深刻度低。お婆ちゃんだけに向けられる中2孫娘の反抗期
テレフォン人生相談 2017年3月13日 月曜日
娘が昼間働いているため、中2の孫娘の面倒を見ているが、最近物を投げたり暴力を振るうようになった。どう対応すれば?
パーソナリティ: 今井通子
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女72歳 夫79歳 娘48歳会社員 長女14歳と4人暮らし 娘は長女が生後11ヵ月の時に離婚
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
・・はいもしもしよろしくお願いいたします。
今井通子:
はい。
今日は、どういったご相談ですか?
相談者:
はい。ちょっとあのおー、孫娘のことで、ご相談申し上げたいと思ってお電話差し上げました。
今井通子:
はい・・まずあなたは・・
相談者:
はい
今井通子:
おいくつですかあ?
相談者:
わたくしは、72歳です。
今井通子:
72歳
相談者:
はい
今井通子:
ご主人いらっしゃいますか?
相談者:
はいはい、79歳です。
今井通子:
79歳
相談者:
はい
今井通子:
お孫さんのこととおっしゃるとお、
相談者:
あのお、娘が48歳でして、
今井通子:
はい
相談者:
その娘の、子どもが、14歳の、女の子でございます。
今井通子:
はい・・お嬢さんのご主人は何歳?
相談者:
はい。あのお(苦笑)えっと、もその生まれて11ヵ月目に離婚しておりまして
今井通子:
あーなるほど。
相談者:
あの、はいあの家の方で4人で今過ごしております。
今井通子:
あ、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんも、お孫さんも、ご実家にいらっしゃるってことですね。
相談者:
はいはい、はい
今井通子:
はい。で、お孫さんがどうなさいました?
相談者:
はい、はい、孫があのお、今中学2年生なんですが、
今井通子:
はい
相談者:
中学1年生の頃から・・凄く反抗的な態度を取るようになりまして、
今井通子:
はい
相談者:
中学2年ぐらいから、ちょっと暴力が入るようになりまして。
今井通子:
はい
相談者:
物を投げるんですね。わたくしには当たらないように物を投げるようになりまして。
今井通子:
はい
相談者:
・・あ、それからちょっとここお、2週間ぐらい前から、わたくし目掛けて、物を投げて、来るようになりましたもんですから。
今井通子:
はい
相談者:
ちょっとどお、のようにして、対処したらいいかと思って、ご相談申し上げたんですが。
今井通子:
・・まずう、普段の、生活なんですがあ、
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんは、そうすると・・離婚されてからあ、
相談者:
はい
今井通子:
あの、お仕事をされてる?
相談者:
はい、もう、すぐあのお・・離婚しまして、
今井通子:
はい
相談者:
あのおー・・普通の会社員をしております。
今井通子:
そうしますと・・昼間はあ、
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんいらっしゃらないんですよね。
相談者:
昼は、はい、昼は、わたくしい、と、主人で、ずっと看ております。
今井通子:
そうするとお・・まず、第一反抗期、
相談者:
ふ
今井通子:
子どもの頃はどうでした?
相談者:
あ、その頃はまあそうですね、あ、まあまあ、なん、何事もなく・・しておりましたけど、中学1年生になりました途端にちょっと反抗的になりまして。はい
今井通子:
じゃ、小学校の時は、何もなく、
相談者:
はい。はい、あのなんに事もなく、過ごしておりました。
今井通子:
で、小学校と中学校、別な学校ですか?
相談者:
は、はい、あのお・・地元の公立の小学校から公立の中学校行っております。
今井通子:
ああ
相談者:
あのお、「小学校よりは、中学校の方が楽しい」って言いまして、
今井通子:
ああ、そうなんですか。
相談者:
お友達も、はい。お友達もいますし、
今井通子:
はい
相談者:
「夏休みも冬休みもいらないわ、学校行きたいわ」って言うぐらい。
今井通子:
あ、そうだったんですか。はい
相談者:
ちゅ、ええ、中学は楽しく行っております。それであの、反抗するわりには、何でも話すものですから、
「誰ちゃんと、誰ちゃんと」つって、全部、話してくれて楽しく行ってるよう・・でございます。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
で?どんなことで反抗されたの?
