。特に、休んだというような知らせはないので。
今井通子:
あああ
相談者:
はい。大丈夫だと思います。
今井通子:
で、今、一人住まい?
相談者:
そうです。
今井通子:
というのが現状なんですね?
相談者:
はい、そうなんです。
今井通子:
ただ、その事務的に必要なことはちゃんと言って来るっていうことは、メールもちゃんと見ているし、
相談者:
見ていると・・はい
今井通子:
それから、会社でも、
相談者:
はい
今井通子:
会社からなんか・・親御さんに言って来てるわけじゃないので、
相談者:
ではないです、はい
今井通子:
真面目に働いてもいるんでしょうね。
相談者:
と思います。はい
今井通子:
ええ、分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、どうしたらいいかを、
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、弁護士の、坂井眞先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
あ・・
今井通子:
先生よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
さすがです
感想が秀逸です❗️
薬科大の接待のような勧誘、異常だなと
思ってました。説明会のお土産が高価らしいです。