結婚前から知っていた浮気癖。本命女が離婚する理由は夫の浮気
テレフォン人生相談 2017年3月8日 水曜日
夫は女性癖が悪く5回目の浮気が発覚。離婚したいが、生活が不安。生活費をもらいながらの離婚は可能?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女53歳 夫58歳 長女25歳 次女二十歳 姑と5人暮らし
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもしい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です
相談者:
いつも聴いております
加藤諦三:
最初に年齢教えてください
相談者:
はい、えー、わたしは53歳になります
加藤諦三:
53歳
え、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
50・・はっ、えー、はち歳です
加藤諦三:
58歳
お子さんは?
相談者:
えーと、女の子が2人で、
加藤諦三:
はい
相談者:
25歳と二十歳です
加藤諦三:
と、今は4人で、暮らしているわけですね?
相談者:
あ、あと、あのお、主人の母。
加藤諦三:
あ、そうですか
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました、で、どんな相談ですか?
相談者:
えーと、ま、主人の、女性クセが悪い・・
加藤諦三:
はい
相談者:
ということで
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、それはもう、あの、今回で、5回目。
加藤諦三:
5回、はい
相談者:
はい
ま、再三、色々、頑張って来たんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
もう、不信感しか、もう・・残らなくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
うん・・
加藤諦三:
で、恋愛結婚ですか?
相談者:
はい、そうです
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、ま、5回目というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
分かっただけで5回目ということですね?
相談者:
そうですね
加藤諦三:
そ、
相談者:
付き合ってから5回目です
加藤諦三:
結婚してから割りと早い段階から、ときどきこういうことはあったという・・
相談者:
そうですね、結婚する前に、初めてそういうことがあったということが分かって、
加藤諦三:
はい
相談者:
お付き合い、ま、付き合って、そういう・・婚約はしてなかったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのつもりで付き合ってたときに、初めてそれが分かって、
加藤諦三:
はい
相談者:
あー、と思ったんだけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、結婚しまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
それから・・ですね。
加藤諦三:
そうすと・・結婚する前にい
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、自分以外の女性と付き合っていることが分かってえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
分かりながら、その今のご主人と、結婚に踏み切っていくっていう・・
相談者:
そうですね・・
加藤諦三:
ところが、どういう、気持だったんですか?
相談者:
んーと、相手の方が、
加藤諦三:
うん
相談者:
昔のことな・・手紙を書いたのをたまたまわたしが見ちゃったんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
相手の方が結婚するんで、
加藤諦三:
はい
相談者:
今までの思い出え、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、主人にい、最後の思い出じゃないですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
そういうことを、したいと。
加藤諦三:
うん
相談者:
ていう、内容の、ま、色んな、ま、言葉だので、赤裸々なことは書いてあっ・・
加藤諦三:
書いたのを、あなたが見たということですね?
相談者:
そうなんです
加藤諦三:
そいで、見るっていうのは、
相談者:
はぁ
加藤諦三:
普通は隠しているから見ない、と思う、
相談者:
ですねえ・・
加藤諦三:
見れないと思うんですけど、
相談者:
うーん・・
加藤諦三:
ど、どうしてなんですか?
相談者:
うーん・・たまたまちょっとあの、掃除をしたんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、なんかこう、いつもそうなんですけどお、なんかそういうものって、引き出しの中にあって、なんか、見ちゃったんです・・
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
だから、ま、わたしにも非が、見なきゃいいものを、と思ったんですけどお、
加藤諦三:
うん
相談者:
うん・・やっぱり・・
加藤諦三:
ええ、ま、見なきゃいい・・けど、見たくて見るってのは分かるんですがあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、それえ、で、
相談者:
はい
加藤諦三:
恋愛、結婚をしていったという・・
相談者:
のは、ま、んと、そういうんじゃなくってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
まあ・・本気じゃないしい、っていう、
加藤諦三:
あ、本気じゃない、とご主人が?
相談者:
ん
加藤諦三:
結婚前に言ったということ・・
相談者:
そうですね
加藤諦三:
うん・・
相談者:
ま、いつもそうなんです
加藤諦三:
うん、うん
相談者:
うん
加藤諦三:
あなたとだけは本気だという言い方をしてたわけですか?
相談者:
そうですね
加藤諦三:
ふうん・・
で、その度にあなたはそれを信じていたと。
相談者:
そうですね。
ま、あのお、好きでしたから。
加藤諦三:
はあい
相談者:
はい
その、離婚、したいと思うまでは、とにかく踏み止どめるくらいマメなあ、人だったんですねえ。
加藤諦三:
うーん・・マメな人・・
相談者:
マメです。
加藤諦三:
なるほどねえ
相談者:
ええ
他所様から見ると、
加藤諦三:
うん
相談者:
いいなって、思うかもしれない・・
加藤諦三:
うん・・
相談者:
うん
加藤諦三:
ま、マメでない男性多いですからね。
相談者:
そうですね(苦笑)
あの、とてもマメな、男性だと思います。
加藤諦三:
ていうことはあれですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
外面あ、がいいけど、内面が悪いっていうタイプでは、ぜ、全くないんですね?
相談者:
そうですね、どっちかというと・・。
ただ、お酒飲むと人が変わっちゃうっていう・・
加藤諦三:
お酒を飲むと人が変わる。
相談者:
うーん・・
加藤諦三:
その、お酒飲むと人が変わるってのは、具体的に言うとどうなりますか?