相談者:
反抗っていうのは、わたくしが何かちょっと注意(苦笑)しますと、
今井通子:
はい
相談者:
どうも、それに対してね、あのお・・あーん、「口出しするな」とかあ、「ババは・・ん、声が大き過ぎる」とか、「汚い」とか「臭い」とか(苦笑)そういうことを言うんです(笑)
今井通子:
うーん
相談者:
そんな・・であのね、あのお・・やっぱり、みんなと、寂しいんですかね、みんなと一緒のとこ、リビングで勉強するんです。
今井通子:
うん
相談者:
テレビがつい横にあるもんですから自分でつけるんですね。
今井通子:
うん
相談者:
だから、「勉強の時は、消そうね」とかって言うとね、
今井通子:
はい
相談者:
それが・・気にくわないんだか、その後、な、それが、その時はちょっと消したりするんですが、あとから・・溜まって来てわたしに、物を投げつけたりなんかし、て来るんです。まあ・・
今井通子:
その物を投げつけるようになったのは、最近なんでしょ?
相談者:
いや、ここ2週間ぐらいなんです。
今井通子:
うーん
相談者:
その前は・・あのわたくしにでなくて、他に投げておりました・・あのお、
今井通子:
あ、あの(苦笑)
相談者:
わたしに当たらないように。
今井通子:
鬱憤(うっぷん)を晴らすために。
相談者:
そう、そうなんです(苦笑)
今井通子:
他に向かって投げてた。
相談者:
はい
今井通子:
投げてるものは、何だったんですか?
相談者:
消しゴムとか鉛筆とか。
今井通子:
あー
相談者:
自分のほれ、文房具なら、糊とか。
今井通子:
うん
相談者:
そんなものですね。それで、主人と、自分の母親には、め、絶対にしないんです。・・物投げるっていうことは。
今井通子:
うーん
相談者:
わたくしにだけ向かって来るんです。
今井通子:
ま、一番ん、そのお・・お孫さんの面倒を看てらっしゃるのはあなたでしょ。
相談者:
そうなんですもう、背中で育ったようなもんでございます(苦笑)
今井通子:
うん、ふふふふ(笑)で、ご主人は、そのことについて何かおっしゃってる?
相談者:
はい。あのお・・ちょっとはまあ、男の人で強く言いますけど、
「そんなことするもんじゃないぞ」とか、ただ、わたしい、に、やる時に、見てない所でやるんです。
今井通子:
あー
相談者:
主人と母親が、いないところで、わたしに向かって来る・・
今井通子:
うーん
相談者:
だから、二人共、現場は見てないもんですからね。
今井通子:
はい。それとあと・・その2週間ぐらい前え、から、
相談者:
いや、わたくし・・
今井通子:
直接物が当たるようにい、
相談者:
そうです。
今井通子:
投げて来るようになられたっていう、
相談者:
そう
今井通子:
そのきっかけの時の、な、何か注意か何かなさった?
相談者:
あの、「勉強おー・・の、時間をもっと、あのお、早く、寝る前に、#$%◆じゃなくって、学校から帰って来たらすぐしなさいよ、それで早く寝なさいね」て・・そか「早く寝なさい」っていうのも気にくわないようなん・・
今井通子:
「早く寝なさい」って何時頃のこと?
相談者:
それが先生(しゃくりあげたように)・・11時過ぎるんですよ、寝るのが。
今井通子:
あら・・じゃあ、学校に行くのは、
相談者:
はい
今井通子:
朝起きるのは何時?
相談者:
朝起きるのはね、あの7時から、7時15分の間に起きます。
今井通子:
あ、そうなんですか。
相談者:
それがなかなか起きられないんです。
今井通子:
あ、まあ(笑)そうでしょうね、ふふ(笑)
相談者:
はは(笑)何回も起こさないと。
今井通子:
で・・お嬢さんはあ、
相談者:
はい
今井通子:
会社に出掛けるのは・・
相談者:
はい、あのお・・
今井通子:
あの、起きられるのは何時頃?
相談者:
・・あ、あのお、娘はもう、し、6時半には起きて、
今井通子:
うん
相談者:
・・それでえ、7時い、20分には家を出ますので。
今井通子:
あーじゃほとんど、あれですかねえ、
相談者:
そうです。
今井通子:
お、お嬢さんとお、お孫さんはあ、
相談者:
はい
今井通子:
普段は、顔合わせることがない?
