スポーツで選んだ高校。試合に出れない娘。入れ込み過ぎて辛い母親
(回答者に交代)
三石由起子:
はい。
こんにちは。
相談者:
あ、こんにちはあ、お願いします。
三石由起子:
はい、あのねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
一番の問題はねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、長女が大学生になって、
相談者:
はい
三石由起子:
次女しかいなくなって、
相談者:
はい
三石由起子:
次女にい(苦笑)100%目が向いちゃったっていう、
相談者:
あ(笑)あーはい
三石由起子:
そういうことなんですよ、そういうことなんです。
相談者:
そうなんですね。
三石由起子:
それでね、
相談者:
はい
三石由起子:
次女さんのことだけを、考えればね、
相談者:
はい
三石由起子:
学校は楽しいし、
相談者:
あ(笑)
三石由起子:
部活は辞めたくないし、
相談者:
うん
三石由起子:
ね?
相談者:
そうです・・
三石由起子:
これねえ、楽しんでんですよ。でね、
相談者:
はい
三石由起子:
それはあのお・・ユニフォームもらえなかったあ・・時にはあ、
相談者:
はい
三石由起子:
そりゃ誰だって落ち込むんでえ、
相談者:
そう(苦笑)
三石由起子:
うん
相談者:
はい
三石由起子:
あのね、
相談者:
はい、はい
三石由起子:
多分ねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
あのもし・・この次女さんが辛がってるとすればね、
相談者:
はい
三石由起子:
それはあの、母親の気持ちが辛いんだよ。
相談者:
・・あ
三石由起子:
母親の思い通りに動けないっていうかね、母親を楽しませてやれないみたいなこと、が辛いんですよ。
相談者:
・・
三石由起子:
あのねえ、
相談者:
うん(涙声)
三石由起子:
次女の特権っていうもんがあんのよ、世の中には。ま、次男の特権でもいいけどね。
相談者:
はーい
三石由起子:
それ何かっていうとね、
相談者:
はーい
三石由起子:
結構上の子ってさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
親の思い通りにぐーっと行く事があるんだよね。
相談者:
あーうんそうですね。
三石由起子:
でね、下ってね、
相談者:
はい
三石由起子:
それを見てるじゃない?
相談者:
・・はい
三石由起子:
それを見てるとねえ、なんか凄くあのお・・あのお、まあ、スタートも早くなるしい、
相談者:
うーん
三石由起子:
楽しいしい、
相談者:
うん
三石由起子:
ちょっとあのお・・時には上を抜いたりしてね、
相談者:
あ、はい
三石由起子:
そんな時期もあるわけですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ところがね、これやっててもお、うん、なんぼのもんじゃみたいな・・計算も早いのよ、実は。あのね、
相談者:
はい、下の子が?
三石由起子:
わたしの知ってる、あのお、高校はね?
相談者:
はい
三石由起子:
野球部員80名いるんですよ。
相談者:
あ、はい
三石由起子:
でね、行けるのは9人だけなんだよ。試合に出られるのはね。
相談者:
そうですね、そうですね。
三石由起子:
まあ、まああの、補欠がいるにしてもですよ。
相談者:
うーん
三石由起子:
それでね、
相談者:
うん
三石由起子:
あのそのこう、わたしの知ってる高校の話をしますけれども、
相談者:
はい
三石由起子:
それ大学に入ってえ、
相談者:
うん
三石由起子:
何人やるかつったら、一人か二人。その9名の中の、
相談者:
うん
三石由起子:
ね?
相談者:
はい
三石由起子:
その一人か二人はどうなるかって言ったらあ、
相談者:
はい
三石由起子:
ふん(笑)プロに行けるのは・・いない。
相談者:
そうですよね。
三石由起子:
ま、うん、いることもあるかもしれな、つまりね、
相談者:
はい
三石由起子:
どんどん、努力すればするほど、狭くなって、辛くなるのが、この世界じゃないですか。それ誰でも分かってるじゃない?
相談者:
うーん
三石由起子:
うん、誰でも分かってるじゃん。
相談者:
はい
三石由起子:
でね、
相談者:
うん
三石由起子:
もし・・これで名を成す子だったらね、
相談者:
はい
三石由起子:
ほんなあのお・・ユニフォームもらえたとかもらえないとかで悩んでないですよ。
相談者:
うーん
三石由起子:
ね
相談者:
そうですね。
三石由起子:
でつまりね、
相談者:
はい
三石由起子:
次女の特権は何かっていうとね、
相談者:
うん
三石由起子:
長女があ、
相談者:
はい
三石由起子:
一生懸命に努力して手に入れたことを、
相談者:
ふんはい
三石由起子:
たーだの楽しみにできるってことなんですよ。
相談者:
うん
三石由起子:
つまりね、
相談者:
はい
三石由起子:
ただの趣味とか娯楽にしてみたらね、
相談者:
はい
三石由起子:
凄い上手いこと行けるの、一生行けるの。
相談者:
・・うんー
三石由起子:
うん、同じ競技を・・何歳になってやろうがね、
相談者:
はい
三石由起子:
「ちょーっとあんた上手いじゃない」ってことになるわけ。
相談者:
あ、はいはい
三石由起子:
こーれは楽しいんですよね。
相談者:
ふーん
三石由起子:
だからね、
相談者:
はい
三石由起子:
このお、長女と次女はあ、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり分けて考えなきゃいけないし、
相談者:
うんうん、はい
三石由起子:
そしてこの次女さんが不幸だったことはあ、
相談者:
はい
三石由起子:
母親の目が自分だけに注ぐ時期い、が、あったって(苦笑)ほで、しかもまだあ、あとお、3年か、2年くらい続くっていうことがね?
