人と親しくなりたい。けど目的のない会話についていけない主婦。問題はどこに?
(回答者に交代)
最上雄基:
こんにちはあ、よろしくお願いします最上です。
相談者:
こんにちは、はい
最上雄基:
素晴らしくこう、自分のこと冷静に・・分析して・・驚くんですけれども、今、
相談者:
うん
最上雄基:
お話されてるときも、
相談者:
はい
最上雄基:
あのコミュニケーション・・凄く取れないっていうわりには・・パッパっとこう・・
相談者:
うーん
最上雄基:
あの説明・・なさいますね。ほん・・うん、え、
相談者:
あの先生がおっしゃったみたいに
最上雄基:
ええ
相談者:
目的意識があるものに関してはあ、
最上雄基:
うん
相談者:
あの考えて喋ることはできるんですけど、
最上雄基:
うん
相談者:
他愛なくう・・その場を楽しむことがあ・・あの難しい・・ような感じです。
最上雄基:
あのお・・感覚とか、空気のやり取りが、
相談者:
はい
最上雄基:
苦手なんですよね。
相談者:
はい
最上雄基:
こういう内容で、っていう、
相談者:
はい
最上雄基:
あの論議のようになってれば、いんだけれども、
相談者:
はい
最上雄基:
そうじゃないと、上手く話せない、何話していいか分からないとか、
相談者:
うんはい
最上雄基:
なんで、なんでそれをみんなで喜んでるのか分かんない。
相談者:
はい
最上雄基:
その感覚が、
相談者:
うん
最上雄基:
楽しめないってことですよね。
相談者:
はい
最上雄基:
ええ。これちょっと、心の中の・・話なので、あの物理的なことじゃないので、ちょっと想像・・してみて下さいね。
相談者:
はい
最上雄基:
え、人間っていうのは、あのまず自分の世界が先に完成するんですよ。
相談者:
うん
最上雄基:
で、それは、こう、子どもの時は自分ん、中心の視点でね・・物を見てるものだから、自分ん、だけのスケッチブックを持ってて、自分が見えることをそのまま描いて行って、
相談者:
うん
最上雄基:
みんーなも同じように見えてると思ってるんですよ。
相談者:
うん、はい
最上雄基:
で、それを、親がこう、感覚を、さっき先生がおっしゃったように共有してくれて、認めてくれる、
相談者:
はい
最上雄基:
「あなたここが駄目」って言わずに、
相談者:
うん
最上雄基:
「あー、何々ちゃんはこうなのねえ」って、「あーそうなのねえ」って。
あの「これって、そうなんだよ、あーなんだよ」っての、「うーんうん」って、聞いて、その世界を見てあげると、どんどんどんどん子どもは自分の世界が、
相談者:
うーん
最上雄基:
出来上がって行くんですよ。
相談者:
うん
最上雄基:
だけど、あなた、この世界を・・作る、
相談者:
うん
最上雄基:
もうホントに幼い頃の時点で、
相談者:
うん
最上雄基:
「あーしなさい、こうしなさい」って。「それじゃダメよ」って、言われたから、あなた自身、の、感覚ですよね、
相談者:
うん
最上雄基:
それは別に、他人と同じじゃなくていいんですけど、
相談者:
はい
最上雄基:
あなたはこれが好きとかね、
相談者:
はい
最上雄基:
うん。「社会的にはこっちがいいと言われてるけどもね、でもわたしはこっちがいい」とか。
相談者:
はい・・うん
最上雄基:
その感覚う、を、育てられなかったんですよ。
相談者:
うーんうーん
最上雄基:
だから、友だちと、
相談者:
はい
最上雄基:
あのみんなで、こう話してる時に、人を羨ましく思う。
相談者:
うん
最上雄基:
ね。それ・・他人が言ってることなのに、
相談者:
はい
最上雄基:
自分のスケッチブック完成してないから、
相談者:
はい
最上雄基:
他人のものを、自分のスケッチブックに持って来るんですよ。
相談者:
はい
最上雄基:
それで自分の中のものと比較して、どっちが立派かって、考えちゃうんですよ。
相談者:
はい
最上雄基:
したら「わたしのより向こうの方が立派だなあ」って思うから、
「あ、わたしのこれダメだ」って・・比較するために、
相談者:
うん
最上雄基:
相手の世界ではこうなのねって、相手のスケッチブック見に行くのじゃなくて、
相談者:
はい
最上雄基:
相手のものを、自分の世界しかまだ持ってませんから。
相談者:
うん
最上雄基:
てか、完成、できてませんから。
相談者:
はい
最上雄基:
それ、自分のスケッチブック見ながら、他人の世界の話聞いてるんですよ。
相談者:
うん、うん
最上雄基:
他人は、違う絵をね、
相談者:
うん
最上雄基:
描いてるのに、
相談者:
うん
最上雄基:
あなた自分の描き掛けの・・絵を見ながら、
相談者:
うん
最上雄基:
あの、「山ってこうだよね」って言った時に、
相談者:
うん
最上雄基:
友だちは、友だちが自分で描いたスケッチブックの山見ながら、
「この山ってこうだよね、あーだよね」って言うんですよ。そうすっと、あなた自分ん、で描いてる山見て、
相談者:
うん
最上雄基:
「えー、そうなんだあ」
相談者:
うん
最上雄基:
「この山そうじゃないなあ」ってガッカリしちゃうんですよ。
相談者:
うーん
最上雄基:
比較するもんじゃないんです。
相談者:
うん
最上雄基:
だけれども・・自分自身で、
相談者:
うん
最上雄基:
あの・・「ダメダメダメ」言われたら、自分の描いてた絵は子どもは自然に描いてたものですから、
相談者:
うん
最上雄基:
ね、見えたまんまのもの、それをどんどんどんどんこう否定されてったら、
相談者:
はい
最上雄基:
好きに描けなくなっちゃったんですよ。
相談者:
はい
最上雄基:
あの・・素直に、みんなのこう・・
相談者:
はい
最上雄基:
これってこの話題っていいのかなとか、
相談者:
うーん
最上雄基:
ね、こういう、席でこれは、とか、
相談者:
うん
最上雄基:
友だち同士でも、「これつまんないかな、良くないかな」とか、色んなこと考えません?
相談者:
考えます。
最上雄基:
ええ。え、頭ん中で・・喋る前に、
相談者:
はい
最上雄基:
何か見ながら喋る前に、「これどうかな?」って。
相談者:
うん
最上雄基:
一目気にして、出すか出さないかって迷いません?
相談者:
・・はい迷います。
最上雄基:
ええ・・その、迷ってる、っていうのは、
相談者:
うん
最上雄基:
自分の、世界はこう、って完成してないから。
相談者:
うん
最上雄基:
また好きなように、
相談者:
うん
最上雄基:
絵を描いて、自分の世界作って、「わたしはこうなんだ」って言ったら、「それじゃダメだよ」って来るの恐れてるから。
絵を描いてえ、
相談者:
うん
最上雄基:
スケッチブックに絵を描いて、見せても、「それならいいのよ」って・・何なら言われるだろうって、迷ってたら完成しないんですよ。
相談者:
・・
最上雄基:
何よりも、その人と仲良くなるために、
相談者:
はい
最上雄基:
みんなが雑談・・してるう、中で、
相談者:
はい
最上雄基:
「何が面白いのか分かんない」って言ったらもう・・空気が全然・・
相談者:
はい
最上雄基:
あの、共有できないですから、
相談者:
うん
最上雄基:
一緒に盛り上がれないですね。
相談者:
はい
最上雄基:
感覚の問題ですから。
相談者:
うん
最上雄基:
それは、やっぱり・・「何でそれが楽しいの?」って、自分ん、の世界と比べてるからなんですよ。・・んで、
相談者:
うん
最上雄基:
これを、
相談者:
うん
最上雄基:
あのどうして、行けばいいかというと、
相談者:
うん
最上雄基:
まず、自分の世界完成させてください。
相談者:
はい
最上雄基:
これは、
相談者:
はい
最上雄基:
人と比べずに・・自分に注目するんです。
相談者:
はい
最上雄基:
親が、共有してくれない、注目してくれなかった分、
相談者:
はい
最上雄基:
自分に注目して・・自分でね、一人の時間使って下さい。
相談者:
はい
最上雄基:
それでテレビにしろ、
相談者:
うん
最上雄基:
花とかね、
相談者:
うん
最上雄基:
あの、映画とか風景とか、何でもいいんですよ、色んなもの見て、
相談者:
はい、はい
最上雄基:
食べてく時に・・あ、わたし・・何でこう、これ選んだのかなあ、とか、
相談者:
うん
最上雄基:
わたし・・何で、これが好きなのかなあ、とか、
相談者:
うん
最上雄基:
いつもこうするのかなあって、自分に注目して、
相談者:
うん
最上雄基:
あ、わたしこういう人間なんだって、スケッチブックを、心のね、
相談者:
はい
最上雄基:
スケッチブックを完成させると・・必ず、人のが気になるんです。
相談者:
うん、うん
最上雄基:
「みんなはどうなの?」って。
相談者:
はい
最上雄基:
その時に、「へえ、わたしのと違うんだ、そんなのがあるんだ」って、
相談者:
うん
最上雄基:
必ず興味持って聞けます。
相談者:
はい
最上雄基:
だからこれをちょっと・・実践してみて・・貰いたいと思います。
相談者:
はい、はい
最上雄基:
それでは加藤先生お願いします。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)