言葉を持たない4歳に「なぜ?」攻撃。恥ずかしがり屋の孫に発達障害を疑う婆さん
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちはあ、よろしくお願いします
大原敬子:
こちらこそ
あのですね、
相談者:
はい
大原敬子:
今、あのお、一生懸命子育てしてるの分かるんですけども、お婆ちゃまの。
相談者:
はい
大原敬子:
発達障害ではないかな?とはっきり仰ってる割には、
相談者:
はい
大原敬子:
お孫さんの日常生活の、感じる、そう見えましたって話だけで、
相談者:
はい
大原敬子:
具体例が一つもないんですよ。
相談者:
ああ
大原敬子:
もっと言うと、じゃ、なぜ?、ここまで、発達障害までもって、違うかどうかは、も、今井先生がご専門ですから、あたしはちょっと口出ししませんけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
でも、ここ、最近の方で多いのはですね、
相談者:
はい
大原敬子:
子どもに病名を付けちゃうんですね、親が。
相談者:
ああ、はい
大原敬子:
病名を付けることによって、
相談者:
はい
大原敬子:
あ、これは病気なんだと。
相談者:
ええ
大原敬子:
わたしの子育てに失敗はないんだと思うことが多いんです。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、簡単に、発達障害とか皆さん仰ってますけども、
相談者:
はい
大原敬子:
発達障害のときに、あの、パソコン見て分かりますけども、
相談者:
はい
大原敬子:
非常に具体的なこと書いてありますよね。
相談者:
はい
大原敬子:
こんなことがあリますよ、って。
相談者:
はい
大原敬子:
それを見ました?
相談者:
いえ
大原敬子:
娘さんも見てないわけですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
それを発達障害って聞いてしまうと、
相談者:
はい
大原敬子:
もう、そこに烙印を押してしまうような言い方になってしまってるんです。
相談者:
ああ、そうですか
大原敬子:
じゃ、そこに一点、疑問があるのね。
相談者:
はい、いや、それもわたしが、感じてえ、
大原敬子:
感じたときにね
相談者:
言ってるだけで
大原敬子:
そうそうそう
相談者:
はい、娘はそんなこと言わないです、はい
大原敬子:
あのね
相談者:
はい
大原敬子:
たぶん
相談者:
はい
大原敬子:
わたしが今これから話すこと、責められてると思ったら、
相談者:
はい
大原敬子:
責めていませんからね
相談者:
はい、はい
大原敬子:
で、もし、責められてると思ったなら、
相談者:
はい
大原敬子:
「それはあたしはとても不快で、」
相談者:
はい
大原敬子:
「責められてるように感じるんです」って言ってくださいますか?
相談者:
はい
大原敬子:
でね、
相談者:
はい
大原敬子:
例えば恥ずかしがり屋とか、
相談者:
はい
大原敬子:
それから、皆んなの前で、このお、お遊戯もいい加減にやってしまうとかって、言う家族、
相談者:
はい
大原敬子:
環境ですね。
相談者:
はい
大原敬子:
それは、必ず、他者の評価を、気にする環境の子に多いんです。
相談者:
ああ、そうなんですかあ
大原敬子:
そうです
そうすると、子どもは
相談者:
はい
大原敬子:
お父さん、お母さん、あるいはこの環境で求めている、
相談者:
はい
大原敬子:
合格点に達しない限りは、
相談者:
はい
大原敬子:
怖いですよね?、責められちゃうから。
それで、今、お婆ちゃまにも、責めてるんじゃないんですよおって言ったのは、
相談者:
はい
大原敬子:
このお子さんが、
相談者:
はい
大原敬子:
どうして出来ないのお?、何なのお?って聞いた時に、
相談者:
はい
大原敬子:
「やっぱり、あなたはダメなのね」、っていう・・翻訳で、彼はとっちゃうんです。
相談者:
あー、そおいうことなんです・・
大原敬子:
「あなたはやっぱりダメなのね」って、
相談者:
ああ
大原敬子:
心配して聞いてることがあ、
相談者:
はい
大原敬子:
子どもにとって怯えと脅迫になってしまうんです。
相談者:
あー、そうなんです・・
大原敬子:
そうすると、どういうふうに言っていいか、分からなくなっちゃうの。
相談者:
えー、そおいう・・
大原敬子:
そおなんです
相談者:
そおなんですかあ
大原敬子:
ですから、
相談者:
はい
大原敬子:
もしこれがですね、
相談者:
はい
大原敬子:
そう言えばわたしも、他人の評価とかね、他人を気にしてるわ、と思っていたとする。
お嬢さんもそうだったとしますねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると、このお孫さんは、絶対的に、失敗は許されないですから。
相談者:
あー
大原敬子:
下手なこと言えない
相談者:
ああ
大原敬子:
と、何も出さない方がいいでしょ?
