両親とギクシャク男子大学4年生。再現する父親の説教がどう聞いても妻への不満
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
はい、だから今日あなた「両親と、上手くいて、行かない」って言いましたけれども・・正確に言うと、
相談者:
はい
加藤諦三:
両親との関係が上手く行かないんではなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
「わたしは、自分との関係が、上手く行きません」っていうことでしょう。
相談者:
・・自分ん、ですか。
加藤諦三:
うん
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の無意識に何があるかっていうことが・・あなたは気が付いてないんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた自分の願望がハッキリしないね、まず。
相談者:
あーしないですね。はい
加藤諦三:
うん・・偽りの自己でずーっと生きて来たから。
相談者:
はい
加藤諦三:
その偽りの自己の限界が・・留年っていう形で来たということですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・両親と上手く行ってないんじゃないんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
自分と上手く行ってないんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・だから、両親と上手く・・如何に上手くやるかなんて考える必要がない。
相談者:
あ、全くない。
加藤諦三:
全くない。
相談者:
はい
加藤諦三:
如何に、自分自身と、上手くやるかっていうことを考えればいいんです。
相談者:
・・はい・・分かりました。
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい、どうもありがとう・・
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございました。
加藤諦三:
あなた自身の歌を歌いなさい。あなた自身の絵を描きなさい。