相談者:
そうですねえ、うーんと、なんて言うのか、突然、怒り出したり、とかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
そうですね、たくさん飲むと手が上がったりとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
うーん・・それが、
加藤諦三:
暴力とまではいかないけれども、
相談者:
うん
加藤諦三:
暴力に近いということ?
相談者:
そおですね、だから、そういうときはホントに嫌ですね。
加藤諦三:
お酒を飲むと人が変わったとあなたは先ほど仰ったけれどもお、
相談者:
はい
加藤諦三:
正確に言うと、お酒を飲むと本当の姿が分か、見えるという
相談者:
あ
加藤諦三:
そういう解釈は出来ないんですか?
相談者:
そういう解釈です
加藤諦三:
そういう解釈ですか。
相談者:
はい、そうです
加藤諦三:
つまり、今のあなたに見せてる顔は、
相談者:
はい
加藤諦三:
仮の、顔ですよね?
相談者:
そうですね。
はい
加藤諦三:
うん・・
だから、あの、気に入られるための、周りに受け入れてもらうための顔ですよね。
相談者:
そうです、そうです。
加藤諦三:
・・
相談者:
そうです
加藤諦三:
そうですね。
相談者:
はい
加藤諦三:
だから、この、5回目って言いますけど、何人、女性がいたか知りませんけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに、好きではないですよね?
相談者:
・・
うん・・ん、そうですね
加藤諦三:
要するにちやほやしてもらいたいんですよ。
相談者:
あー
うん、そお、分かります。
そう言ってました。
加藤諦三:
あ、本人が言ってた?
相談者:
はい
加藤諦三:
うん
だから彼、おそらく、あなたあ、が別れるって言ったら、も、ビックリするんじゃないですか?
相談者:
いや、絶対にそれはあ、認めないです。
2回くらい・・あの、お願いした・・
加藤諦三:
あ、もう、
相談者:
ええ
加藤諦三:
あ、もう、離婚してくれってこと言ったんですか?
相談者:
ええ、も、このままだと、
加藤諦三:
うん
相談者:
前のときにい、今度有ったら、
加藤諦三:
うん
相談者:
文書に書いて、お家も、全部頂いて、あたしが。
加藤諦三:
うん
相談者:
お母さんも(財産も?)貰うから。
加藤諦三:
うん
相談者:
あなたはね、
加藤諦三:
うん
相談者:
一匹狼で出て行ってください。
加藤諦三:
うん
相談者:
いいよ、って。
お互い、じゃ、お前も書け、とかって言うから(苦笑)
加藤諦三:
うん
相談者:
お互い、名前の所だけ空けて、
加藤諦三:
うん
相談者:
自筆で書いて、
加藤諦三:
うん
相談者:
渡し・・もらってるんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
でも、そんなの・・ぺっと、捨てちゃうんですよね。
加藤諦三:
うん
相談者:
たぶん捨てちゃったんだと思います。
加藤諦三:
で、そのお、わたしが全部財産もらうしね、
相談者:
うん
加藤諦三:
なにもかもって、それを・・その内容は、
相談者:
うん
加藤諦三:
どうですか?、彼は、いいって言ったんでしょ?
相談者:
そのときはね。
加藤諦三:
そのとき、うん、だから、そのときはいいって言いますよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど、絶対ダメですよ、これは。
相談者:
(苦笑)そうですね
加藤諦三:
うん
相談者:
そこまで覚悟は、あるかな?っていうか、今回は、
加藤諦三:
いや、覚悟はするの。
相談者:
うん、そうですか
加藤諦三:
覚悟はするけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
も、その、覚悟を超えた、どうしようもないものがあるんです。
相談者:
そおなんですねえ・・
加藤諦三:
それで、そういうような状態だっていうのは今分かりましたね?
それで今、あなたは、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
不信感しかないから離婚したいということですよね?
相談者:
そおなんです
加藤諦三:
で、こんな状態の中でわたし、けっ、あの、離婚したいんだけどもお、
相談者:
はい
加藤諦三:
これで、こんなことで離婚出来るんでしょうかあ?っていう、相談ですか?
相談者:
そうですね、家に、あたしはここに居て、
加藤諦三:
ええ
相談者:
彼に出ていってもらって
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、今の、ま、ふた、母は、ま、ここに居な、居なければ、も、やっぱ、病気ですしい、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、一緒には暮らしますけれでも、
加藤諦三:
はい
相談者:
生活費とかを、
加藤諦三:
はい
相談者:
ちゃんと貰いながらの、
加藤諦三:
はい
相談者:
そういう、離婚っていうのは、可能かどうか・・
加藤諦三:
かということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあの、ほんとにね、最適の、先生がいらしてます。
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、弁護士の、塩谷崇之先生です。
相談者:
はい
(回答者に交代)
一見ヒドイ旦那だけど、相談者も煮え切らないなぁ。ホントに離婚する気、あるのかな?
今度やったら全財産渡して云々の誓約書だか契約書?を破って捨てた時点でも、相談者はキレないと。完全に舐められてるよ。
しかも、相談者の想定している離婚後の生活って、今と大して変わらない。客観的にみれば、縁を切りたいというより、浮気の制裁程度に見える。
多分、そういう所がこの旦那につけ込まれる(旦那にしてみれば、楽しい)んだろうな。
モヤモヤしながらも結婚生活続けそう。割れ鍋に綴じ蓋で、いいカップルだよ。