知的障害の息子24が怪しげな電話サービスに掛けたら高額請求が来た

テレフォン人生相談 2016年12月29日 木曜日

知的障害の長男が女性を紹介するサイトに電話をしたら高額な請求が来た。免責はされないのか?

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 女47歳 夫52歳 知的障害の長男24歳との3人暮らし 長女22歳は独立して働いている 次男21歳は大学生

今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です

相談者:
はい、すいません。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
えーとお、長男のことなんですけれどお、

今井通子:
はい

相談者:
ちょっと業者の方からあ、

今井通子:
はい

相談者:
あのおー、ま、架空的なっていうか、そういう請求を、えーとお、電話や通知でえ・・けているっていう感じでの、相談なんですけれどお。

今井通子:
あ・・あなたあ、は、おいくつですか?

相談者:
あ、わたしはあ、えっと47歳です。

今井通子:
ご長男はおいくつ?

相談者:
えっと、24歳です。はい

今井通子:
あのお、ご主人は?

相談者:
えっと52歳です。

今井通子:
お子さんは、他にい、いらっしゃいますか?

相談者:
えっとお、あとは娘とお、次男が、います。

今井通子:
お嬢さんは、ご長男の上、下?

相談者:
あ、下です。

今井通子:
次男、次男の方は当然下だけど、

相談者:
はいそうです、はい

今井通子:
な、何歳と何歳かな。

相談者:
えっとお、娘は22で、

今井通子:
はい

相談者:
次男の方は21です。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
あもう、皆さん成人してらっしゃるのね。

相談者:
そうです、はい

今井通子:
で、えー、

相談者:
はい

今井通子:
実家っていうか、

相談者:
はい

今井通子:
あのご一緒に住まわれてんですか、全員。

相談者:
あ、えーとお、長男だけでえ、

今井通子:
うん

相談者:
娘は、えっとお、働きに、出てます。

今井通子:
はい

相談者:
あの、外へ、出て・・で、あの、下はあ、大学生で・・他所へ、行ってます。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
じゃあ、ご長男と、3人で住んでらっしゃる?

相談者:
そうです、はい

今井通子:
はい。で、ご長男はあ、

相談者:
はい

今井通子:
今・・お仕事何かされてんの?

相談者:
え、あのお・・施設う、の方で、午前中3時間ん、ぐらい・・は、あのお、働きに行ってます。

今井通子:
あのお・・ハンディキャッパー?

相談者:
あ、知的障害です。

今井通子:
あーなるほど。

相談者:
はい

今井通子:
はい・・で、どんな請求をされた?

相談者:
えとお、ちょっとお、女の子を紹介してえ、くれるっていうところにい、

今井通子:
はい

相談者:
えっとお、長男が電話したみたいでえ、

今井通子:
はい

相談者:
でえ、ま、それのこと、ま、親あ、わたしたちは知らなかったんですけれどお、

今井通子:
はい

相談者:
それで、あの・・

今井通子:
それ、いつ、いつの、どれぐらい前のこと?

相談者:
うーんとお、一番最初にあったのは3年ぐらい前、だと思うんですけど・・

今井通子:
3年前に、電話をした?

相談者:
え、電話をしてえ、

今井通子:
はい

相談者:
それが1回目です。

今井通子:
はい

相談者:
今回が2回目なんですが。

今井通子:
はい

相談者:
ま、それと同じなんですけれど、で、えと、電話をして、ま、それにお金が掛かるう、みたいなんですが、

今井通子:
はい

相談者:
それで、お金を、あの払えっていう・・電話が来たり、とかしてえ、

今井通子:
はい

相談者:
で、通知もお、来た、時によく見たら、

今井通子:
はい

相談者:
ま、10万以上の請求だったっていうことでえ、

今井通子:
はい

相談者:
で、えーとお、その時に・・消費者センターと、

今井通子:
はい

相談者:
警察の方に、その通知とかを持って行ったら、

今井通子:
はい

相談者:
ま、「調査費とかあ、は・・は、あの相手に・・請求するものじゃないから」っていうことと、あと、そういう会社の、あれを調べたら、

今井通子:
はい

相談者:
「架空請求の・・ところだから、払わない方がいい」っていうふうな、感じで、

今井通子:
はい

相談者:
あったので、

今井通子:
はい

相談者:
3年前の時にも、そのまま、もう、そのまま放っといたんです。

今井通子:
はい

相談者:
でまた今回、またおんなじようなことで、掛けてしまってえ、

今井通子:
はい

相談者:
でまた、家の方に、ちょっと脅迫めいたっていうか、電話が掛かって来て、

今井通子:
はい

相談者:
で、今回も消費者センターと警察の方は、行ったんですけれどお、

今井通子:
はい

相談者:
・・掛けた事実は、あるのでえ、

今井通子:
はい

相談者:
ま、今回知的障害者っていうか、障害、で・・どこまでえ、

今井通子:
はい

相談者:
そういう・・責任的なっていうか、対応、とか、ま、こん、今後どういうそこへ対応してったらいいのかっていう・・相談なんですけれど。

今井通子:
え、そうすると、消費者センターと、

相談者:
はい

今井通子:
警察の方は、

相談者:
はい

今井通子:
その電話を、息子さんが掛けられたということから、

相談者:
はい

今井通子:
なんのアドバイスも、くれなかったっていうこと?

