人生の楽園。第2の人生で趣味を極めたい夫と離れたくない妻。落とし所は熟年週末婚

(再びパーソナリティ)

今井通子:
お分かりいただけましたか?

相談者:
ええ

今井通子:
その、すぐ側にいらっしゃる息子さん?

相談者:
えー、えー

今井通子:
息子さんにも、一応はお話しと、かれるといいですよね。

相談者:
は(笑)そうですね。ふふふ(笑)

今井通子:
そして・・なん・・なんだかんだおかあさ、あ、あの、お母さんのお、

相談者:
ええ

今井通子:
ちょっと心細さ?

相談者:
えーえー

今井通子:
みたいなのを、

相談者:
ええ

今井通子:
解消するために、

相談者:
はい

今井通子:
ちょっとお、こう、今までより頻繁に、息子さん、あ、あなた方のお孫さんいるの?

相談者:
うい、います、一人います。

今井通子:
あ、じゃあ、それも含めて、

相談者:
ええ

今井通子:
行ったり来たりを、こう・・

相談者:
ええ

今井通子:
紛らわせる人をね、

相談者:
はい

今井通子:
みなさんにい、ちゃんと・・お願いしといて、

相談者:
そ、あの、うんうんうん

今井通子:
今まで伺ったお話でい、考えると、

相談者:
はい

今井通子:
多分、朝食が、かなり痛いんだと思うんですよ、奥さん。

相談者:
朝食ねえ、

今井通子:
うん

相談者:
ええ、わたしの味噌汁は美味しいですよ。

今井通子:
うーん

高橋龍太郎:
ははは(笑)

相談者:
ええ

今井通子:
だからあ、

相談者:
ええ

今井通子:
そのうちにい、近い、方?

相談者:
ええ

今井通子:
お嬢さんでもいいんだけど、

相談者:
ええ

今井通子:
なんか、お母さんは朝食のね、

相談者:
ええ

今井通子:
が自分で作んなきゃなんないのが、気になってるらしいから、

相談者:
ええ

今井通子:
っていうようなことも、

相談者:
ははは(笑)

今井通子:
文章に書いといて・・娘さんと息子さんに、

相談者:
はい

今井通子:
書いといて、

相談者:
ええ

今井通子:
うん、でえ、「時々・・朝食を、作ってあげに行って」みたいなのも、

相談者:
ええ、あーあ

今井通子:
いいんじゃないかなと、

相談者:
はい、分かりました。色々すいません。

今井通子:
それくらい、リラックスした感じでえ、

相談者:
ええ

今井通子:
進められるといいと思いますが。

相談者:
そうですねえ、

今井通子:
うん

相談者:
やっぱり、反対されるって、されながらあ・・行くっていうのもねえ、

今井通子:
うん

相談者:
すごくう・・わたし自身も、気持ち良くないのでえ、

今井通子:
うん

相談者:
なんとか穏便に、

今井通子:
穏便に、しかも、

相談者:
うーん

今井通子:
お願いして、

相談者:
お願いして、

今井通子:
うん

相談者:
送り出してくれれば(笑)

今井通子:
そうですね。

相談者:
送り出しても1週間で帰って来るんだから、大したあれじゃないかとは思うんですけど、

今井通子:
そうですね。

相談者:
一応そういうふうに、ええ

高橋龍太郎:
はい

相談者:
努力してみます。

今井通子:
はい

高橋龍太郎:
はい

相談者:
ありがとうございました。

今井通子:
じゃあ、そういうことでえ、

高橋龍太郎:
よろしく・・お願い致します。

相談者:
はい、どうも、あー、ありがとうございます。

今井通子:
はーい、失礼しまーす。

相談者:
はい、はい、ごめん下さい。

(内容ここまで)

高橋龍太郎が言ってた「熟年週末婚」とも言える形態は、人生の楽園(*)にしばしば登場する。

(*)人生の楽園:
シニアの第2の人生にスポットを当てるテレ朝の30分番組。
ナレーションは西田敏行と菊池桃子。
第2の人生と言っても以下のようにパターン化している。

  • Uターンや、Iターンによる田舎暮らし
  • 業種は、農業、蕎麦、パン、ジャム、カフェ、窯業等のいわゆるLOHAS系
  • 親切な地元住民がサポートしてくれる
  • 夫婦がほとんどだが、内縁関係や、シングルの場合もある
  • 夫主導が多いが、妻の自己実現に夫がついてくるパターンもある

真新しい店舗など、かなりの初期投資を窺(うかが)わせるのも多いが、資金調達や商売の収支などの泥臭い部分に一切触れられることはない。

 

朝食が困る?
犬の散歩が困る?

アホくさ。
つまり別居は嫌だって言ってるのよ。
寂しいって言ってるわけよ。

ごちそうさまでした。

 

ただ、なんとなく相談意図に違和感を感じたのも確か。
妄想に違いないとアラ探し(苦笑)

思い出したのが昔見た映画「GONIN」(*)のシーン。
汚れてるのかしら、アタシ。

 

(*)GONIN:
読みは「ごにん」
製作総指揮に奥山和由を据え、松竹が社運を賭けた純国産バイオレンス映画。
1995年公開
監督・脚本:石井隆
ヤクザからカネを奪って追われる身となる5人(佐藤浩市、根津甚八、本木雅弘、椎名桔平、竹中直人)。
5人を始末するために雇われた男にビートたけし。

以下ネタバレ。

リストラに遭ったばかりの元サラリーマンの竹中直人は、時折、家に電話を掛けては家族と話す。
「今、出張中だけど、もうすぐ帰れるから」
電話の向こうには温かい家庭があることが窺(うかが)い知れる。

仲間と離れ、自宅に戻った竹中。
子ども部屋を覗き、明るく子どもに語りかけ、妻が風呂に入っていることを知るや、おどけて一緒に湯船につかる竹中。

なにかおかしい。
一切返事がない、飛び交うハエ・・
実はそこは、自分をないがしろに扱う家族に制裁を加えた凄惨な現場だった。

 

 

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