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっとこのお、次女さんのご不幸なんだけど、
相談者:
はい、ふこ、不幸、うん
三石由起子:
ね、親がね、しなきゃいけないことはね、
相談者:
あ、はい
三石由起子:
楽しむってことを教えることなんですよ。これはどうやって、楽しむっていうこと、教えるかっていえばあ、
相談者:
はい
三石由起子:
それはあなたが楽しまないことには、楽しむってこ、ことは教えられないわけよ。
相談者:
そうです、そうです。
三石由起子:
あなたが辛くなれば次女さん辛くなっちゃうんだから。
相談者:
そうなんですよ。うん
三石由起子:
ここがね、母親のね、
相談者:
うん
三石由起子:
貫禄の見せどころだと思うんだけれども、
相談者:
はい
三石由起子:
うん、
相談者:
うん
三石由起子:
やっぱり、「楽しみましょう」っていうことをね、
相談者:
うーん
三石由起子:
口に出して言ってやること。
相談者:
は
三石由起子:
それとね、
相談者:
うーん、はい
三石由起子:
あの応援に行って帰って来た時にねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
「楽しかったあ」って言ってやらないと。
相談者:
・・結果がどうであれ?
三石由起子:
結果がどうであれ、子どもが出なくてもだよ。
相談者:
うーん
三石由起子:
「今日は面白かったねえ」って。
相談者:
あ、うん
三石由起子:
うん、なあ、「何々ちゃんも良かったじゃない、何々ちゃんも良かったじゃない」と。
相談者:
はい、うんうん
三石由起子:
「あ、面白かったねえ」っていうことをね、
相談者:
うーん
三石由起子:
本当に面白かったっていうふうに・・多分、思えないだ、ろうから、
相談者:
あはは(笑)
三石由起子:
本当に面白かったっていうう、なんかフリをしてね、
相談者:
はい
三石由起子:
それできますよ。子どものためなら。
相談者:
そうですよねえ。
三石由起子:
うん、今多分、あなたをお・・
相談者:
うーん
三石由起子:
あなたの友だちが見るとね、
相談者:
はーい
三石由起子:
楽しそうに見えないんだと思う。
相談者:
そう(苦笑)
三石由起子:
うん
相談者:
そう思います。
三石由起子:
うん、楽しそうに見えないっていうことはね、
相談者:
うーん
三石由起子:
あなたにもとっても不幸だけれどもお、
相談者:
はーい
三石由起子:
このお嬢さんにとっても不幸だし、
相談者:
はい
三石由起子:
この楽しくないっていうことがね、
相談者:
うん
三石由起子:
どれだけのことを潰してるか。どれだけの楽しみを諦めることになるか。
相談者:
そ・・
三石由起子:
このお、次女さんが、
相談者:
はい
三石由起子:
幸せになるか、不幸になるかは、あなた次第よ。
相談者:
(大きく息を吸って)うーん
三石由起子:
あなたが嬉しくしてればあ、
相談者:
うーん
三石由起子:
いい青春時代だと思うよ。
相談者:
あー
三石由起子:
うーん
相談者:
そうですね
三石由起子:
部活も楽しかった、あんなこともしたあ、
相談者:
うーん
三石由起子:
ママも楽しそうだったあ、
相談者:
うん
三石由起子:
うーん、あの、一緒にあんな、大会にも行った、こんな大会にも行った、あれは面白かった、
相談者:
うーん
三石由起子:
うーん、それがね、力になるんです、また、他のことをしようとした時にね。
相談者:
あー
三石由起子:
うん
相談者:
あ、これだけじゃないってことですよね。
三石由起子:
これだけじゃないに決まってるじゃん。
相談者:
はい(笑)
三石由起子:
これだけの子だったら、ユニフォームで泣いてないよ(笑)
相談者:
うーん
三石由起子:
レギュラーですよ(笑)うん
相談者:
そうですね、これだ・・
三石由起子:
うん、そんなもんが上に行ってもね、レギュラーなんか取れないですよ。
相談者:
あー
三石由起子:
分かるでしょう?
相談者:
はい
三石由起子:
うーん
相談者:
あ、これからの人生っていうことですね。
三石由起子:
そうだよお。それをあなたね、こんな16歳の子、潰す必要ないですよ。うん
相談者:
そっか・・
三石由起子:
うん、ちょっと、次女さん、大事にして下さい。
相談者:
あは(笑)
三石由起子:
うん
相談者:
はい、うん
三石由起子:
大事に仕方があ、
相談者:
はい
三石由起子:
違ってるようにしか思えないわたしは。
相談者:
そ、そうなんですよね。
三石由起子:
うん、やっぱり一緒に笑ってさ、
相談者:
あ、あーそか
三石由起子:
母親はあ、
相談者:
うーん
三石由起子:
あの子どもとお・・どのくらいの長さ、一緒に笑ったか。或いは子どもを笑わせたかっていう・・ことだけに価値があるんじゃないかな。
相談者:
うんそうですね。
三石由起子:
この時期に、わたしはそう思う。
相談者:
うーん
三石由起子:
うーん。大事にして。
相談者:
はい
三石由起子:
うん
相談者:
もう、はい
三石由起子:
ね
相談者:
なんか、分かりました。
三石由起子:
うん、はい、分かってくれるといいなあ、
相談者:
あは(笑)
三石由起子:
ホントに分かってくれるといいな。
相談者:
はい(笑)
(再びパーソナリティ)