相談者:
ええ、ま、あのお、「支払わなくても、いいんじゃないか」っていうような・・感じで、
あとは「何か脅迫めいたことがあって、大変だったら」で、それだけで済んだんですけれど・・

今井通子:
ま、じゃ、「何かがあったら相談して下さい」という話になったんですね?

相談者:
ま、そんな感じですう。ええ

今井通子:
うん、で請求う、額が、10万以上だったってこと。

相談者:
10万以上、はい、そうです。

今井通子:
それは、何の請求になってました?

相談者:
色々と、分かれてえ、あれなんですけど、な、何がどうかっていう、細かい的なことは、何も書いてないのでえ・・ま、だい、えーと、ざっと今、えー、見て言いますと・・事務手数料とか、

今井通子:
はい

相談者:
サーバー管理とか、操作費とか、色々お、な、感じで書いてあるんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
で、えっとお、あと延滞、損害金・・

今井通子:
延滞損害金?

相談者:
が、カッコして年14.6%って書いてありまして。

今井通子:
で、あの、

相談者:
はい

今井通子:
そうすると、今読み上げられたあ、

相談者:
はい

今井通子:
その、事務手数料云々とかって書いてある、

相談者:
はい

今井通子:
この内容は、

相談者:
はい

今井通子:
今回のものなのね?

相談者:
多分そうだと思います。はい、はい

今井通子:
じゃ、前回のものはあ、

相談者:
はい

今井通子:
ないわけね?

相談者:
そうです。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
で前回は、大体、どれぐらいのお、請求額だったの?

相談者:
似たようなものだったと思い・・10万・・

今井通子:
10万ぐらいだった?

相談者:
11万ぐらいでした、はい

今井通子:
でそれはもう放っといてえ、失くしてしまったっていうことね?

相談者:
はいはい

今井通子:
で前回と、今回で、同じ会社?

相談者:
・・えーとね、前のやつが・・名前が違います。はい

今井通子:
はい。で、今回のこととして、

相談者:
はい

今井通子:
請求書が来たんですね?

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
じゃ、何週間前に、電話されたの?

相談者:
それも分からないんです、ハッキリと、子どもも覚えてないのでえ。

今井通子:
・・でも、電話したことは確かなの?

相談者:
電話したことは確かです。電話、したのは、

今井通子:

相談者:
家、家のと、で、携帯から電話したのは確かみたいです。

今井通子:
はい

相談者:
でま・・それで子どもお、が、そういうふうな、ん、事実があって、こういう請求が来てるんですけれどお、

今井通子:
うん

相談者:
まあ、えーとお・・この障害者、というか、そういうふうで払う権利はこういう時はあるのか・・どうかなの、とか・・あと、親にも責任があって・・子どもが会社、わたしが勤めてる会社の、名前とお、自分の勤めてる会社を言ってしまってるんです相手の方に。

今井通子:
はいはい

相談者:
で・・でそれで向こうから、あのお・・脅迫めいたあ、のが、仕事場に掛かって来たりとかした時にい、

今井通子:
う、うん

相談者:
わたしも、こっちの方へ、会社とお、電話する時にい・・あのお、障害者、だから、払わなくてもいいんだみたいな、そういうふうな・・あの法律っていうか、そういうのってあるのかなとか・・

今井通子:
なるほど。

相談者:
はーい

今井通子:
・・はい

相談者:
どこまでの責任を、障害者は、負うのかなっていう、親あ、こ、これは、成人してても、親に、まで掛かって来ることなのかなっていう・・もし、向こうと、話し合いの、ことをするのであれば、こちらもしっかりそういう法律的なことも知っておきたいなと思ってえ。

今井通子:
でえ、お子さんのお、

相談者:
はい

今井通子:
そのお、知的障害レベルはどれぐらいなの?

相談者:
・・知的障害レベル?な、えーとお、昔、軽度、中度、強・・あのお、ていうのがあった時は、中度っていうふうに、

今井通子:
中等度?

相談者:
はい、中等度。

今井通子:
はい

相談者:
・・はい、一応、療育手帳も取ってっていう状態で。来てます。

今井通子:
あのお・・日常生活には、支障ないですか?

相談者:
特にはないです。はい

今井通子:
話も、お互いに通じます?

相談者:
通じます。はい

今井通子:
うーん、なるほど。・・で、今のお話ですとお、障害者であること・・

相談者:
うん、はい

今井通子:
が、免責事項になりますかあ、っていうお話、ですよね?

相談者:
そうですね、はい

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
今日はですね、弁護士の、坂井眞先生がいらしてますので、

相談者:
はい

今井通子:
お話伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願い致します。

相談者:
お願いします。

(回答者に交代)

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