相談者:
あ、まあ、でも夜帰って来て・・あの、は・・8時ぐらいには帰って来ますので、
今井通子:
うん
相談者:
だから8時から・・母親と居たいんですかね、じゅう、あのお・・どうしても夜・・遅くまで起きていたくってしょうがないんですねえ。
今井通子:
あとは・・
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんに、あなたが、その、
相談者:
はい
今井通子:
え、お孫さんが、反抗期で・・
相談者:
はい
今井通子:
なんか物を投げるとかっていうことに、
相談者:
はい
今井通子:
なっちゃった話はされた?
相談者:
はい、もう全部知っております。
今井通子:
・・でなん、ておっしゃってた?
相談者:
いや、それで、んま、あのお、孫に、注意するんですね。
今井通子:
あーそうなんですか。
相談者:
そと、注意すると、あとんなって、
「ババ・・お母さんに、チクったね」って(苦笑)
今井通子:
うーん
相談者:
こあの・・結構あのお・・興奮しますので、
今井通子:
ええ
相談者:
そういった時には、ギューッと抱きしめてやると、納まるんですねえ。
今井通子:
うん
相談者:
それであの、注意するとお、凄くう、あのお、そやって反抗して来るんで、ここんとこ、昨日お、一昨日になって、なんーにも言わないで普通の会話だけして・・何も注意しないでいたら・・
「随分冷たいわね」って言うんです(苦笑)
今井通子:
あらま
相談者:
わたしに。だから、い、あなのお、「注意すると・・あのお、嫌なんでしょう?」って言ったら、「うん、注意してもいいよ」って、こう言うんですけど、注意すればま、#$%◆でまたそういうこと言って、しなきゃしないで、「冷たいわね」って来るんですね。
今井通子:
うーん
相談者:
ですからどうのようにしていいかと。
今井通子:
うふふ(笑)
相談者:
はい
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですねえ、
相談者:
はい
今井通子:
心についてのエッセイストとしてお馴染の、マドモアゼル愛先生がいらしてますので、
相談者:
あ・・はい、よろし・・
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、よろしくお願いいたします。
今井通子:
先生よろしくお願いいたしまーす。
相談者:
はい
(回答者に交代)
全然心配いらないよね。このお孫さんは。
父親はいないけど、母親が父親、お祖母ちゃんが母親もたいなもんでしょ?
父親が(今回で言うところの母)が不在がちで厳しくしない。その分母親(今回で言うところのお祖母ちゃん)が口うるさく言う。
よくバランスとれてるじゃん。母親もお祖母ちゃんも煩かったらこの子の逃げ道がなくなっちゃって辛いだろうけど、そうじゃなさそうだよね。
単なる反抗期でしょ。
多分この子お祖母ちゃんの事大好きだよ。
甘えられるから反抗してるんだよ。
甘えられない人には反抗しないからね。
お祖母ちゃんが亡くなった時、この子は誰よりも悲しんでくれると思う。お祖母ちゃん大好きだと思うよ。
反抗期ではあるんだけど、
おばあさんが、反抗させてる。
「早く寝なさい」とか「勉強する時は、テレビ消して」とか。
言えば、どうなるかわかってるのに、
言う(笑)
言わなきゃいい。
言わなきゃ「冷たい」と言われると言うんだったら、いい所を言えばいい。
勉強してれば「頑張ってるね!」とか。
寝るの11時ころっていうの、
まあ普通だよ。
っていうか、そのくらいの子にしたら、早いくらいかもしれないよ。
とにかく、おばあさんが、孫にいろいろ言い過ぎ。
おばあさんは、自分のすべきこと終わったら、「おやすみ」って寝ればいい。
起きていて、孫のこと気にしてばっかりいるから、言いたくなる。
回答者も言ってるけど、
相談者は、孫を、幼稚園、小学校の時のままだと思ってる。
もう、中学生。成長してるのに。
学習しましょうよ、おばあさん。
でも、うちの姑の口うるささは、
相談者の10倍以上である(笑)
お孫さんは深刻度は低いと思う。
キツいのは相談者自身じゃないだろうか。
相談者が孫にかまいたがるのは、老いから来る寂しさじゃないのかな?
相談者自身の健康や生きがいは?
72歳で反抗期の中学生を育てるなんて、自分の子どもじゃあり得ない訳で。
反抗期のパワーを受け止めるには、相応の気力も体力も必要。
30代、40代の母親と同じことを求めるのは酷というものだ。
14歳の子は高校生になったらアルバイトしよう。
そのときが自立の始まり。
孫離れしていこう