離婚やむなし?措置入院となった産後うつの嫁を実家と嫁ぎ先で押し付け合う

(再びパーソナリティ)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
はい、よろしくお願いします。

坂井眞:
あのお・・どちらが負担するかって話から入りますけど。

相談者:
ええ

坂井眞:
そのお、今医療保護入院・・っていうことは、

相談者:
はい

坂井眞:
それは本来は、保護、保護者の立場にあるのは・・夫である、あなたの息子さんだとは思うんですよ、医療ほ、保護入院の手続きとしてはね。

相談者:
ええ

坂井眞:
本来的には。

相談者:
はい

坂井眞:
でただ、それと、そのお・・入院する時に、保証人、に、のサインをする、人は、別にいるわけですよね。

相談者:
ええ

坂井眞:
でそれは、あなたの側ではしてないわけですよね?

相談者:
・・入院時はしておりません。

坂井眞:
そのあとされた?

相談者:
そのあと、措置から一般、う、保護入院になった時にい、

坂井眞:
うん、うん

相談者:
手続きはしました。

坂井眞:
と保証人として、サインはしてるわけだ。

相談者:
ええ

坂井眞:
で、そうすると、病院としては・・えっと、あなたの、ご長男がね、

相談者:
ええ

坂井眞:
えー、保護者であり、且つ、うー、医療保護入院をの、ま、手続き変わりますんでね、措置入院とは。
あ、医療保護入院をするにあたって、医療費について、ちゃんと払いますっていう保証人のサインをしているんだったら・・病院からも請求が来ますっていう・・これは病院から見たら当然ですよね。

相談者:
ええ、そうですね。

坂井眞:
で、え、それが一つ。
病院からは、あなたの息子さんの方に、もしそういうサインをしてたんだったら、来ます。
で、それが一つと・・もう一つじゃあ、本来誰が負担すべきかというと、やっぱ夫婦なので、

相談者:
ええ

坂井眞:
本来、法律的に、民法上、そういう負担をすべきは・・夫であるあなたの御子息であり、そうすると、
「負担しないでいられる方法はないでしょうか?」と言われても、立場上・・負担すべきだし、手続き上もサインしちゃったんだったら・・息子が負担する、という話に・・

相談者:
うん(震えた声)

坂井眞:
息子って、夫ですね。

相談者:
ええ

坂井眞:
あなたから見て息子って言ってるだけで(笑)

相談者:
ええ

坂井眞:
あの彼女から見たら夫?

相談者:
はい

坂井眞:
の負担だというのが、理屈う、の流れだと思います。

相談者:
はい

坂井眞:
でそれが一点ですね。

相談者:
はい

坂井眞:
でえ、離婚については・・そのお、離婚、770条ってとこに民法書いてありますけど、そのうちのお、中の一つで、えー、精神病で、その、もう、おーその、回復の見込みはないような状況では・・あ離婚できるというような条項があるので、

相談者:
ええ

坂井眞:
ま、それは今の状況は分からないからね、

相談者:
ええ

坂井眞:
それで出来るとか出来ないとか、ここで軽々しく言えないんですが、

相談者:
はい

坂井眞:
夫婦関係として築けないような状況にあるんであれば、離婚の理由には、なりますけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
まその・・それは離婚しないと・・立場変わらないんですね、夫であり続けるわけだから。

相談者:
ええ

坂井眞:
その手続きをきっちりしないといけないですよね。

相談者:
ええ

坂井眞:
・・であのお、おー、ソーシャルワーカーの方、立ち合いで、病院で・・えー、「別れたい」と言ったんだけれどもお・・奥さんの方・・お嫁さんの方は全然、取り合わない感じでした?

相談者:
そうですね。

坂井眞:
んー

相談者:
もうなんか意地になっていて、

坂井眞:
うん、うん

相談者:
元々自我の強い方ですけど、

坂井眞:
うん

相談者:
意地になっていて、

坂井眞:
うん

相談者:
キリっと睨み返されちゃいました。

坂井眞:
うーん

相談者:
うん

坂井眞:
診断名とか、そういうのは、産後鬱で止まってんですか。

相談者:
お医者さんに聞きましたら、

坂井眞:
はい

相談者:
そのお、「最初の病名の・・延長」っておっしゃいました。

坂井眞:
最初の病名の延長。

相談者:
はい

坂井眞:
ちょっとよく分からないですね。

相談者:
えへへ(笑)

坂井眞:
あはは(笑)だってそれはあの、わたしも別にドクターじゃないから・・多少その、こういう仕事やってるからある程度の知識はありますけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
だからあのお、まあわたしの、お分野に戻ると、あの離婚が成立しないと夫婦でいるから、なかなか、負担しない理由って出て来ないじゃないですか。