相談者:
・・
大原敬子:
何か言って笑われることならば。
相談者:
はい
大原敬子:
そうなってしまうんです
相談者:
あー、そおなんですかぁ
大原敬子:
うん、そういう環境であるんじゃないかな、と思うんですね。
相談者:
◆#$%、はい、はい
大原敬子:
シャイな子ってのは、恥ずかしがり屋ってのは、結構、両親がしっかりしてて、
相談者:
はい
大原敬子:
「そんな大きな声出したらダメよ、ご近所さまに」、とかね。
相談者:
はい
大原敬子:
「みんなに迷惑掛けちゃうから」とか
相談者:
はい
大原敬子:
まずは、周囲に、自分たちはどう見られてるだろうか?です。
そうするとね、
相談者:
はい
大原敬子:
恥ずかしがり屋で、あまり喋れないっていうのも、わたしにも挨拶しないとか、
相談者:
はい
大原敬子:
大人の目線で、言ってますよね。
例えばお嬢さまが、幼稚園行ったときにね、
相談者:
はい
大原敬子:
あのお、子どもを送り迎えのときに、「挨拶しないのよ」って言ったときも、大人としては、「お早うございます」とかね、「こんにちはあ」、ってのは嬉しいですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
大人目線ですから
相談者:
はい
大原敬子:
なぜかって言うと、
相談者:
はい
大原敬子:
もしですよ
相談者:
はい
大原敬子:
大人が誰もいなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
自分だけが大人でね、
相談者:
はい
大原敬子:
そいで、えー、集団の中に入って来ました。
相談者:
はい
大原敬子:
大人いなかったら、子どもは挨拶しなくっても、きっと気にしないと思いますよ。
相談者:
あー、そおなんです・・
大原敬子:
でも、そこに、1人、幼稚園の先生とか、
相談者:
はい
大原敬子:
誰かがいた瞬間に、
相談者:
はい
大原敬子:
なぜうちの子は、挨拶してくれないんだろ?
相談者:
ええ
大原敬子:
てことになるわけですよね?
相談者:
はい、ですよね
ああ、そうなんです・・
大原敬子:
で、わたしがお願いしたいことは、
相談者:
ええ
大原敬子:
挨拶は、親が毎日していれば、
相談者:
はい
大原敬子:
子どもは、するようになります。
相談者:
ああ、そうですか
大原敬子:
そうでしょ?
相談者:
ああ、はい、ですよね
大原敬子:
だって、子供は。
でも、親がね、
相談者:
はい
大原敬子:
家でね、「いただきまあす」
相談者:
ですよね
大原敬子:
「いただきまあす」って言わなければ
相談者:
はい
大原敬子:
子ども言いませんよね?
相談者:
ですよね、はい
大原敬子:
集団になってしまったら、
相談者:
はい
大原敬子:
「なぜ、いただきます言わないの?」って親は言うんですよ。
相談者:
はい
ああ・・
大原敬子:
子どもはやっているように、育っていくんですね。
相談者:
あー、周りを見てですね
大原敬子:
そうです
だから、この坊やちゃんは、
相談者:
はい
大原敬子:
そのまま育ってるんです
相談者:
あー
大原敬子:
で、「ごあいさつは?」って言って、しなかったときは、お婆ちゃまに対して。
相談者:
はい
大原敬子:
「恥ずかしいんだよね?」って。
「でもお婆ちゃまだからいいわよ」って言ってあげると、
相談者:
ええ
大原敬子:
今度はします。
相談者:
あー
大原敬子:
そのときはあなたの方から、「何々ちゃん、こんにちは」っていうことを何回もやるんですね。
相談者:
あー
大原敬子:
なんか、ご納得いただけましたでしょうかね?
相談者:
安心しました、はい
胸のつかえが取れたような気がします。
大原敬子:
そうですか
相談者:
はあい
大原敬子:
そうしましたら、病名を付けないで、
相談者:
はい
大原敬子:
是非ともですね
相談者:
はい
大原敬子:
お子さんを信じてあげていただきたいと思うんですけども、今井先生にちょっと、代わりますね。
先生。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
今回の大原先生の具体的なアドバイスに加え、今井先生の忠告には、スッキリしました!
日々お節介な嫌味を言ってくる近所の老婆がいますが、今井先生のお言葉を胸に今日も強く生きれます。