相談者:
ええ

坂井眞:
「他にじゃあ誰だ」っていうと、「やっぱ夫だろう」っていうのが凄く強いですよね。

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
でじゃ、離婚が認められるのか?、っていう話は、どういう病気なんだろう?と、それはどういう風に治るんだろうか?、治療はどうなんだろうか?っていうことと関係をするので、
相談者:
んえー

坂井眞:
その辺をちゃんとそのお、何というのかな・・ドクターに、教えて頂いて、

相談者:
あ・・あのお・・

坂井眞:
いかないといけないと思うんだよね。

相談者:
掻い摘んだ話をすると、

坂井眞:
はい

相談者:
やはりそのお・・ほぼ一生?

坂井眞:
うん

相談者:
服薬っていうのは必要だっていうこと・・

坂井眞:
んなるほど。

相談者:
ええ、服薬っていうか、ま、かん、管理ですね、服薬管理いうか、

坂井眞:
はい

相談者:
・・「出来なかったら今回みたいなことにまたなる」

坂井眞:
うん

相談者:
「ということ、が、考えられます」ていうような、お話でしたね。

坂井眞:
えと、その奥様は、おいくつなんでしたっけ?

相談者:
36ですかね。

坂井眞:
36

相談者:
あ、7になったとこです。

坂井眞:
7になって、

相談者:
はい

坂井眞:
結婚して何年、なります?

相談者:
えっと4年ですね。

坂井眞:
4年

相談者:
はい

坂井眞:
・・で、結構付き合いは長かったんですか、結婚されるまで。

相談者:
うん、まあ、長かった・・って言えば長いんですけれども、

坂井眞:
うん

相談者:
何度もまあ、別れようと、し、したん・・のが、うちの息子の方ですね。

坂井眞:
あーなるほど。

相談者:
ええ

坂井眞:
じゃ付き合いは長いけど、ま、色々結婚するまで、紆余曲折はありました・・

相談者:
そうです(笑)そうです、そうそうそうそう

坂井眞:
さそういう感じですかね?あのお、簡単にまとめてしまうと(笑)

相談者:
ええーええ

坂井眞:
えだけど、ま、ゴールインをして、

相談者:
ええ

坂井眞:
でそういう付き合いの中で、何かこういう、精神的な病気だとかそういうことはあったんですか?

相談者:
その時は感じなかったんですけれどもお、

坂井眞:
うーん

相談者:
よくほら、あの結婚したら結構地が出る人っているじゃないですか。

坂井眞:
うーんうんうん

相談者:
「そういうところは多々あった」って言ってますね。

坂井眞:
あの、お母さんだって、当然それだけ長く付き合ってれば知ってるんですよね?、そうでもない?

相談者:
知ってる、うーん、でもお・・知ってるんだけどまさかここまでとは思いま、せんでしたね。

坂井眞:
うん・・うんなるほど。

相談者:
ええ、で・・こういう方にい、えっと病院にいるんですけれども、もう、とにかく、調停ということ、が、一番最初の、手続きで、

坂井眞:
はい

相談者:
例えば、病人に、こう・・お願いした弁護士に、接見に行ってもらうとか、そういうことはできないんですかね?

坂井眞:
えっと調停は、離婚調停を起こしてやっぱ本人が出て来ないと駄目なので、家事事件は。

相談者:
ええ

坂井眞:
調停を起こしてもなかなか進まないから、それで・・不調になって、次、訴訟を起こし・・すしかないって展開が一番、可能性強いなと思います。

相談者:
ふうん・・

坂井眞:
でただそこで、あのお、離婚理由とまでいかない、ただ病気だとしたら、配偶者が病気になってもう嫌だから・・別れちゃえっていうのは、それは裁判所認めないから、そういう話なのか、これは離婚やむなしの状況なのかっていうところは、ちょっと医学的な情報も含めて、よく情報を集めないといけないと思います。

相談者:
ああ、そうですか。

坂井眞:
はい

相談者:
分かりました。ありがとうございまし・・

(再びパーソナリティ)

離婚やむなし?措置入院となった産後うつの嫁を実家と嫁ぎ先で押し付け合う」への1件のフィードバック

  1. 家事育児ができない妻は必要ない夫と姑か…。精神がおかしくなった原因に、自分達も関与しているのではと考えないのだろうか。

    山田風太郎著・戦中派不戦日記に「彼女達が精神病院に入る原因を作った連中は、罪に問われることがない」というようなことを書いていた。現代でも、法律で裁きにくいモラハラやセクハラ、パワハラなどの人権侵害は昭和初期には問題にもならなかったから。

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